秋が一段と進んだ感じの万博記念公園では、少し太陽が顔を出したこともあって、夏の最後を惜しむかのようにツクツクボウシがあちこちの木々から鳴いていました。
「夏の花八景」サルビアに蜜を求める蝶三態。
こちらも夏の花八景のセイヨウニンジンボクで蜂が寄ってきました。近くの案内板に「地中海沿岸にはえるハーブの一種。全体に芳香があり欧州では果実を香料に用います。株全体に灰色がかった柔らかい毛が生えます。夏に開花し、淡い紫色の花がつきます。(クマツヅラ科)」とありました。花に顔を近づけるとハーブらしい(?)香りがしました。
ルピナスガーデンは昨年今年と花が植え付けられることなく、背の高い雑草がいっぱいでした。
世界の森のベニバナトチノキ(上)にはわずかですが栃の実がなっていました。ナツボダイジュの実も堅くなっていました。
「万葉の里」のシロハギ。株の中に歌の案内板が埋もれていました。「妻恋ひに 鹿鳴く山辺の秋萩は 露霜寒み盛り過ぎゆく」~石川広成 とネットで確認出来ました。
マルバハギ。こちらの歌案内板「秋の野に 咲ける秋萩秋風に なびける上に 秋の露置けり」大伴家持 とこちらは少し読みやすかった。
こちらは日本庭園のサワギキョウ。
ザクロの実がはじけそうでした。
外周で秋明菊が一輪だけ花開いていました。