ヨーロッパ大陸は、古今東西戦争と民族紛争の巣窟かもしれない。そこには宗教戦争という要因が横たわる。資源の争奪とそれを合理化する宗教の権威。そんなことを考えながらの散歩道。ラジオで誰かがこんなことを朗読していた。老子の言葉かな? . . . 本文を読む
非戦闘員、市民が逃げ場を失い、死に面している惨状だが、戦争の目的が分かりにくく、絶対悪だという人類の信念と平和への誓いがどこかに吹っ飛んでいる。これは大国間の資源獲得を巡る利害として今なお見られることなのかそれとも、民族、宗教をめぐる排斥、憎悪の延長なのか、わかりにくい。 . . . 本文を読む
10年ごとに大きな変動がある。2011年の東日本大震災、2020年のコロナ禍。これは文明への弔鐘である。さて2030年は?すでに物質文明は腐熟状態、廃棄物に押しつぶされつつある。なかんずく二酸化炭素の増加は、人類にその始末を要求している。現代文明は別言すれば二酸化炭素ゴミ放出文明なので、ここを制御できれば文明の形はすっかり変わるのではないか?この制御法を巡って、各種の夢想が提起されている。産業構造の縦型から横型への転嫁など。 . . . 本文を読む
明治以来の憲政の歴史において腐敗汚職はいたるところにまん延し、構造化してきたが、今日においては極端に大胆化し、さらに私物化の様相を呈しているようだ。安部夫人の行政私物化は見るに堪えないものがあったが、引き続く菅氏のそれは、アベノ陰に隠れて、輪をかけて大胆かつ陰湿になっていた。菅氏のそれは長男を総務省、昔の内務省に関係づけさせて、首相の人事権を背景に、官僚を動かし、私物化に利用するものだった。陰湿化は官僚組織と政治組織、そしてひそかにマスコミ組織を構造的に腐食させている。民主主義の形骸化、主権在民の様々な支えを腐らせるというとんでもない悪質な事態が進行中だ。 . . . 本文を読む