町内の役割分担あみだくじの結果、小生は体育委員となった。住人のほとんどは還暦以上という高齢化地区なのだからどうしようもない、どのように選んでもあら還やあら古希になってしまう。
恒例の地区大運動会は10月10日近くの小学校で開催予定。あら古希世代の小生も三十数名の各町内からの世話役に交じって、お手伝いを毎週の頻度で行っている。当然ながら活動の中心はなんといっても、希少価値といえる三十代・四十代の若手である。
大幅に不足している出場選手勧誘の最後の手段は、これらの数名の若手が機関銃のようにかける携帯電話であった。1時間くらいで数十名の出場者を獲得し、無事出場者名簿が完成した。小生は、若手の行動力と世間・交友の広さに羨望と尊敬を禁じ得なかったのであった。
この場で小生が不思議に思ったのは「なぜ固定電話に連絡をしないのか?」という点であった。大きな理由は「迷惑電話対策として、多くの家庭の固定電話が留守電モードに設定されている」ことにあると聞いた。
数年前から小生は「24時間留守電モード」に設定して迷惑電話対策を実行している。これはあくまで小生の独創だと思っていた。そしてその頃多少自慢げにブログにも書いたのであるが、今日では少なくともこの地区では、「迷惑電話対策」に「24時間留守電モード」が普及していることを知った。
迷惑電話が広く蔓延しているかを証明している現象である。同様に迷惑メールにも毎日悩まされているのだが、これらは便利さが生んだ陰の一面である。ヤレヤレ!