8/21(日) 参加しました!
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丸亀市文化芸術推進サポーター
養成講座
短編映画
「宮崎県庁 怪獣大作戦」の舞台裏!
石田達也氏 講演会
2022 年 8月21日(日)
会場:丸亀市生涯学習センター講座室1
講師:石田 達也 さん
(特定非営利活動法人
宮崎文化本舗 理事長)
………………………
現在
みやざきアートセンターで開催中の
「TSUBURAYA EXHIBITION 2022 宮崎」
円谷プロの展覧会。
昨年12月に開催された
「親子特撮映画教室」では
特撮美術監督の三池敏夫氏を
講師を迎え
出来上がった短編特撮映画
「宮崎県庁 怪獣大作戦」が
注目されている。
↓
■みやざきアートセンター
You Tubeチャンネル より
「宮崎県庁怪獣大決戦」(3:21)
https://youtu.be/AP3DTcO2SRU
その舞台裏について、
運営に関わる宮崎文化本舗 理事
石井達也さんが語ってくれた。
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〜前半〜
●著作権について
イベント等を行う場合
著作権侵害にならないよう
気をつける必要がある。
みやざきアートセンターは
公共施設でもあり
特に気をつけているとのこと。
色々な例をもとに考えていった。
ワークショップでの
特撮映画作りにおいても
クリアすべきことが多かったとのこと。
……………
●生賴範義(おおらい のりよし)さん
宮崎ゆかりのイラストレーター
油絵風のイラスト
映画スターウォーズ ポスターなど
生賴範義氏の作品展示、画集のため
権利者との交渉 経緯など
………………………
●公共施設の役割として
公共施設であれば
多くの市民が
利用できるようにしたい。
しかし
一人でもいいので、
出会える機会を作ることも大切。
出会える公共施設として
場を提供する。
映画作りもひとつの場だった。
市民が集えて
新しいものが生まれる場所を
目指している。
ネットワークも役立った。
ひとつひとつクリアしていくと
手間はかかるけれど
出来ることが増える。
……………………
〜後半〜
石田さんと
井上さん(宮崎文化本舗 副理事)の対談
●会場からの質問に答える
(紙に書いたもの)
怪獣映画に欠かせない
声や効果音など
どのように許可を得たのかなど。
話を聞くと…
円谷展覧会の開催や
宮崎ゆかりのイラストレーター
生賴範義さんも
円谷プロ関係の絵を描いていた
繋がりもあった。
これまでの実績が
うまく繋げられているように
思えた。
●福島県須賀川市の例
円谷英二 出身地
ウルトラマン
M78星雲 姉妹都市
「須賀川特撮アーカイブセンター(ATAC)」
理事長 庵野秀明監督
設立の経緯
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●二つの側面がある
難しいから無理だろう
↓
手順を踏めばできることがある
すぐ出来そう
↓
難しい面もある
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●映画のワークショップについて
どのような募集を?
募集の仕方
近隣の小学校4校に配布
対象は4〜6年生(親子)
定員10組
2〜3日で定員に
物づくりということで
きちんと接するためには
10組(親子)
それくらいが限界と考えた。
作業の中でも
全員が一斉に同じことが出来るわけではない。
例えば10人のうち
2人しか出来ない作業があれば
あとの8人は何ができるか。
そういうことも考え準備して
臨んだとのこと。
……………………
●コーディネーター
色々な満足度を作らなければならない。
災害時のボランティアを例に。
突然来た1200人のボランティアの
仕事を作る。
横で繋げていく人が必要。
長い目で見ると
日頃の関係性が大切
全く違う分野同士をくっつける
そんな存在も必要。
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●出会いの機会を作る
エイブル・アートを提唱
障害者芸術に携わる
播磨靖夫さんの言葉
“ 全く違うものと
全く違うものが出会った時に
アートが生まれる ”
同じもの同士では
予定調和のまま。
変化の早い今、
時代の価値観も変わっていく。
長く続けていくためには
新しい人を入れなければ。
………………
●面白がる
色々あっても
面白がることが大切。
やる人間(企画して行う)人間が
面白がることが前提。
やりたいことを やろう
やれることを やろう
この両方を大切に。
これが最大の秘訣で、
原動力でもあるのではないかと
思った。
……………………
●講座に参加して
活動を進めていく中で、
何かを決めていく時の
指針になる話だった。
差し迫って動くことが多いが
普段からの関係づくりなど
大切だと思った。
すぐに役立たなくても、
その積み重ねが次に
生きてくることもある。
必要な経験と捉えたい。
やりたいこと、
やれること、
自分自身はどうかと
見つめ直す機会にもなった。