東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

タウンウォッチング 六本木情報②ミッドタウン「リッツカールトン」

2007-03-07 22:34:24 | 赤坂・六本木・麻布
 六本木ミッドタウンに出店する五つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」のホスピタリティとは!?
 ホスピタリティとは一言で云えば、(もてなし)のこと。しかし、根底にあるのはもてなしの心であり、その発露となると容易ではない。最も進んでいるのはホテルと言われるが、日本の伝統的旅館も負けてはいない。いずれも、高級、ラグジュアリーという言葉が似合うようだ。
 六本木ミッドタウンのタワー47階~53階を占める「ザ・リッツ・カールトン東京」(画像をクリックすると拡大)は、顧客満足度が高い世界的ホテル。ポピュラーな部屋で、一泊68.250円。ラグジュアリーホテルと言われる水準なのだ(*参考までに最もお高いリッツカールトン・スイートは一泊210万円!!)。
 「顧客1人ひとりのニーズを察知し、その期待を超えるサービスを提供する」という言葉がホスピタリティの精神を言い表している。“期待を超える”ところが、並みのサービスとは一線を画する「伝説となるサービス」を生み出す所以だろう。
 もてなし精神の発露には、くどいほどの基本の繰り返しがあるようだ。クレド(信条)を書いたカードを胸ポケットに入れて携帯、常に確認する。カードには、クレドの外、モットー、サービスへの三ステップ、従業員への約束、サービス・バリューズなど書かれているという。
 これを毎日ミーティングで繰り返し話し、従業員同士のズレを無くす努力をしているという。
*私は今、練馬「名店創造塾」という「名店」を目指すグループの塾長を努めているが、メンバーの“憩いの理容室”を標榜する氷川台「男爵」では、店長研修に(リッツカールトン一泊体験研修)を計画しているという。その意気や並みの店を超える研修費だ。店長個人の人生観を磨く上でも、得難い勉強となるに違いない。店のブランドイメージ向上に寄与する事を期待し、心意気を応援したい。
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タウンウォッチング 六本木情報①ミッドタウン

2007-03-07 13:42:33 | 赤坂・六本木・麻布
今年最大の話題となる事必至の「六本木ミッドタウン」、どんな様子かと行ってみた。工事中で入れないが、タワーや建物の駆体などは殆ど完成。写真はタワーを見上げたモノ(画像クリックで拡大できます)。
 ファッションでは神戸のリステアというユニークなブティックが核店舗で入るほか、英国コンラン卿と提携したひらまつ(広尾)のレストラン、お犬様的扱いのドッグ施設、(ホスピタリティ)で有名な五つ星ホテル「リッツカールトン」やサントリー美術館のミッドタウン内への移転、日本のデザインを世界に発信するという安藤忠雄設計の流麗な建物「21デザインサイト」…など、(富裕層)対象の匂いがする文化的「上質な日常生活」は、中流程度では手が届かないあこがれの空間となりそうだ。
 そこで、今ホットな六本木に焦点を当て、「国立新美術館」、夏木まりさん監修の個性的なうどんやさん、オープン前のスペシャルプレビューに行って観た感想など、シリーズでホットな情報をお伝えしていきたいと思います。ご期待下さい。
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