大企業が栄え、その傘下に隷属する、国境の無い大軍のワーカーたち。多くのワーカーは生活設計できない状況になっている。就業の形態が不安定で、雇い主の形態も状態も不安定であることによる。数字上の国民総生産は、世界第三位でも、労働の再生産と安定居住ががおぼつかないところに追い詰められている国民、中でも若年層は、子供を産み、育てる条件を狭められ、国からも社会保障の手当がおぼつかない。加えるに高齢化で親の面倒をみなければならない。子供の貧困が将来の社会的格差をひどくおし拡げる。ストレスが増し、博打が流行る。地方があって、食べるものやエネルギーにこと欠かかない地域経済があって、そこに安定居住が見通せる。 . . . 本文を読む
「野生のイチゴで作るジャムが、販売品より美味であることを知って採取しているスコットランドの農民を見た」(四出井)「五感がバランス良く機能している人が健康である。自らと自らを生み出した文化の器である里という環境の中でこそ、人は生きられる。」 . . . 本文を読む
南半球の大半は植民地だった。ほとんどの国は、英領、西領、仏領、蘭領、独領、伊領、白領、葡(ポルトガル)領だった。遅れて米国が参戦し、更に遅れて日本が、更に遅れてロシア(ソ連)が、中国(現在)、踏み込んできている。これは人類史上で異常な出来事で、わずか500年の期間である。そして長続きしないし、固定するはずがないという流れが顕著になっている。この手法(お金や武力で民族を従わせる手法、途上国では、農業ではプランテーション方式、ランドラッシュ方式)は、世界を覆っている民主主義・民族自決・多民族共生・食料主権の思想に真っ向対立しているので、これからはそういう手法は無効で、摩擦を生じさせるだけで衰退しかない。21世紀の世界は、間違いなく資源食料を中心とした、環境保全的な国作りの方向に向かうだろう。 . . . 本文を読む
1月30日、京橋区民館において、岩崎透氏の参加も得て、山代ブラジル会の今年第一回例会(通算35回)が開かれました。参加者は、30名近くとなりました。(事務局で集約) 日伯修好120周年の意義と関連イベントの紹介が岩崎氏から、またその補足が、清水裕幸氏(在日ブラジル商工会議所)、櫻井敏浩氏(ラテンアメリカ協会)からなされました。その後、参加者全員から自己紹介と、この会に対する期待や注文を頂きました。共通点は、日伯の交流を多角的に、それぞれの立場から深め、また発展させること、その足場(プラットホーム)として当会を充実させ、建設的な議論も発展させることでした。 この会は、個人が集まって建設的な意見や提案を持って交流するサロンであり、議論の先には一歩踏み込んだ「事業」も展望できます。 幅広いご専門を擁する当会にとって、ひとりひとりが微力でも、これを集めれば、何れ大河となる源流を作ることもできるでしょう。 . . . 本文を読む
「昨年末位から、何処からともなく「楽しく」という言葉を目にしたり耳にしたり、心に留まる機会が増えました。実は私は、人前で演奏する事に「楽しさ」をほぼ見い出せずに「緊張」や「恐怖」と闘い続けてこの年齢まで来たように思うのです。音楽は大好きですが、本番が好きとはどうしても思えなかった。お仕事をいただくので必死になって取り組んできた・・・お仕事だもの、楽しむものではない・・・そんな風に思い込んできたのです。でも、少しずつ、本当に少しずつですが、無我の境地で本番を乗り越えられた時の喜び、演奏を通してお客様との交流が出来た時の喜び、それらは素直に楽しいものだなと。その気持ちはとても清々しいです。 . . . 本文を読む
ヘーゲルによって確立された弁証法は、未だしっくりと分からないところもあったが、事物を複眼で、対立において見るという点については、膝を打つように納得できる。表面化する真実、つまり事実が作られた経過に、見えざるところで相互作用の何者かが形成されており。それを透視することで、事物の運動形態も分析できるという考えである。事物の一面だけを見ていると、肯定的に物事をとらえ、無常観にさいなまされて、あたかも不動のものとして認識し、それが持つ内面やそれが発する今後の運動を見落とし、もちろん思考もが停止します。 . . . 本文を読む
「ハラスメント(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言い、その種類は様々。他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えること」と定義。
ハラスメントで使われる用語の大半は差別用語と言われ、放送禁止用語にもなっているとか。
また、ハラスメントの類型も多く、セクハラ、パワハラ、ドクハラ、アカハラ、ジェンダーハラ、モラルハラのように分類されているようだ。
それとは放送禁止用語で調べると、あるはあるは。 . . . 本文を読む
ある国会議員がこんな言葉を連発していた。天とは太陽、地とは水、人とは人。昔からいわれていることだ。私は、次のように改変したい。天とは使命、地とは自然、人とは意思。人は使命感を持って、意思を働かせて自然に向き合い、創造をする . . . 本文を読む