戦争がいかに狂気を暴発させるか、日本の敗戦の年の空襲を振り返らざるを得ない。万を超える死傷者が連日出ているのに、天皇制政府は戦争継続を叫び、停戦とか講和のすべを知らない連中が日本の操縦をしていた。昭和の20年以前に戦争を終結させていたならば、歴史に「もしも」を入れて考えるべきではないかも知れないが、政治とか外交とか言うものがいかに大切かを改めて思い起こす。 . . . 本文を読む
誰でも戦争を憎む。反面、誰でも憎い敵に対しては武力で一撃を加えて黙らせたいと思う。北朝鮮がテポドンを発射するという。こん畜生と思う人は多いはずだ。ミサイルにはミサイルでという気持を、前後のことを考えずに人々が持つとき、そこに狂気に通ずる回路が見えるようになる。
この心理を操り、軍拡主義者は増殖をもくろむ。 . . . 本文を読む