東京タウンウォッチング 銭湯が(手軽な)アロマ、岩盤浴で人気浮上
銭湯の数が減っている。そんな中で、アロマテラピーや岩盤欲を併設した銭湯が、ご近所感覚のお手軽プライスで、若い女性に人気だという。
確かに都心で通勤服を着替えてアロマをするより、下駄履き感覚で、週末なんかのんびりできて(手軽に)綺麗になるなら日頃の疲れも癒されるという一石二鳥ですね。
「巣ごもり消費」などといわれ、自宅にいる時間が長くなるのも銭湯にとって追い風だろう。サウナ付きのスポーツクラブを銭湯代わりに愛用している私などもこんな施設があれば、もっと有り難いと思う。
ポイントは、独り暮らしの女性が増えて、(手軽な)近さ、料金にある。因みに、品川旗の台の新生湯という銭湯は、良い香りに包まれてマッサージをして貰うアロマテラピーが、入浴料込みで950円から2450円と格安でできる(*画像は、膝、足裏マッサージのイメージ)。自治体の補助という恩恵もあり、住宅地の銭湯も、発想と投資によって甦る例だろう。
「エチカ池袋」に出店したパナソニック電工の有料トイレとパウダールーム、エステのショップも簡便さがウリになっている。(簡便さ)と(安さ)のキーワードが消費傾向として続く気配である。(-_-)