9/10 玉藻公園 披雲閣にて
スタンダップコメディ
「清水宏の
ジャパニーズ・ターミネーター
~イギリス・コメディフェス
殴り込みレポート!」
これヤバい!異様なテンション!
よく分からないけど
ぐいぐい腹の奥に迫ってくる。
笑い転げる、ぐっと涙こらえる。
およそ共通点のない自分にも
ガンガン響いてくる、何か。
サムシング、エニシング(笑)。
なんだこれー!!
いつも底の方に
しまい込んでいるものを
引きずり出されるような心地だった。
イギリスのコメディフェスに単独で。
言葉も通じない
人も寄り付かない店で、
コメディショー出来るのか?!
完全アウェイをものともせずに
狂気の沙汰を繰り返す(笑)
清水宏さんの体験談。
身振り手振り、眼力ヤバい。
バカでかい刺さる声が飛んでくるから
要注意(笑)。
何とか客を集めるために
奔走する清水さんだが、
嫌われないようとか
失敗しないようとか、
そんな次元を超越してる。
むしろその逆だったり(笑)
それでもますます強烈に
3回も繰り返すとか!凄い……
どこから来るのか、そのエネルギー。
それこそ 生き死にが掛かっていると
言っていたけど。
そうなんだろう。厳しい世界。
がむしゃら必至。
でも、自分らも
どう思われるかに振り回されてないで
時には振り回したりしてもいいんだ。
ついいつも 自分のいる場所が
全てだと思ってしまう。
そんな枠を壊していいんだ。
そんなふうに思えた。
1時間経って休憩10分。
何だか観てるだけでも
エネルギー消費した感。
あっという間だ。
後半は、そんな大ピンチの状態から
なんとタイムズの記者から
インタビューを受けるところまで。
その直前にも問題勃発で
ハラハラするけど、
思いがけず涙さそう場面も。
いや、泣いてる場合じゃないけど(笑)。
結局最後まで
ハラハラ ドキドキ ゲラゲラ ウルウル
飽きるヒマも無かった。
ありきたりな言葉になるけど
頑張っていれば いいことあるかも。
その為には
どんな手を使ってもよし(笑)。
何がどう転がるかなんて分からない。
だけど、自分の求めるものがある限り
自分の舟を自分で漕いでいくだけだ!
たどり着こうと ひっくり返ろうと
問題ないね!(笑)
無茶苦茶なことでも
誰かが言えば本当になりそう。
無理だから と言ってくる常識を
非常識が 蹴飛ばしてくれる。
コメディと聞いていて
笑うことはあっても
泣くことはないと思っていたけど、
これが けっこう泣けるから
要注意(笑)。