写真は、扇風機の操作部周りである。プラスチック部分に多数の虫食い穴のようなものができてきた。そして、穴となった部分はそれぞれが一つの砂粒のような粒子となって、付近に散在している。
型式MF-306 ARHの2台とも、程度の差こそあれ現象は同じである。問題の扇風機の製造時期・購入時期を忘れたが、少なくとも二十年にはなっていないような気がするのだが?
これ以外の扇風機(森田電工 扇風機 MF-33REx1台)では異常がない。
環境対策の一環として、容易に自然分解するプラスチック素材を採用したために起こった現象であろうと思っている。
これが原因となって、通常数十年間は使用できる扇風機が早期に使用不能になっては本末転倒である、なんのための環境対策といえるだろうか?
夏の節電対策の重要な器具である。このような現象で寿命になるのでは早すぎると思われるが、いかがであろうか?