サンポートホール高松
開館10周年記念事業
四国学院大学協働事業
演劇どっとこむ
2/21「高松なう」観た。
スクリーンに映る高松の歴史。
自分の知らなかった昔のこと。
登場する13人
それぞれが住む地から稽古場への道中。
車通勤などの動きと共に語られる。
それぞれの高松の思い出も
語りと共に演じられる。
景色や、場所や、人や、思い出。
何故か懐かしくなった。
同じ土地に住む者ではないけれど、
自分にも似たようなものがあると
いろいろ思い出したからだろうか。
そんなことがあったのか。
そんなふうに思っていたのか。
舞台の上には
知っている人、初めて見る人いたけれど
同じように親しみを感じた。
そして、
高松の地が大切に思えた。
たくさんの人が住んでいて
それぞれに大切な思い出が、
数え切れないエピソードがあるのだろう。
当たり前のことだけど、
感覚として分かったような気がする。
自分の周囲を見渡してみても、
それらは 普段あまり語られないもの。
何かのきっかけがない限り。
けれどそれを知った時
ただの物や場所に
特別な意味が生まれるような気がする。
その人だけの特別が、誰かに伝われば
誰かにとっても、何かしら
意味のあるものになっていく。
そうやって繋がって
広がっていけばいいなと思う。
時代の移り変わりも同じく。
昔と今の形は違うかもしれないけれど、
そこに在った思いや願いを知るならば
繋がっていくものになるのかも。
昔の事実は、文や画像や映像で
知ることができる。
それだけでない何か、
その頃の思いや感覚が蘇ってくるのは
生身の人間が表現しているから?
そういうことも考えさせられた。
ちょっと話がズレるかもしれないけど、
“語り部”みたいだな、なんて。
戦争や震災などの語り部
というのがあるけれど、
身近な普通の暮らしを語る
語り部も いいなと思った。
大きな、ひとくくりではない
その人その人の物語が
私にとってはとても大切に思えた。
それと同時に、自分にも
ささやかな物語があったことを思い出し
それを大切にしたいなと思った。
繋がって、続いていくのだろうか。
2015から進んでいく数の果てしなさ、
もう想像もつかないけれど。
刻まれた歴史があって、今があるなら
自分が今まで生きてきた道のりや
生きている今現在に
丁寧に目を向けたい。
高松なう。
だけど私にも、誰かにも○○なう。
今までと 今と これからを
改めて考えるひとときだった。
私にも高松に関わっていた頃がある。
語りたいもの 語れないもの
それが一気に押し寄せて
それでも全部が愛おしかった。
……………………
観劇後
出演していた方と少しお話できて良かった。
その後、演劇関係の方と
思いがけず(笑)
公演場所の下見に同行させてもらい
ふだんと違う世界に触れられた。
お誘いしてもらっていた飲み会が
急きょ 今回の舞台関係の方々と
合流することになって
ちょっと緊張して飲みすぎた(笑)?けど
いろいろお話を聞けて良かった。
………………
「高松なう」今日14時、
あと1回公演 頑張ってください!
同じサンポートでは さぬき映画祭。
こちらも今日までですが
行くつもりが都合がつかず(涙)
もっと早くから、ちゃんと予定を
組んでおけば良かったのに(T_T)。
気がつけば諸々の予定が動かせなくて(>_<)
以前、次女が参加した『しあわせ獅子あわせ』が
出品された映画祭です・.*☆゜。
どちらも お時間あるかたは、ぜひ!
・・・・て、こんな時間になってしまいましたが(汗)。