東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング 柏「Lohas」 ららぽーと柏の葉海のトイレ

2007-10-10 22:34:31 | ツクバXP沿線、羽田空港国際線ターミナル
 東京タウンウォッチング 柏「Lohas」 ららぽーと柏の葉海のトイレ

最近は、どこのトイレもキレイになりました。きれいにするのが差別化だった時代を経て、いまは、何かストーリーを持たせる方向に進んでいるのかも知れない。
ここ柏の葉SCの海のトイレもそんな流れに乗ったもののようだ。女性のMYさんに感想をお聞きしてみた。以下…
 『海のトイレ?・・きっと紺碧な海の中にいるような感じかなと思って入ってみましが、写真のとおり青使いの照明と珊瑚礁をイメージしたタイル張りの内装・・少々イメージダウンの感もありましたが、洗面とは別にパウダーコーナーも併設されていて、女性には大変うれしい配慮です。親子連れにはおむつ換えコーナーや授乳室がないのは(確か)残念です。』(*写真は、9/30の柏Lohasの分と合わせてご覧下さい)
コメントからしか窺い知れないが、中々良い感じのようですね。

 隣の駅「おおたかの森」で下車、駅前に出来た「おおたかの森SC」へ寄ってみる。ここは、高島屋系のデベロッパー「東神開発」が手がけたSCとあって、高島屋デパ地下を誘致して注目されたところ。まだ、発展途上の駅という点を斟酌しても、郊外にデパ地下…??がつく閑散振りだった。横浜のららぽーとにも、大丸のデパ地下が入ったが、こちらはトントンのラインとか。
 百貨店側とデベロッパーの思惑が一致して、この流れは続きそうな気配だが、まだ試行錯誤の域を出ないようだ。
 クイーンズシェフ伊勢丹が先鞭を付けた形だが、成否は立地も関係し、一様ではない。さすがのクイーンズシェフも、自由が丘では撤退した。ブランドイメージだけで成功するほど甘くない。今度は、横浜の駅地下街に大型のショップを出店したが、こちは最高に近い立地条件。立地に左右される小売業の本質が垣間見られるということか。

コメント (2)
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