私の歩く速度と歩幅が狭いことに気付いた。散歩道に出て歩いていると、多くの人に追い越されるのでだらだら歩きをしていることを自覚する。これはあまり運動にはなっていないのではないだろうか。それでも丸子橋からガス橋に行き、反転して丸子橋に戻るとちょうど5㌔らしい。
富士と丹沢山塊を臨む広い視界と空に浮かぶ雲、ゆったりと流れる多摩川の水面、美しい丸子大橋、街並みの中にうずもれがちだがわずかな木立と共に自己主張をしている神社、仏閣、お地蔵さんの点在。六郷用水など。そういう景観のダイナミックな構造がいちばん私は魅かれる。安藤広重、葛飾北斎の浮世絵の風景が多摩川中下流にはかなり残っているような気がする。
これを見ながら頭をからっぽにして歩く。少し異様な格好のだらだら歩き、習慣になるかもしれない。もしかして徘徊?と思われるようにしなければ。
安藤広重、葛飾北斎の浮世絵の風景が多摩川中下流にはかなり残っているような気がする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます