キャッチコピーの効き目ナンバーワンは→ №1 !?
ビール戦争でアサヒとキリンが熾烈な№1争いを繰り広げている。メトロつり下げ広告で目に付いたキャッチコピーについて考えてみた。
お互いに、「№1」を謳って競っている所を見ると、「№1がキャッチコピーのインパクト有り」と感じ取っているからだろう。統計は知らないが、雑誌でも推理小説「人気第一位」を帯に謳ってリバイバルブームになったことがある。
上のアサヒパードライの広告。「うまいをかたちに~プロジェクト第一弾」……《これがビール売上№1の責任》とある。
これに対してキリンのどごし生は、「のどごし4連覇!…《4年連続売上№1》…ときた。第3のビールで売上ナンバーワンらしい。
更に、アサヒは「クリアアサヒ」(発泡酒)を《麦の新ジャンル№1》を謳って、メトロつり下げだけでなく新聞の全面広告まで打った。(*№1の文字だけがやけにデカイ!?)
凄まじいばかりのナンバーワン合戦。裏返せばそれだけ№1は殺し文句として効き目があるという事だろう。
これに対して、劣勢のサッポロ「麦とホップ」は、一寸手を変えて「こんなに売れてしまいました…と缶を積み上げて、人気感で勝負している。頑張れと言いたい所だが、ナンバーワンを謳えないのは苦しい処だろう。
食品系でも、至る所でキャッチコピーを工夫しているが、目に付いた「梅のど飴」(梅系が好きなので…)のコピーも合わせて考えて見た。以下メモ書き
『殺し文句は 何を連想させるかがツボ →連想ゲーム。
「梅のど飴」 梅➡紀州➡紀州梅使用 梅➡体に良い➡健康
ビール系飲料売上№1 №1→最も飲まれている→旨いから皆が飲んでいる→安心→品質への安心感→味にも納得→これなら安心→飲んでみよう 』