伊豆半島の付け根にある三島。そこは湧水と三嶋大社で名高い町だ。お正月の準備をしている年末に訪れた。
三嶋大社は三嶋大明神と称せられ、富士火山帯の根元の神、伊豆の国魂の神、国土開発の神としての信仰されてきた。中世以降は武士の崇敬が篤く、特に源頼朝は三嶋大社の御例祭の夜に神助を得て旗揚げに成功したことから、神領を寄進した。北条早雲も小さなネズミが杉をかじり倒す夢を見て、三嶋大社が自分の将来を教えてくれたと喜んだと伝えられている。子年の早雲と関東の上杉氏をネズミと杉に見立て、その後相模の国に進出し支配下に置いたそうだ。
総門。
神門。
本殿。
本殿の内部。
本殿の飾り。
「初春の 三嶋大社の 夢占い」