今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

広島県福山市の鞆の浦に行って来ます。

2007-11-23 00:48:57 | 商店会長のコメント
財政の健全化は喫緊の課題であることは間違いありません。少子高齢化という働く人、いわゆる納税者が減り、高齢者が増えて社会保障費が増大する時代がもうそこまで来ているのです。これを解決する第一歩は歳入を増やし歳出を絞る事から始まります。歳入アップの大きな柱が消費税のアップであることはどなたもお分かりの事だとは思います。地域によりますが我々小規模零細の商店にも若干ですが光が見えて来たというこの時期に消費税アップの話は勘弁して欲しいと思っていた所に「来年度は消費税を上げる環境にはなっていません」という福田総理のお言葉、声を出すことの重要性を強く感じました。

本年は東京の食肉組合創立50周年の記念の年です。その50周年を祝って11月24~26日に開催される「理事支部長会台湾大会」に出席の予定でしたが、臨時国会の延長で自民党国会対策委員会から出国禁止のお達しが出て、ネオン輝く台湾旅行が耐震補強のシンポジュウム、「鞆・日本の心」に変わってしまいました。東京の肉屋さん総勢156人で行く台湾旅行が女房と娘夫婦4人の「美しい日本の家族旅行」に変わってしまいました。

まあ、そんな訳で広島県福山市のその美しさに全ての人が魅せられる、という「鞆の浦」ってとこに行って来ます。明日、24日は朝9時30分からパネラーをさせられるそうです。
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「消費税」は上げるべきではない

2007-11-22 06:06:37 | 商店会長のコメント
新宿区の一番北側に位置する早稲田には印刷屋さんが多い。もう少し江戸川橋、飯田橋方向に行き、文京区との区境になると、印刷屋さんばかりといってもよい町になります。小さいお店だけでなく大きな会社も混在するいわば印刷業のまちです。

その地域のお弁当屋さんから「夜の注文が増えて来た」という報告を受けました。やっと末端にも経済の動きが伝わって来たように思った途端、「2015年までに消費税を社会保障税と名称を変更して10%にした方が良い」という提言が自民党の調査会から出されたようです。

私は前述のように、地域性も大きいのですが、やっと好況感が最末端にも伝播して来たと思われるこの時期に消費税を上げる事はあの橋本内閣の時の3%を5%に上げて折角良くなって来た経済を先折れさせた、あの失政を学習していないのではと思えてなりません。

この国の経済は、分かりやす言えば2割弱の企業が8割の売り上げを持ち、8割の企業(中小零細、個人営業も含めて)が2割の売り上げを持っています。この2割の企業が大変好調なので消費税論議が財務省主導の下、行われているように思えます。しかし8割の売り上げ、いわば8割を買っている、消費しているのは8割の人たちなのだという事を忘れているのではないでしょうか。

車も住宅も、2割の会社に勤務している人だけが購入するのではありません。景気浮揚策と無駄を省いた小さな政府づくりこそが優先順位の高い施策だと私は思っています。

景気浮揚策と言っても従来の公共工事一辺倒ではなく、例えば生活必需品の消費税は3%に下げ、今後の生活に安心感を持っていただき購買意欲を高めてもらえるような考え方が重要だと思います。

机の前の議論だけでなく、答えはまさに現場に在るのですから政策担当者はもっと現場の声を聞き、現場の動きを注視する必要が有ると強く感じた、消費税論議です。
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11月21日・大新宿商業まつりディナーパーティー

2007-11-21 23:09:19 | 商店会長のコメント
15時から17時まで新宿区役所7階で開催された新宿区耐震補強推進協議会準備会に出席した後、京王プラザホテルで開催された大新宿商業まつりディナーパーティーに出席しました。新宿区商店会連合会傘下の商店会会員店舗のお店に用意された応募用紙に住所氏名を記載していただいたお客様の中から抽選で50組100名様を京王プラザホテルのディナーに御招待する新宿区商店会連合会恒例のイベントです。

美味しいお料理とお楽しみ抽選会、今年の抽選会の景品は「新宿区内で購入出来る美味しい食べ物、飲み物」というのがテーマで、事業副部長の私が担当しました。

北海道根室市花咲漁港の「浜ゆでカニセット」、滝川市「菜の花ドレッシング」、留萌市の「酒蔵ラーメンセット」、北竜町産のお米「おぼろづき」、深川市産のお米「ふっくりんこ」や栃木県茂木町の特産品、広島の人気商品から山口県周南市の「とらふぐフルコースセット」など、当たった皆さん全員に喜んでいただける品を御用意出来たと思います。

写真は食事が始まる前にホテルの料理長が今日のお料理の説明をされている所を撮りました。和洋折衷といっても中途半端ではない、見事と言えるお料理の数々でした。味も皆さん、大満足されたと思います。
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11月20日・猪口先生出版記念パーティー

2007-11-20 21:47:41 | 商店会長のコメント
18時からパレスホテルで元少子化担当大臣で83会、政策フォーラム「新しい風」で御一緒している猪口邦子先生の出版記念パーティー&猪口邦子を励ます会が開かれ、出席しました。

中川秀直、武部勤、伊吹文明と旧幹事長、現幹事長が次から次に御挨拶という豪華な顔ぶれのパーティー、来賓の皆さんもさすが軍縮大使経験者のパーティーにお見えになる方は上品さが違います。まあ、私は肉屋、八百屋、魚屋さんの集まりの方が落ち着きますが・・・。

写真は猪口ご夫妻を横にして武部会長の御挨拶です。
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11月19日・自分たち自身が変わらなければ

2007-11-19 23:59:20 | 商店会長のコメント
「自分の意見をハッキリ言える子に育てよう」と親や教師は言いますが何でも言えば良いってもんじゃありません。訊かれたら言えば良いのに何でもかんでも自分の意見を言うから、お山の大将の自宅から外に出て、自分が主人公でない世間の常識とのギャップに戸惑いが生まれます。兄弟が多く、近所の遊び場に「子供の世界」が有った頃にはそこを「場」にした世間修業も出来たのですが、今はその修行、訓練の場がありません。運よく早めに挫折感を味わった子は学習し、成長しますが逃げ込める自分の世界を持った子は長く苦労するように思えます。

自分が苦労したとは言いませんが、私は団塊の世代の一番後ろ、最終ランナーの位置に居ます。小学校の時は1学年7クラスの時もありましたし、低学年の時は教室が足りず午前と午後に分ける2部授業の経験も有ります。近所の遊び場で世間常識を教えられた年代です。その年代が結婚して親になり、その子供達が親になる順番に来ました。

私は運良く、訊かれなくても自分の意見を言わなければならない、自分の意見や思いを形にするのが仕事のお役をいただけました。だからドンドン言わせていただこうと思っています。そして同年代の皆さんには「自分達から変わっていこうよ」と申し上げたいと思っています。

「世間に波風を立てない」という事も大切だとは思いますが、もうあと何年かで60歳、次の世代に胸を張ってバトンタッチできる「まち」を作るのは我々の使命ではないでしょうか。ちなみに、私の誕生日は昭和25年の2月19日、24年生まれの方と一緒の早生まれです。
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しょせん国は変わらない、そう思う気持ちが改革を阻害・・・。

2007-11-19 13:36:57 | 商店会長のコメント
りそな銀行が時間外のATM手数料を今日から無料にしました。早稲田のエコステーションの前にも、りそな銀行早稲田支店さんがあります。早稲田のまちでは協和銀行という名前の時から店舗を構えている銀行さんです。今の新目白通り沿いではなく、都電の終点の信号を江戸川橋方向を背にして豊島区方面に右折し、神田川を渡る豊橋(ゆたかばし)の手前左側に石造りの外装だった時を覚えています。

手間のかかる少額預金者やまちばの自営業者は取引の相手にせず、ただただ効率だけを考えて来た都市銀行が徐々に、目先の利益だけでなく、もっと先の事を考える余裕が出て来たのかと感じました。

同じく、信用金庫、信用組合も全て「金融機関」という一括り(ひとくくり)で見る金融庁の姿勢に変化を持たせなければ地方経済の活性化は難しいと思っています。「成績の悪い信金は都市銀行と合併すればよい」という考えが監督官庁の金融庁がもし持っているとしたら決して認める事の出来ない、譲る事の出来ない認識だと私は思っています。

「そうは言っても国は変わらないよ」「お前のような新人議員に何が出来るんだ」等々の思いが意見として声になるならまだしも、思いだけで声にならない事がこの国の改革を阻害しているように感じています。

「一人の発言は不平、十人集まると声になり、百人集まると力になるのだ」と教えられました。声を集める活動を今後はどんどん増やしていこうと思っています。本ブログを読んでいただいている皆さんにもそのお手伝いをしていただきたいと思っています。「語る会」の開催予定を逐次掲載させていただきますので、お近くでの開催の時や、時間の都合が合うようでしたら、どうぞお誘い合わせの上、お出で下さい。

また、都内で5人から20人までの皆さんに集まっていただく「語る会」を「私も開催する」という方はコメント欄にアドレスを記載してください。追って当方事務所から連絡させていただきます。ブログ掲載時にはアドレス等は削除いたしますので御遠慮なくお申し出下さい。
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震災を切り口にした「まちづくり」活動

2007-11-18 16:05:03 | 商店会長のコメント
平成14年9月に防災功労者内閣総理大臣表彰を受けた全国商店街震災対策連絡協議会の取り組み、「震災疎開パッケージ」をもう一段発展飛躍させるために、主体を任意団体の連絡協議会からNPO法人の全国商店街まちづくり実行委員会に移し、震災疎開パッケージだけでなく、まちづくり活動全般に波及させる計画で現在動いております。

その概要が固まりましたので、現在、震災疎開パッケージを販売されている正会員の皆さんを対象に、移行する詳細な理由、新しい取り組みの内容等を御説明申し上げる会を平成19年11月27日(火)午前10時から開催することになりました。

現在活動中の皆さんに概要を御説明申し上げ、そして皆さんの御意見をお聞きし、平成20年から新たな体制で動き始めます。「震災疎開パッケージ」の内容も若干ですが変更の予定です。詳細については新たに立ち上げられる予定のホームページでお知らせ申し上げます。ホームページが開設され、内容が掲示されましたら本欄を通じてお知らせいたします。面白い物が出来そうです、御期待下さい。
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11月17日・鞆の浦&説明会と語る会

2007-11-17 22:21:05 | 商店会長のコメント
11月23日から広島県福山市の鞆の浦で開催される「鞆・日本の心」に出席させていただく事になりました。詳細内容は下記URLで御覧下さい。 
 http://www.tomo-friends.net/index.htm

11月27日(火)午前10時から衆議院第一議員会館第2会議室で震災疎開パッケージの販売をNPO法人商店街まちづくり実行委員会に移行する事についての説明会を開催します。

11月30日(金)16時から18時、武蔵野市で「語る会・第2回」を開催します。主催は安井潤一郎後援会幹事の淵上さんです。お世話になります。

12月4日(火)は神田神保町のおむすび茶屋さんで「語る会・第3回」を開催させていただきます。主催者は同じく後援会幹事の根本さんです。



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11月16日・ちょっと早い忘年会

2007-11-16 23:55:26 | 商店会長のコメント
私が早稲田商店会長だった当時に始め、毎年恒例になっている催し物の一つが「ちょっと早い忘年会」です。もちろん議員になる前からのこの催し、忘年会と銘打っていますが実際は、その年、1年間商店会がお世話になった役所の方や企業の皆さん、学生サークルから大学の先生までお誘いしての異業種、異世代交流会です。

昨年も早稲田のお蕎麦屋さん「金城庵本館」さんで開催しました。今年4月に商店会の方も相談役になり、議員活動の時間の方が当然多くなり、必然的にお付き合いの幅も早稲田関連の方よりもそれ以外の皆さんの方が多くなりました。それならば交通の便を考えると新宿が良いだろうという事で、今年の暑気払いで利用させていただき、大変好評だった新宿アイランドタワー44階の居酒屋「北海道」さんで本日19時から開催させていただきました。

スタッフ役の事務所の皆さんを含め100名に近い出席者で、賑やかに、そして楽しく忘年会を開く事が出来ました。御協力いただいた皆さんに心より感謝、御礼申し上げます。

忘年会終了後、10名近くの方が早稲田のアンテナショップに2次会でお出でいただきました。皆さんアンテナショップ事業を誉めてくれます。具体的な事例の積み重ねの中からスタンダードな店舗理論が作り上げられるのが分かっていただいたようです。次は「ちょっと遅い新年会」になるのではと思っています。
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11月15日・ミニ集会「語る会」

2007-11-15 23:57:33 | 商店会長のコメント
「古賀誠選挙対策委員長が小泉チルドレンの多くを切り捨てることを検討している」という情報を記事にした、今日発行の週刊新潮の中に私の発言が掲載されていました。記事全体は「新人議員が選挙が近いという噂に慌て、右往左往している」と面白おかしく書かれていましたが私の発言はちゃんと書いていただいたように思えます。

古賀先生は自民党の選挙を取り仕切るトップの立場に就任されたのですから負ける選挙をするわけにはいかない、だから選挙に強い、当選出来そうなメンバーを公認候補として揃えて総選挙に向かおうとするのは当然だと思います。

ただ有権者の圧倒的な多くは自民党や民主党の党員ではないし、政党が主宰する組織の構成員でもない、という事を既存政党の幹部の皆さんは正確に御理解されているのでしょうか。

マスコミもその圧倒的な多数を「無党派層」と位置づけ、記事の文言一つで右に左に揺れ動く、自分の確固たる考えを持っていない、主義主張の無い、政治にはまったく無関心の層、という決めつけ、取扱いは間違っていると思います。イデオロギー対決は終わり、2大政党制に移行していく過度期であるのだとすれば、1件づつの法案でどちらの党を選択するのかは違って当然だと思います。今後、自分の思いにより近い形でこの国を運営していくのは誰で、どの党かを選ぶのが選挙になるのだとすれば、自民党の中で強いか弱いかは世論の中のごく小さい一部にしかならないと思えてなりません。

そこでより大勢の方と膝をつめながら語り、そして聞かせていただくミニ集会を数多く開催させていただこうと思い、13日に第1回目を開いていただきました。私の後援会に加入されている方のお友達の会社のオフィスに10人の方が集まられ、約40分間お話をさせていただき、20分間御意見を伺う、という進行方法の会合でした。

11月30日、12月4日に第2回、3回が予定されています。各先生方が毎朝駅頭に立たれ国政報告をされています。私はこのミニ集会を続けさていただこうと思っています。
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