田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

トマトは対話のメンセンジャー

2008年12月27日 13時57分15秒 | トマト
愛媛の田舎の叔父のうちへ、お歳暮のお礼の電話(毎年相互に送っています)を入れたところ、叔母が出てきて電話口でこんな話をしました。

 できるだけ言った通りを再現して見ます。

 「叔父さんは今は外出しています。そうそう、トマトの種を春には沢山送ってくれてありがとう。次から次に実がなって近所の人にも分けてあげました。いろんな種類があってみんなびっくりしていました。あなたが近くに住んでいたら、あげるのにね」
 「トマトは育てるのが難しいのよ。種から育てられるのは、うちの人だからできたのだと思う。前からいろいろな野菜や果物の作りかたを、よく研究していた人だから、できたのよ」
 「トマトは手間がかかるのよ。ビニールハウスを建てて、苗ができると5株づつ植え替えて…。私のうちは夏は山でなしやももの収穫、畑も忙しい時期なのよ。それでも時間の隙間にトマトの面倒をみていたのよ」
 「全部に名札をつけて…、あなたの送ってくれた名前を見ながら名札をつくったのよ。英語の書いたのよ。実がなり始めたら、次から次でしょう。みんなが見に来ておいしいって」

 私 「みんなで楽しんでもらえたら、それで十分です。来年も同じくらい送ります」


 叔母「叔父さんが帰ってきたら言っておく。喜ぶわよ」


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