山代ブラジル会は2007年に農業の専門家や食品の専門家など技術者を集めて発足した。そしてこの会はブラジルにも会員が増えて、隔月、会合を持つに至っている。ブラジルは日本の国土の23倍もある大国である。これはお隣の中国にも比肩する。もちろんアメリカ合衆国の大きさとも引けを取らない。ちなみに欧州の全体を足してもブラジルの規模に達しない。これほどの大国だが、まだ人口は2億にも行かない。子供の数も多く決して少子高齢化の国ではない。日本と違いこれから旭日の勢いをもって、世界をリードする大国である。
第14回山代ブラジル会は、12月14日に八丁堀で行われた。この日野議事録を示す。第14回山代ブラジル会議事メモ(久本:091214)
1.日時:2009.12.14(月)18時~21時
2.場所:八丁堀会館 3F第6会議室
3.出席者:山代勁二、華田克則、大塚克巳、渡辺忠、笠原敬介、岡地慶直、今尾貞夫、古海洋一郎、秋元りる、山際貴雄、高橋貞三、田中満直、久本泰秀、櫻井淳、山内偉生、野村雄造、山地進
4.メモ
4-1 山代会長挨拶
① 21世紀の夢を持ち、ブラジル会(2007年発足)を進めたい。
② 協力し合えるものを見つけたい。市民的アプローチでやっている。
③ ブラジルのカウンターパートが6名いる。時々参加してもらっている。岩崎氏が現地で成功しており、この会にも協力してくれている。
④ 今日は、岡地氏のブラジル現地視察報告がある。
⑤ 平和の問題も含めて感じたことを示唆いただきたい。
⑥ 農業、食、工業関係者がバックアップしてくれている。
4-2自己紹介(順不同):キーワードなど
① 山代勁二:会長
② 華田克則:地域農業事業研究所、畜産、水産、ベンチャー会社
③ 大塚克巳:アマゾンへ子供人材派遣、元前橋市長
④ 渡辺忠:オイスカ、人材育成、農業、ブラジル8年、米州開発銀行
⑤ 笠原敬介:冷凍機、産業用温度、水の確保、人工ダイヤモンド、ロシア牧草の話、白樺のウオッカなど、
⑥ 岡地慶直:演者、ブラジル調査、農業
⑦ 今尾貞夫:医者、アフリカの金集めや人材派遣など、砂漠の緑化ノウハウなど
⑧ 古海洋一郎:リサ研究所、農業ビジネス
⑨ 秋元りる:リサ研究所
⑩ 山際貴雄:ブラジル馬鹿、旅行会社
⑪ 櫻井淳:三菱商事:03-3210-5681、ブラジル5年、
⑫ 山内偉生:共同組合懇話会;元農業新聞社
⑬ 野村雄造:全中OB、はじめて参加、東大、JICAでパラグアイ、サトウキビ、
エタノール
⑭ 山地進:元農水省、農業新聞社の元ジャーナリスト
⑮ 高橋貞三:アーゼロンシステムコンサルタント、
⑯ 田中満直:食品分析専門
⑰ 久本泰秀、:元日立製作所、エーアイサービス(有)代表
4-3 ブラジル出張報告:
岡地慶直氏(当日配布資料参照)
① 総合商社、バイオテクノロジー、バイオエタノール会社設立。
② アメリカの価値観に疑問を感じている。
③ 2009年9月17日~24日 サンパウロ、他を調査旅行したので報告する。
④ JACTO社(従業員3000名):西村氏(99歳)が立上げ、大成功した。プラスチックの鋳型成型機からコーヒーハーベスタなど関連機器など。現在3会社保有。1932年にブラジルへ渡った。
⑤ ブラジルの水処理:自然処理が主で、日本の水処理装置と異なる。
⑥ 青森出身の方が昔は人海戦術でコーヒー収穫していたが、今は機械化。
⑦ でんぷん加工工程用機器でも成功している。
⑧ ブラジルでは、農業、工業が一体化している。日本の縦割り行政は反省しなければならぬ。また職業訓練学校も経営し、成功している。
⑨ 抗生物質の使用法にも注目し、その問題点指摘している。サトウキビの話題など。
⑩ ブラジルでも食品安全に対する関心が高まっている。中国同様に海外出稼ぎ者が最近では帰国している。
⑪ ブラジル大統領の方針で最低賃金が上がって、競争力が減退。
⑫ 沖縄の焼酎業者の訪問があった。
⑬ 植林の工業化が進んでいる。ビジネスモデル。ユーカリベース。
⑭ 山内、渡辺、岡地:ビジネス植林、自然保護とは異なる。サンパウロの21世紀の森つくりに経団連がバックアップ。循環資源の考え方。化学肥料の原料確保が困難になってきている。(特にリン鉱石)。中国が輸出国。今後はバイオの時代。ブラジルの植林は土壌流出防御。不耕期栽培。モンサントの戦略的栽培。輸入遺伝子組み換え大豆が日本人を退化させる。
⑮ ジャトロパ(オイルを含んでいる植物、インドがやむなく作った憲法):100万ha 二酸化炭素が少ない。
⑯ インドネシア、小松製作所:?ジャトロパの記事ある。
⑰ 笠原:ユーカリ(薬草)からのビジネス:抽出、鶏の有精卵、農協野菜、産業として定着させるための植樹。ロシアは永久凍土が溶けると水浸し、森林が腐る、メタンガスが出る。発酵と熟成。鶏の糞の処理のビジネス化? チュメニ油田(ツンドラの上):1000m掘っているが800mから水が出る。寒いところを救う方法を考える必要あり。し尿処理に困っている。北極海はフンの垂れ流し。農業も温暖化によって様変わり。(日本も茶畑、りんごの南下)
⑱ ヒノキ、バクテリア、殺虫剤、の話題など・・・
第14回山代ブラジル会は、12月14日に八丁堀で行われた。この日野議事録を示す。第14回山代ブラジル会議事メモ(久本:091214)
1.日時:2009.12.14(月)18時~21時
2.場所:八丁堀会館 3F第6会議室
3.出席者:山代勁二、華田克則、大塚克巳、渡辺忠、笠原敬介、岡地慶直、今尾貞夫、古海洋一郎、秋元りる、山際貴雄、高橋貞三、田中満直、久本泰秀、櫻井淳、山内偉生、野村雄造、山地進
4.メモ
4-1 山代会長挨拶
① 21世紀の夢を持ち、ブラジル会(2007年発足)を進めたい。
② 協力し合えるものを見つけたい。市民的アプローチでやっている。
③ ブラジルのカウンターパートが6名いる。時々参加してもらっている。岩崎氏が現地で成功しており、この会にも協力してくれている。
④ 今日は、岡地氏のブラジル現地視察報告がある。
⑤ 平和の問題も含めて感じたことを示唆いただきたい。
⑥ 農業、食、工業関係者がバックアップしてくれている。
4-2自己紹介(順不同):キーワードなど
① 山代勁二:会長
② 華田克則:地域農業事業研究所、畜産、水産、ベンチャー会社
③ 大塚克巳:アマゾンへ子供人材派遣、元前橋市長
④ 渡辺忠:オイスカ、人材育成、農業、ブラジル8年、米州開発銀行
⑤ 笠原敬介:冷凍機、産業用温度、水の確保、人工ダイヤモンド、ロシア牧草の話、白樺のウオッカなど、
⑥ 岡地慶直:演者、ブラジル調査、農業
⑦ 今尾貞夫:医者、アフリカの金集めや人材派遣など、砂漠の緑化ノウハウなど
⑧ 古海洋一郎:リサ研究所、農業ビジネス
⑨ 秋元りる:リサ研究所
⑩ 山際貴雄:ブラジル馬鹿、旅行会社
⑪ 櫻井淳:三菱商事:03-3210-5681、ブラジル5年、
⑫ 山内偉生:共同組合懇話会;元農業新聞社
⑬ 野村雄造:全中OB、はじめて参加、東大、JICAでパラグアイ、サトウキビ、
エタノール
⑭ 山地進:元農水省、農業新聞社の元ジャーナリスト
⑮ 高橋貞三:アーゼロンシステムコンサルタント、
⑯ 田中満直:食品分析専門
⑰ 久本泰秀、:元日立製作所、エーアイサービス(有)代表
4-3 ブラジル出張報告:
岡地慶直氏(当日配布資料参照)
① 総合商社、バイオテクノロジー、バイオエタノール会社設立。
② アメリカの価値観に疑問を感じている。
③ 2009年9月17日~24日 サンパウロ、他を調査旅行したので報告する。
④ JACTO社(従業員3000名):西村氏(99歳)が立上げ、大成功した。プラスチックの鋳型成型機からコーヒーハーベスタなど関連機器など。現在3会社保有。1932年にブラジルへ渡った。
⑤ ブラジルの水処理:自然処理が主で、日本の水処理装置と異なる。
⑥ 青森出身の方が昔は人海戦術でコーヒー収穫していたが、今は機械化。
⑦ でんぷん加工工程用機器でも成功している。
⑧ ブラジルでは、農業、工業が一体化している。日本の縦割り行政は反省しなければならぬ。また職業訓練学校も経営し、成功している。
⑨ 抗生物質の使用法にも注目し、その問題点指摘している。サトウキビの話題など。
⑩ ブラジルでも食品安全に対する関心が高まっている。中国同様に海外出稼ぎ者が最近では帰国している。
⑪ ブラジル大統領の方針で最低賃金が上がって、競争力が減退。
⑫ 沖縄の焼酎業者の訪問があった。
⑬ 植林の工業化が進んでいる。ビジネスモデル。ユーカリベース。
⑭ 山内、渡辺、岡地:ビジネス植林、自然保護とは異なる。サンパウロの21世紀の森つくりに経団連がバックアップ。循環資源の考え方。化学肥料の原料確保が困難になってきている。(特にリン鉱石)。中国が輸出国。今後はバイオの時代。ブラジルの植林は土壌流出防御。不耕期栽培。モンサントの戦略的栽培。輸入遺伝子組み換え大豆が日本人を退化させる。
⑮ ジャトロパ(オイルを含んでいる植物、インドがやむなく作った憲法):100万ha 二酸化炭素が少ない。
⑯ インドネシア、小松製作所:?ジャトロパの記事ある。
⑰ 笠原:ユーカリ(薬草)からのビジネス:抽出、鶏の有精卵、農協野菜、産業として定着させるための植樹。ロシアは永久凍土が溶けると水浸し、森林が腐る、メタンガスが出る。発酵と熟成。鶏の糞の処理のビジネス化? チュメニ油田(ツンドラの上):1000m掘っているが800mから水が出る。寒いところを救う方法を考える必要あり。し尿処理に困っている。北極海はフンの垂れ流し。農業も温暖化によって様変わり。(日本も茶畑、りんごの南下)
⑱ ヒノキ、バクテリア、殺虫剤、の話題など・・・
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