今日は「昭和の日」で祝日、昭和も遠くなりました。1年前は改元で新しい時代を迎えるということで何となく希望?に満ち、改まっていたことを思い出しましたが今年は新型コロナ感染症予防対策、緊急事態宣言発令下で重苦しい嫌な雰囲気です。
10時過ぎの入園でしたが、今日はGW初日なのに入園者が平日の昨日より少ないな?と感じていたのですが、時間の関係かなどと思っていました。しかし日本庭園前の駐車場に1台も車の姿がありません。帰ってネットで調べると4月29日から5月6日まで駐車場閉鎖だって。地元の人で精々利用してくださいということのようでした。なんだか複雑な気持ちです。
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「世界の森」近くのスモークの木の花のつぼみです。
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トウカエデの花の蕾み。
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「オオカワヂシャ」で花が可愛い。ゴマノハグサ科クワガタソウ属でオオイヌノフグリと同属の仲間で特定外来生物とのこと。
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モニュメントは「月の世界」イサム・ノグチの作品、万博開催当時は「天の池」?の中にあり噴水の一部となっていたと説明書き。
花はヒメツルソバ(ポリゴナム)と思っていたら、タイム ロンギカウリスとありました。よく似ているなあ。遠目では分かりませんでした。
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日本庭園、木々の若葉が一段と緑濃くなってきました。
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オオデマリならぬ「コデマリ」です。
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ザイフリボク(シデザクラ)の実が膨らんでいました。シデザクラだからサクランボか?と思ってネットを見ました。
果実は直径7~10mmで6月頃に黒紫に熟し、細かい種子を含みますが食用になります。
果実が6月(June)に収穫出来ることからアメリカザイフリボクの実は『ジューンベリー』と言われますとあり、写真では可愛い実です。ただし、こちらはアメリカザイフリボクかわかりませんが6月楽しみにして是非見てみたい。
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日本庭園内のタニウツギの花が咲きかけていました。故郷では「田植え花」と呼んで、花の咲く頃が田植えの季節で川を堰き止めて5月の20日頃開始でした。
その時期1週間ほどは農繁期休暇で小中学校とも休みで田植えの手伝いをしました。今みたいな田植え機などなく手植えでしたから家族総出は勿論、親戚などの応援を得て1週間ほどでしたが腰の痛いのがたまりませんでした。特に田植えは秋の稲刈りと違って、雨が降っても植え続けなくてはなりませんでした。田んぼの近くの川縁近くにたくさん咲いていたのを思い出しました。懐かしい花です。
花言葉は「豊麗」とか「豊穣」とかいうそうですが、田植えとの関係、まんざらでもないかと思いきや救荒植物として若芽を食料にしたり、カジバナ(火事花)、シビトバナ(死人花)など忌み嫌われている地方もあるとネットにありました。
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サンシュユの実がだいぶ膨らんで来ていました。秋の紅い実が楽しみです。