環境とは？ そもそも論

 

地球環境の劣化はどのような現象を言うのであろうか？

 

1．化石燃料の放出による大気中にCO2、メタン等の蓄積。

2．緑、土、水の減少、生命の多様性と持続性の喪失。

3．放射性物質による疾病と遺伝子撹乱

5．化学物質、遺伝子組み換え食品の生体への侵入

6．化学物質、遺伝子組み換え物質のゴミ蓄積

7．農林水産業の水、土、緑からの剥離。

8．食の安全性、自家中毒の増大

9．戦争をしない、核兵器をやめない人智の貧困

 

「発展」した経済とそのグローバル化は、その担い手である国家や企業に、まとまりを持った環境変化への抑制的な戦略がない。富と利潤を維持しつつ、1～9を解決する知恵を見出していない。すなわち、富と利潤の裏で自壊を免れない悲劇が準備され、出番を待っている。

 

 

現今の体制の環境問題解決へのシフトチェンジは到底考えられないので、残る手段は、市民、労働者、生活者の連帯、共同による、現場主義と環境諸科学の活用による生活革命、産業革命を地域ごとに起こしていくことであろう。これは、グローバリズムの足許を溶かし去り、その牙城としての人口集中の都市構造の緩やかなアウフヘーベンに繋がるだろう、