月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

11/9 ご報告です

2022-11-09 16:51:32 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

ご報告です。


先日、瀬戸内少女歌劇団の公演、
そして瀬戸芸閉会式の出演も
無事終わりました。

公演前には父が亡くなり
十分な務めを
果たせませんでしたが、
皆さまには大変お世話になり、
有り難く思っています。

さて、私事ですが…
今回をもって継続的な演劇活動( 制作やファシリテーター活動も含め )から離れることにしました。

瀬戸内少女歌劇団、1PO、共に、
これまで沢山お世話になり、
色々な経験をさせていただいたこと感謝しています。

続けていくこと、その積み重ねには大きな意味があると思っていますが、色々考えた上で決めました。

今後のこともありますので、
皆さまにご報告させて頂いた
次第です。

…………………

父の入院と共に、
本番に参加出来ない可能性も
メンバーには伝えておりました。
9月の初め、父の病気完治は
難しそうだと分かった段階で、
今後の進退について
早く相談したい思いはありました。
しかし、
だんだん本番に近づき
大変な状況の元では
なかなか言い出せない中、
公演一週間前 父が亡くなりました。

その後、葬儀や手続きをする中、
公演に向けて
担う事柄も出てきました。
気持ちの整理もつかない
ままでしたが、何とか公演は
やり切りたいと思う一心でした。
ただ、頑張れば頑張るほど、
限界も見えてきました。

……………………

一番の理由は
メンタルヘルスの問題です。

鬱で通院を始めて
7年ほど経ちますが、
重度ではないとはいえ、
家庭環境も大きく変わり、
日常的はメンタルの負荷も
増えてきました。

三女の不登校など、
起きれない彼女の
日中の生活のサポート、
実父が亡くなったことで、
体が不自由な実母のサポート、
義父も今年の癌手術後、
経過観察中です。


私はケアする立場で、
それぞれへの配慮を考えつつ
向き合っています。

自分のケアは
自分でしているつもりですが、
タイミング悪く色々なものが
重なると、かなりメンタルに
負荷がかかります。


私は、今回父が亡くなり、
まだ泣けていません。
たぶん感情に
ぐっとブレーキをかけた状態が
続いているのだと思います。
なかなか自分でコントロール
するのが難しいです。

綱渡りのような状態を、
この先続けていくのは危険だと
感じ、今回の決断に至りました。


歌劇団や1POの活動の方向性に
ついては賛同していますが、
活動自体への参加は
難しい状態です。

これからワークショップの活動や、その舞台発表に向けて、
何かと心に負荷がかかることが
予想されます。
自分自身のケアができる態勢を
整えるためにも、
今回離れることを決めました。

………………

長々と書いてしまい、すみません。

これからも、
瀬戸内少女歌劇団、1POの活動を
陰ながら応援しています。

個人としては、今後、単発的に
何かに参加することは
あるかもしれません。
見かけた際には、
どうぞ声をかけてやって下さい🙇

本当にお世話になりました。
ありがとうございました!


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11/8 誕生日

2022-11-09 16:49:17 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

11/8
皆既月食+天王星食
442年ぶりの天体ショーの日。
50になりました😊!!
年齢だけでなく
改めて節目を感じる今日この頃。

突然の入院から
47日で逝ってしまった父のことを
考えずにはいられません。


実は
父が入院していた最後頃、
自分が死ぬ夢を見ました。

死を免れない人の列に並んでいて、
その順番を待っていました。
腕に小さな刃先を刺され
そのまま逝くというもの。

刃の痛みの怖さより、
身近な誰とも意思疎通しないまま
この世を去ることが
怖く感じました。


その場その場に追われて
突き進む中で、
最後にしておきたいことも
ままならないまま、
突然逝ってしまうことに
心残りも感じました。

え、もう?うそ、今なの?
いよいよ自分の番になり、
腕にチクッと
刃が突き立てられた瞬間
目が覚めました。

あ、生きてる。
まだ続きがある。

ほっと息をついた朝でした。


まだ、出来ることがある。
もちろん
時間や能力に限りはあり
現実的に難しいことも多い。

だからこそ
自分の心に向き合って
できるだけ
それに沿う道を選びたい。

そう強く思いました。


それでも現実の中では
まだ漠然としていて、
目の前の事を
何とかこなしていく中、
父が逝きました。


人が死ぬという世界と、
日常の営みや
現実的な慌ただしい世界。
二つの、
あまりにも違う世界の中で
揉みくちゃになるような感覚
でした。

しかし肉体はひとつしかなく
それぞれの場所に移り
身を置くしかない。

引き裂かれるような感覚の中
何とか まともに動けたのは、
湧き上がる感覚を抑える力が
無意識に働いていたからだと
思います。

これまでの介護や
子どもの病気、不登校の現場に
長年、四六時中直面する中で
絶望と希望のバランスをとるすべが
身についていたのかもしれません。


ただ、それも一時的な対処法。
歌の歌詞じゃないけれど、
ブレーキいっぱい握りしめて
ゆっくりゆっくり下ってくのにも
限界があるということです。


もうちょっと平坦な道を
選んでもよいはず。

それは
諦めるとか、
ネガティブなことではなく、
むしろ自分の
次へと繋がる道を選ぶ
ポジティブなこと。

そう思い、
これからのことを決めました。


また、新しい一年が始まります。
どうぞよろしくお願いします!


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