シアタータンク2015
「Hamlet? ー僕らの時代ー」
ノトススタジオにて
次女と観劇
舞台に立つ一人一人の
生い立ちや悩みなど
セリフのあちこちに出てきた。
作り上げる過程では
それぞれがどんなことを…
など色々と想像した。
生まれた頃から今までの
間に起きた色々な出来事が
機関銃のような速さでマイクから。
そして繰り返し流れる歌の
ハッピーという言葉。
でもハッピーじゃない世の中の
色々な問題が挙げられて、
そのために出来ること、
それぞれの思いが叫ばれていて。
自分なら…と考えさせられた。
当たり前だけど
改めて思ったのは
皆、色々あるのだということ。
それぞれは あまりにも違っていて
共感にはあと一歩
届かないような気がした。
でも違って当たり前かな。ただ
一人一人の事情が違っていても、
誰も置き去りにならないように。
私たちの現実を何とかできないものか…
それは思った。
最後の方のセリフ
引用された文献からだろうか、
まさにそれ!私も!
と思う言葉があった。
同じことを感じる人がいるんだと
その一言で、心に響く一瞬があり。
怒涛の言葉やダンスの動き、
音や光に揺さぶられながら、
ところどころ自分に
突き刺さるものがあって
それが何なのか
その感触を確かめていた。
政治の話もたくさん出てきて、
次女には難しい用語もあった。
いつも言うけど私も同じで。
瞬時に全てを消化できるほどの
知識や考えを持っていないから。
ただ、そこで沸き上がる
疑問や思いを日常に持ち帰り、
考える始まりの
手がかりになればいいなと。
翌朝の討論番組、
意見のやり取りを
新たな目線で見ていた。
これも昨夜のことと少し
繋がっているかもしれない。
そんな話を次女と少しだけしてみた。