1/29(日)
石上真由子 ヴァイオリン・リサイタル
場所:アイレックス
三女と行きました。
市内の学校で、
無料招待の案内プリントが
生徒に配られていたようです。
(三女はまだ貰ってなかった。
最近、週一回先生のところへ行くのも都合により出来てなくて💦)
ただ、この企画に携わっている
丸亀市文化芸術推進サポーターの
メンバーより、そのお話を聞き!
申し込み手続きもできました🙇感謝。
そんな経緯を聞き、
三女も行く気になったようです。
彼女にとっては
(たぶん)初めて聴く
ヴァイオリンの生演奏。
普段、楽器演奏や
クラシックに馴染みがないので
どうかなあ…と思いましたが、
「よかった」とのこと。
良い機会になりました。
以前、
近くに市民会館があった頃、
同じような無料招待があり
行っていたのは次女。
(まだ三女は小さかったので)
姉2人は吹奏楽部に入り、
中学の頃はコンクールで
県外へも出場。
親も聴きに行く機会がありました。
ただ、一時期は
三女が年齢制限で入場できず。
ホール外のモニターで
見ることもありました。
歳の離れた子を持つと
上の子に合わせられなかったり、
逆に
無理やり連れて回って、
親子でヘトヘトになったり。
最近はコロナ禍で、
コンクール会場には
演奏関係者しか入れず、
結局次女のホール演奏は
一度も見ることなく引退になりました。
そんな
様々な事情が重なり
演奏を聴く機会が減っていただけに
今回、
久しぶりに親子で音楽鑑賞できて
本当に良かったです。
──────
目で見て、生で聴く演奏。
こんな音があったんだと
改めて発見する
楽しさがありました。
ヴァイオリンの音色には、
色々な表情がある。
かすかな音から
力強い、重いもの、
キレのあるものなど、
その幅もすごく広い!
ピアノは、
見ていて面白いところも。
右手と左手が
ぴょこぴょこ交差するところや、
手が、キツネのジャンプみたいに
高くあがるところ。
音のタイミングと共に
目で見て楽しいところも!
自分がピアノを弾くと
鍵盤の硬い木の感じだけど、
目の前の音は、
コロコロ転がるようで
硬さはどこかへすっ飛んで。
その柔らかさは、
水のせせらぎのようにも
感じられました。
…………………
すごく不思議で
ゾクッとしたのは、
ヴァイオリンとピアノの
タイミング、阿吽の呼吸。
演奏は、
ずっと同じリズムではなく
一瞬、息を吸うような間があり
次の瞬間、
音がバンッと出て
しかもピタッと合う。
それを聴くと
何ともいえないゾクゾクな高揚感。
演劇などのワークショップで
(たぶんダンスなどでも)
せーの!と掛け声かけなくても
周りとタイミングを
合わせることがあり。
それと似てるかもしれないなと
思いました。
ヴァイオリンは
音を出すのが難しいと
聞いていますが、
ピアノにしても
ちょっと触って出る音とは
まるで違う。(当たり前だけど)
楽器には
こんな力が眠っているのか。
人の手によって
その技によって
こんな音も出してくれるのか…
見た目の形や
ちょっと触っただけでは分からない
奥の深いものがある。
そして、
複数の楽器が合わさることで
生まれる面白さもある。
これはきっと
楽器だけじゃないだろう。
色々な道具も
人間や様々な生き物も。
そんなふうに思いました。
演奏の
専門的なことは分からないけれど、
今回は
様々な音の表情や
音が合わさる面白さに
耳を澄まし目を凝らす
ひとときでした。
会場のお手伝いもでき、
楽しかったです。
ありがとうございました!