あちこちの草むらでよく見かけながらも、名前もキッチリと知らなかったムラサキカタバミです。
日本庭園の明るい竹藪の中に見つけて、カメラに収めました。
カタバミの一種だろうとは思っていたのですが、「ムラサキカタバミ」と分かったのは今日初めてです。
カタバミ科カタバミ属で南アメリカ原産で別名「桔梗カタバミ」ともいうそうだ。
黄色のカタバミはよく見かけるのですが、
「葉っぱがよく似たクローバーがあるが、夜になると葉を閉じる特徴があり、そこは同じですが、カタバミは外側に、クローバーは内側に葉を閉じる」とありました。一度確認しなければ。
また、「名前の由来はその閉じた様子が半分食べられたようなので「方喰」だそうだ。かつては、鏡草とも呼ばれ、鏡の表面を磨く為に使用されたり、また、消炎、止血、解毒、下痢止めなどの作用がある事から、酢漿草(サクショウソウ)と呼ばれる生薬の一種ともされてきました」。
また、「一度根付くとなかなか根絶できない事が『(家が)絶えない』に通じる事、また、繁殖力が強いという特徴のある植物である事から、武家を中心に縁起物と捉えられ、家紋として用いられるようになったといいます。片喰紋は藤紋、桐紋、鷹の羽紋、木瓜紋と並んで、五大紋の一つ」ともネットにありました。
園芸用のオキザリスもイモカタバミと言ってカタバミの仲間だと。いろいろと勉強になりました。