大学病院では肺の内視鏡検査は行なっていないとかで、肺がんや結核の専門病(財団法人岡山県県健康づくり財団附属病院)を紹介された。
大学病院では感染力の強い結核も取り扱わないとのことで、結核と診断された場合には、入院治療ができるこの病院を紹介されたのだった。
8・9・10日で2泊3日間の検査入院をしていました。
左鎖骨の裏側、背骨に近い部位にある影に内視鏡を入れ細胞のサンプルを採取しました。
検査結果は17日に大学病院で行われる予定ある。但し、この時点では肺がんかどうかの判定のみが出る事になると聞いている。
結核かあるいはその他の感染症なのかどうかの判定は、培養が必要なため数週間後となる見込み聞いている。
内視鏡検査について;
肺というか気管支というか、内視鏡を入れるのは初めてで不安でしたが、実際には思ったほど苦しくはありませんでした。以下のその経過を簡単に書いておきます。
午前9時以降絶食、午後1時半点滴開始、ここまでは自分のベッド。
午後2時から検査を行う場所に移動、準備作業として、まず吸引(風邪を引いた時に薬を煙のようにして吸い込む)が5分。(おそらくこれも麻酔の一種だったでしょう。)
次に、右腕付け根の筋肉に麻酔の注射1本。(これは大変痛かった)
さらに、最後の麻酔として、担当医がスプレーで喉の奥に麻酔剤を散布した。(歯科で使う麻酔薬と言っていた。)これで麻酔は完了。
次に、X線TV室に移動し、内視鏡の挿入が始まった。
喉部を内視鏡が通過する時の数十秒が最も苦しかったが、”喉元過ぎれば”の言葉通り、それ以降は痛くも痒くもなく、15分くらいであっという間に検査が終わった。
年間200件くらい検査をこなすとのこと。ベテランチームなのだろう、あっという間のことだった。
その後、2時間は安静にし、麻酔が覚めるのを待つ。そして4時半頃ホットケーキの軽食(昼食の代わり)、続いて午後6時から夕食。
ただ麻酔の影響か、なんとなくぼんやりした感覚のママ一夜を過ごし、退院。
ぼんやり感が残っていたのだろう、会計を済ましてバスに乗り込んだが、そこで忘れ物に気が付いた。(始発バスが、10分ほど早く着ていたため、病室に戻る余裕があった。)
慌てて病室に取って返し、無事忘れ物を受け取って、再び病院始発のバスに乗り込み、帰宅できた。
10日の日は、バスの中でうとうととなり乗越の心配があったし、11日朝も起きにくかったのは、麻酔の影響だったように思える。
今となっては、17日の検査結果が出るのを待つだけである。