不安定な空模様で傘を持って出かけた久しぶりの万博記念公園。先日はまだ天気が良くてツクツクボウシの他にも蝉の声が聞こえたのに今日は雨の止み間を待つようにツクツクボウシのみ。それも場所が変わっても一匹のみの鳴き声。
傘を持って出たのが当たってラッキーでした。
「雨に唄えば」ではの、どしゃ降りではありませんが、女の子二人も楽しそうでした。
センニンソウ、甘い香りは離れていてこちらには届きませんでしたが、満開の花に蜂が一匹。
万博公園太陽の塔前、メタセコイア下の芝生に向かって3人が3脚に望遠で狙っておられたので、私もカメラを向けました。見たこともない鳥に興味を持って、つい一人に尋ねました。
「ヤツガシラ」といって渡り鳥らしい。丁度、北から南へ戻る途中らしい。頭の上の羽を開くと綺麗らしい? 目はつぶらで結構可愛い。
「カメラ覗いてみますか」とすすめられて覗かしてもらった。自分のカメラとは大違いで、間近にみるようで迫力に圧倒されました。羨ましい限りでしたが、あんな大きな望遠レンズの重たさを思うと、ひ弱な体力では諦めざるを得ません。
ヤツガシラは7~8メートル弱の距離なのに、全然こちらには気にならぬようで芝生の中にくちばしを突っ込んで虫なのか、餌をゆうゆうとあさっていました。
「ヤツガシラ」って植物にも、そう、里芋にもありました。
茶畑の前の早くも紅葉しかけたもみじ。いつも早く目立っています。
万葉の里ではコムラサキシキブが一段と紫色に。先日来たときにはメジロが早速訪ねてきていたのに流石に今日の雨では姿は見ることは出来ませんでムラサキムラサキシキブもノカンゾウも雨露がいっぱいでした。また、ハゼノキ、一部の枝の葉っぱが真っ赤になっていました。
西大路の彼岸花も雨に濡れて、入園者も少なく少し寂しそうでした。大路の南側の彼岸花は、まだ影も形もありません。開花はこれから彼岸の頃、楽しめるのでは。