月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

アニメ銀魂 終!?

2009-03-26 21:39:00 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
木曜TV番組欄を見る。


テレ東

17:30 テニスの王子様(再)(終)
まだまだ続くのに、いきなり放送終了なんだ。寂(;_;)


18:00 銀魂

放送始まり いきなり

じつは最終回になりました……って、

おいいいィィィィィ!!!



(屮゜Д゜)屮 ……そんな…



銀魂レギュラー3人並んで
いきさつ語り始め…


「おかーさーん!大変やで~!」

子どもに呼ばれるまでもなく

作業の手を止め
思わず TVの前に釘付け。


ちょ~これ

ご飯どころじゃないよ!


子どもと三人で
固唾をのんで 聞き入る。



ホンマに終わりっぽい流れやけど

どないや。


子ども曰く
「銀さん、嘘ばっかりいうからなぁ~」

今までの数々の どっきりに

素直に信じられない様子。



でも、今回ばかりは
冗談じゃない か も(∋_∈)



4年目の最後に
放送する予定だった

本来の最終回を急きょ放送します、

ということで始まった


シリアスな中身。


しかし




途中から 妙な展開に。




あ、れ、え

………(・_・;)??



やられた。



やっぱり 銀さんは

嘘つきだった。




でも良かった。


続くのね。。°・(>_<)・°。(嬉)




TVの前で

どれだけの銀魂ファンが

胸をなで下ろしたことか。



まったく。



エイプリルフールには

まだ はやい


ぞっ!!!


…………

それにしても、


視聴者を うまくだました

あの 前降りは


なかなかのものだった。



さすが、銀魂。


って、

どんな さすが や……(^_^;)。
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ドラマ ありふれた奇跡#終

2009-03-21 09:29:54 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
ドラマ「ありふれた奇跡」#11 最終話


終わったー。



赤ちゃんを預けたお母さんが帰って来なくて、
一時はどうなることかと思った。

心配していたお母さんも
戻ってきて、

よかった。ほんとによかった。

親交のあった警官
権藤さんの、

「一緒に考えよう、いくらでも道はある」

という言葉が胸に響いた。


簡単に答えなんて出せないけれど、

一緒に考えてくれる人がいるというだけで

どれ程 心強いことか。



戻ってきたお母さんに、赤ちゃんを抱かせる。

“お母さんが一番…”だと。

確かにそうでもあり、
そればかりでもないと

個人的には思う。

一人ではなく
取り巻く人の心がいくつもあれば

それこそ
いくらでも道はあるから。

どんな環境や境遇であっても。


………………

翔太のこと。

加奈曰く“しっかりしてる”

同感。
子どもを預けられて
あのパニック状態。

他人に助けを求めることが出来るなんて

しっかりしてると思う。


自分では解決出来ない問題が起こった時は、誰かに力を借りる…

そのために
なりふり構わず奔走できる

翔太は、すごい。


そして、加奈と翔太の二人。
赤ちゃんのこと、
何も知らなくても

…少しできた!


何かを成す為には、
知っているとか
経験があるとかいうより

そうしたい強い気持ちが
大切なのかもしれない。



朝日を見ていた二人。

翔太が言った、
“無力じゃなかった”

そうだね。

出来ることはあると思う。


朝日は、いいな。

勇気をくれるから。

そこから 始まる予感がする。


………………

女装を隠し通すことを決めた
二人のお父さん。

それくらいの隠し事がなきゃ
人生つまんない。

くくっと笑う二人の
吹っ切れた感じが
なんか、良かった。

大したことじゃないっていう感じが、良かった。


…………………

そして、最後まで難関のひとつだった
翔太のおじいちゃん。

用心する、
人を信じたらだまされる、
心を開かない。

そんな おじいちゃんに、

怖がってないで
やってみりゃいいじゃないかと

言い放った翔太。


いつの間にか
変わった翔太の内面は、

やはり加奈との出会いが
あってのことなのだと

気付いたおじいちゃん。


両家の家族が
集まった席で
そんな思いの経過を話す。


それを聞いていて思った。

人間は
利己的なところもあり、

助け合うこともできる。

どちらも本当、
どちらも持っているのが
人間だと。



戦争を知るおじいちゃんは
どん底は、こんなもんじゃないと言った。

人間の心の どん底。


今 これ以上の底などないと
途方に暮れたとしても

実は更に 底はあったりするのだろうか。


上を見ればきりがないけど

下も いくらだって あるかもしれない。


ならば
がんじがらめに思えるその場所でも


気持ち次第で
いくらでも、
上にでも下にでも
進めるのではないかと思った。


更に
おじいちゃんは言った。

“用心なんかするな

心配の種を数えるな

乗り越えられる…”


若い二人に、そしておじいちゃん自身にも向けて?

もちろん、見ていた私にも

それは届けられた。




翔太の父。

“好きなら 文句あるか、だよね”

…それ、自分自身にも、だよね(笑)!



加奈のおばあちゃん。

“悲しいことには
きっといいことがついてくる”

その言葉に、救われる。


たとえ 何も変わらなくても
元気でいられる。



ぽんぽんと、
人と人とが言葉を交わす。

あたたかい。包まれているようだ。

それまでの世界が変わったようだ。


そう感じた。

………………

そして最後。

藤本さんの“ 張り合い”ができた。

先日の赤ちゃんとそのお母さん。
藤本さんと並んで座るその姿は
まるで、孫と娘のようで。


「おれ、一人じゃないよ」

藤本さんのその言葉。

命を得たような明るい口振り。

言葉じりは

何かを決意した、

何かに決別した ようにも思えて

込み上げるものを感じた。



ただそれだけで
強くなれる気がする

“ひとりではない”

ただそれだけのことに

気付くことが 難しく

そう思えるまでの道のりは
長かった。



でも、良かった。


幾度となく 出てきた

“良かった”という言葉が

思い浮かんだ。


そこには色々な思いが
ぎゅっと詰まっている。

そんな重みを感じられるなら
長い道のりも悪くない。


気持ちひとつで
いっぺんに世界が変わること
あるのかもしれない。


そんな奇跡のようなことが
実はそこらじゅうに
転がっているかもしれないと
思えたお話だった。
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腐女子考#13【終】

2009-03-19 17:26:16 | 日記等 未分類
注!あんまり関係ないかもしれませんが、一応 腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#13―――――

【とある腐女子の今】


だらだらと、腐女子の道のりを振り返ってきた。


そして、只今

腐女子モード真っ最中。


腐女子でいる時は、

自分が男の子モードになっていることが多い。

(あくまで自分の場合だけど)


分かりにくいが、つまり

より、ボーイッシュな身なりを好むのである。



しかし、ここで問題が。


妊婦の服って、

ワンピースやジャンパースカートをはじめ、

ふんわりしていて

リボンやら、フリルやら
かわいい感じのものが
比較的多い。



ち がーーう!


自分が着たいのは~!

そういう服じゃな~い!



それに。

妊婦は…まるくなる。


肉がつきやすい…ということ。


女性が多少ぽっちゃりしているのは

それなりに良いと思うのだ。

だけど、それは

女性的なものに感じられるので

どうも、自分には抵抗があるのだ。


つまり、

女性がダイエットにいそしむのは

女性として美しくなりたい…
という感じなのだろうが、



自分の場合、ダイエットは

女性的なものから離れたい

ということなのだと思う。


ちなみに
胸も、いらない!(笑)




だから、

妊婦さん体型&服装って


少し抵抗がある。






ということで、

極力そうじゃないデザインのものを

探してみた。



幸い、今の流行りのひとつに
チュニックがある。

または
キャミソールワンピースとか。

ワンピでも、

黒やデニム地の膝丈のに

シャツを合わせて


下はパンツ(ハーフとかもあり)はけば

いいかな。



あとは、

オーバーオールを持っている。

それから
サロペットのハーフパンツを
ネットの格安バーゲンで手に入れた。(妊婦用)


あれにブーツや
ハイソックスでもはけば

いい感じかも♪




意地でも
女っぽく見られたくない らしい(笑)。



髪は

また伸びたから

もうちょい切り……だな。




かわいい じゃなく


カッコいい 妊婦さんを目指すぞ!


(しかし もとから、カッコいいって言われた試しがない…。服屋のお姉さんなどには、淡いピンクとかの、かわいい系のものを勧められてしまう…不本意だ。仕方ないか、チビだから…ぶつぶつ(-_- ))



体調が安定してきたら

ストレッチなどで


筋肉落とさないようにして

できるだけ基礎代謝あげるぞー。




妊娠&授乳期は

ダイエット関係のサプリは
飲めないから


ひたすら基礎代謝あげるしかない。

お金かからないで いいんだけど。


頑張る おーー! (^o^)/


毎日の体重表チェックを

欠かさずに(^_^)v


かれこれ5年くらい続けている!


それもこれもすべて

カッコいい の 為 だよ!


…しょうがない オタク(笑)。


…………………

ということで、


取りあえず

腐女子考、終了。



また、個人的 萌えの話は

勝手に更新されることになりそうですが…(^_^;)。
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ドラマ 本日も晴れ…#9 終

2009-03-16 22:42:38 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
ドラマ 「本日も晴れ。異状なし」#9 最終話


終わりましたー。


島に帰ってきた和美(かずよし)さん。

今、なぜ??と思っていたけど、

理由があったとはね…。


それが、

島に隠されていた
拳銃の持ち出し!!


そして、
へちま荘にずっと滞在してた
あのお兄さん、

拳銃の密輸組織の人だった!?


なんと。
影の薄い人でしたが

そういう役割だったなんて…。


どう決着がつくのだろうと
心配になった。



でも、かずよしさんは

自分のこれまでの境遇を

他人のせいにして
生きてきたのだと

自分でも分かっていたようだ。


そして、自分が信じられず
悪い道から抜け出せなかった
ということなのだろうか。



“自分自身を信じてほしい”
銃を持って島を出ようとするかずよしさんを

引き止めた駐在さんの言葉は
まだ残っていた かずよしさんの良心に
響いたのかもしれない。


けれど

密輸組織のお兄さんの銃弾により
怪我を負った駐在さん、ピンチ!


何とか二人で
彼を取り押さえることができ
かずよしさんに
気持ちが届いたことが
駐在さんにも分かったようで…
良かった。


………………

結局、

駐在さんは沖縄の病院へ。


そのまま、もといた東京へ
戻されることになった。


駐在さんを失って
島の人たちも辛かったけれど
話し合い、前向きになれたようだ。



公民館長さんが言った言葉。


“駐在さんが望んでいたのは

この島が いきいきとすること、

島のみんなが

自分たちの足で立ち

自分たちの手で何かを成すこと”


それを皆が胸に刻み

駐在さんのいない島を
自分たちで盛り立てていく…

ところも見たかった!


だっていきなり 一年後…?


やっぱ最後は
駆け足でしたかー。


でもって

駐在さんと うらら先生と

Loveな再会シーン。


うぅ、苦手だ。
思わず素に戻るだ。(照)


良かった~ とは思うけど。

個人的には

離れていながらも
気持ちが向き合う感じで

会えるか会えないか
際どいところで
思いがつのり 高まる~

みたいなのに

ぐっとくるんだけどな~

なんて、

個人的な趣味 妄想に浸る…。(笑)



一年間のことは

それこそ一話分くらいの
話が見られそう。



駐在さんの不在を乗り越え

がむしゃらに進む
島の人たちの様子など。


そういえば、あれ。

さとうきびジュース!

新しく考えたメニュー!


どうなったの?
島の名物になったのかな。

だから、観光客もたくさん来るようになったのかなぁ?



何とか軌道に乗り、

でも ふと 思い出す
駐在さんのこと。

島のみんなの
駐在さんへの思い。



駐在さんは
駐在さんで

東京の方から、
沖縄県警に入り直すまでの経過など。



あと、かずよしさんの
奥さんと子どもが

戻ってきたらしいことが
エンディングで見られたけど

その辺のいきさつも…ちょっと見たかった。



そういえば
警察沙汰になった旦那さんを
子どもと共に島で待つ

スナックのナオミさん。

どうなったかなぁ。


もし、二人の奥さんが顔を合わし
言葉を交わすことがあれば

どんな気持ちを表すのか。


“信じて”待っているナオミさん。

待っていられなかった
かずよしさんの奥さん。


それぞれに
色々な思いがありそう。


その辺を
かずよしさんも聞き、

本当の意味で
自分や人を信じることができ、

島でやり直す決心を
新たにした かも…なんて。

……………

今回
うるうる度は 高くなかったけれど


いい方向に向かって
まずは、良かった。ほっとした。


まだまだ島はこれから。


全編に渡り

海や空の青、
風や光が

とにかく きれいだった。


だけど
それだけじゃなく、

そこに住む人

一人ひとりの顔が思い浮かぶようになるにつれ、

会って言葉を交わしてみたい
気持ちになっていった。


見て終わり、

そんな気持ちが

いつの間にか

島へ向かう船に乗っているみたいだった。


島の皆さん、お元気で!
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期待

2009-03-13 21:12:17 | 日記等 未分類
今週も、産院に行ってきました。


今週に入って、出血の色が薄くなり、ない日もありました。


今日の内診でも
よくなってきているとのことで、


来週には
今飲んでいる薬が変えられそうと
言ってくれました。



期待、大 です。


買い物くらいしか出歩いて
いなかったので


どこかに出かけたくて
うずうずしてます。



今年の花見は行けるんだろうか…
なんて
病人みたいなこと
考えていたりしたけど


近くの花見くらいなら
どうってことない気がしてきました。



特別 花見にこだわりがある方ではありませんが、

行けないと思うと
よけい行きたくなるものなのでしょう。



先日、実家の両親と会った時

昨年、亡くなった祖母が
その年の春、
桜を見に行った時
とても喜んでいたことを
話してくれました。


父が、病院の帰りに
ふっと お城に寄って

桜並木の下を
車椅子を押して歩いて
あげたそうです。


なんだ、
言ってくれたら私も行ったのにと
少し残念に思いました。


それでも、
ひとめ桜を目にすることが出来て

祖母は
どんなに嬉しかったでしょう。

今の私には
何倍も強く感じられました。


元気でいた時も
車に数分も乗っていられず

私の結婚式にも
出られなかったくらいの
祖母でしたから

それこそ
桜なんて
外の世界なんて
とてもとても久しぶりで

嬉しかったのではないでしょうか。




話はそれましたが

うずうずしているのには
もうひとつ理由があります。

今日、
あるものの購入者限定の
応募はがきを出していたところ

当選の通知がきたのです。


「鋼の錬金術師 」のイベントです。

あーどうしよう!!

当たるはずないと
思っていたのに。



1ヶ月くらい先の話なので

即座にあきらめる気持ちにはなれませんが



この
嬉しい気持ちだけは
持っていたいです。

どこにも根拠のない
期待や希望を
持ち続けます!


話せば長くなりますが
「鋼~」は
今の私の すべての始まり
みたいなものなのです。

新しい扉を開くきっかけを
与えてくれた
と言っても過言ではない。



まあ、取りあえず

そんなこんなで

多少のことは いろいろ出来そう!なんて

気が大きくなっている、

というところです。



(無理はしないように します)


……………

期待、といえば


ドラマ

「ありふれた奇跡」、驚きの新展開!


そして

「本日も晴れ。異状なし」

いよいよ最後!


あの人たちの結末は、

島の未来は……


大いに期待します!!
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腐女子考#12

2009-03-12 21:00:52 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#12―――――


【BLにおける愛】


なんだかんだありながらも

現実の私は

その後
普通に結婚することになった。


そんな縁など、
ないと思っていたのに

不思議なものだ。



不思議ついでに

その相方は

今まで女の友達に
話せなかった諸々のことを

全部話せた相手だった。


オタクであること。

女の子へ思いをよせたこと。

付き合いのあった彼のこと。

話したのは
結婚前に一度きり。


話して
どう受け止め
返してくれるか

見極めたかった。


それで幻滅されてもいい、

それをせずに黙って結婚…
という訳にはいかなかった。

(さすがに腐女子は言わなかったが(^_^;)当時モードオフだったし)

オタクという点では

彼もかなりのオタクだった。
(ジャンルは違うけれど)

そういう意味では
お互いさまかもしれない。

………………


どことなく
BLでいうところの
○○×□□ような
関係でもある。


たぶん
相方が男でなくても

私は好きなのだと思う。
(見た目完全なオッサンだが)

そういう
性別を越えたところに
感じるものがあった
ということだろうか。


好き、というより
必要、が近いかもしれない。

例えば私が
死にそうで
沈みそうなとき

手を掴んで引っ張り上げて
くれるのは
今の相方だと思う。

普段
幾度となく
浮き沈みを繰り返す
自分にとって

必要な存在なのだ。



でもそんな関係が
愛、なのかどうかは
今でも揺らぐところではある。


相手が同じように
沈みそうな時、

なりふり構わず 力の限り
手を離さないでいられるかと
問われたら

自信がない。


ぞっとするようなものが
私の肩を叩く。
出来るものかと。


そうじゃない、
きっと出来る。

先は分からない
その時はその時だ。

それでいいじゃないと
もうひとりの私が
肩を叩く。



浮き沈みを繰り返すうちに
絶望と希望の
両方の自分が
存在するようになったみたいだ。

何事も表裏一体。
どちらか一方だけ
存在するなんて有り得ない。
だから
絶対の希望はなくても
絶望はしない…と思う。

……………


うまく言えないけど

相方との関係は
そんな感じだ。




そんなことを考えてくると、
BLにおける愛は

究極の愛じゃないかと
思ったりする。


相手が同性だろうと何だろうと

どんな容姿であろうと
(物語ならキレイな方がいいけどf^_^;)

どんな境遇であろうと


時には
常識をひっくり返すくらい

目茶苦茶なことを
しでかしながらも


信じる愛を
まっとうしていくのである。


有り得ないほどの
お話を読みながら

涙し、勇気付けられ

時には
清々しく思うのだ。


だから、
お話の世界でいいのだ。

だから、
BLなのだ。(…こじつけ?)



もちろん、

単純にエロ話を楽しみたい
という
側面もある。


そのあたりは
男性がエロ本やAV観る感覚と
さほど変わらないのではと

思っているのだが…


あくまでも個人的な意見。(^_^;)



………………


ちなみに

ネットでBLにハマる前に

唯一手元に持っていた
BL本、

それこそバイブル
といってもよい
その一冊は

「終わりのないラブソング」である。

グインサーガなど
著名な作品を数多く出している作家

栗本薫さんの作品だ。



強烈な濡れ場は
もちろんだが

それ以上に

二人の心の結びつきが

痛いくらいに迫ってくる


涙なしには読めない作品だ。


休みの前の晩には

布団に潜って読み

気がつけば朝、
ということも少なくなかった。

そういう場面だけを
拾って読む、という楽しみ方もあった。(^_^;)

文字だけでイケる、っちゅうのも
すごいと思う!(笑)


あー
また何かいい話ないかな。
新しいBL、読みたくなった。
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腐女子考#11

2009-03-10 20:25:54 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。しかも重いデス。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)


腐女子考#11―――――

【現実の自分に失望】


彼が何に悩んでいたか

結局

本当のところは
分からないままだったのだ。

相手に対して
好きという気持ちは
あったのだろうが

結局、私は

自分が大事だったのだ。


何と言い訳しようと

きれいな言葉で
おさめようと


それは変わらない。


どこかにある愛、

だけど私の中には無い

そんな気がした。

与えられることはあっても
与えることが出来ない自分に

失望した。



………………


仕事を始めてしばらくした頃、

妄想でしか萌えない腐女子でも

ついにリアルに
お付き合いすることになった。


とあることから
お付き合いは始まり
親しくなった。


すぐ深刻になる私と違い(^_^;)
おおらかで
あっけらかんとした人間で

男女としての付き合いも
心配していたより
抵抗が無かった。


話しやすい
ということもあり

分かり合えていると
思っていた。


しかし、

親が持ってきたある話を
私が打ち明けたことから

(かどうかも分からないが)

とにかく

色々あって


彼は




自殺未遂をした。

(らしい)←自己申告


というのも
情けない話ではあるが


連絡がつかない
下宿に行ってもいない
ことが続いた為


どうしようもなかったのだ。

私が
仕事の特性上
支障があるという理由で

交際のことは
職場など周囲の人に
話さないで欲しいと
堅く口止めしていたので
(ひどい(^_^;))

彼の電話番号以外
何も知らず

どこにも
問い合わせることが
出来なかった。



やっと連絡がつき

彼が巻き込まれていた
という重大事を聞き、


私は電話口で彼を

見切ったのである。


親が持ってきた話がなければ
友達として
付き合いたいと思っていた。


自分と同じにおいがしたのだ。

性格は全く違うけど
弱い部分が似ていると感じた。

彼女、という立場では
共倒れになることでも

友達なら、冷静に受け止め
かかわれる。


いっときでも付き合った人間として
相手に感謝の気持ちはあり、
何か力になりたいと
純粋に思った。



しかし、
現実問題として

どちらも
平行して続けることは
出来なかった。

事はもう、動き始めていた。


申し訳ない気持ちを切々と話し、

彼もそれは理解してくれた。


だけど、
よく考えれば

本当に愛があれば

彼を選ぶという選択肢も
あったのである。


しかし、
先立つものがなかった。


お互い
いわゆる正採用の身ではなかった。

彼との道を選ぶなら、
それなりの覚悟を決めて
進まなければならない。


甘ったれた私には
その勇気がなかった。


結局
好きとか何とか言ったって、
自分で何とかしよう
という強い意思は
無いんじゃないか…

好きという気持ちも
その程度のものだった
のかもしれない。


そういうことが
彼には分かっていたのだろう。
引き止めはしなかった。

私の将来を気遣ってくれた
彼の思いやりなのかもしれない。



半年くらいたった頃だろうか。
仕事絡みで偶然
会う機会があり

その時に
手首の傷を見せてもらった。
うやむやにしか
話してもらってなかった
未遂のことも
その時、きちんと聞いた。


暗くてよく確認できなかったけれど

話す口調から、
嘘ではないと感じられた。


やっぱり
私のことも
関係していたのかな…

何となくそう思ったが


ずるい私は
何も核心に触れられないまま
別れ、

それ以降
二度と会うことはなかった。


……………


自分が親の立場で

事の次第を客観的に判断すれば


それで良かったのだと
間違いなく言うだろう。

自殺云々より
彼が巻き込まれていた
と言った事柄は

へたをすれば警察沙汰、
加害者ではないが
全くの被害者ともいえない
状況だったから。


少なくとも
その時選んだ道は

“自分にとっては”
最善だったのだと思う。


その結果、今

精神的にも
金銭的にも
それなりに安定した生活を
送ることが出来ている。



しかし、

人を見捨てたということに
変わりはない
と思っている。

忘れてはいけない。

ただ

彼の幸せを願うことは
許してほしい。


………………

そんなこんなで(∋_∈)。


それでかどうだか分からないが、
男女のヘビーな恋愛話となると
何だか生々しくて

なかなか、ときめかない。


男と男の
性別を越えた

ついでに
女である自分の
都合の悪い現実を越えた


BLの世界でのみ

ときめきを感じられる
のであった。


そんなの
偽物だの何だの言われようが
構わなかった。


すべて私の脳内の出来事だ。
何も生まれなくても、

少なくとも

誰も傷付けない。

それで十分だと思った。


………

でも当時は、

BLどころじゃなかったかも。

仕事で重大任務抱えて

必死だったから。(^_^;)


それが 唯一の救いだった。
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映画 幸せのちから

2009-03-07 17:36:12 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
昨夜、TV放送にて
映画 「幸せのちから」を観た。

実在の人物クリス・ガードナーの半生が基になっている。

1980年代のアメリカ
ホームレス生活の父子が
億万長者になるというお話。

……………

先日、徹子の部屋に
主演のウィル・スミスさんが
来ていて


新しい映画の話とともに

過去のいくつかの映画の話も
していた。



その中のひとつに
「幸せのちから」があり、

そのことを思い出したので


何となく見はじめた。



………………


次々と降りかかる災難に

ハラハラしながら

いつの間にか

最後まで観てしまった。


ラスト、

ラストを迎えていることにも
気付かないまま


主人公の苦労が
報われた瞬間に


思わず嗚咽が
止められないほど
泣いてしまった。


よく泣くけど、
声が出るのは珍しいこと。


…………………


その思いを共有したくて

検索してレビューを見てみたが


意外と不評なのも多くて

あれぇ~という感じだった。


ぽっつーん。。。。(∋_∈)


なんでだろう。



たぶん私の中の

スイッチが入っていたから
だろうな、と思った。



スイッチが入るとは、

自分の物語として

自分のことのように感じ

同じように
苦しんだり喜んだり出来る


感覚がもてた、ということなのだと思う。



当時の、
アメリカの、
社会の、
現実の細々したことは
私には分からない。


現実的に客観的に見ることは
今回に限りいえば

なかったと思う。


だからその辺のことは

まるで考えてはいない

というのが前提。




その上で

私のスイッチをいれたシーンは


ウィル・スミス演じる父親と

その子どもとのやりとり
だった。



生活がいよいよ苦しくなってきた中


バスケに夢中で
父親に相手をせがむ子ども。
ひとしきり相手をしてやるものの、

バスケばかりは
やっていられないと
父のたしなめる言葉に


ボールをしまう子ども。


その子に父が言ったのは


“誰もが無理だと言っても、(やりたいことは?)あきらめるな。

それが パパでも、だ ”

というような言葉。


録ってないので
微妙に違うかもしれないが、
だいたいそんなこと だったと思う。



なんだか昔、自分の父親に

似たようなこと言われたなあと
思ったのだ。


もっとも うちの場合は、

“親に反対されて あきらめるくらいのものなら やめておけ”

というものだったけれど。



ああ、

自分で 出来ないと 思って

やらなかったことが

いくつも いくつもあったなあと

思い出された。


そんなに簡単にあきらめるほど
難しいことだったのだろうか、

とか


はたまた、

簡単にあきらめられるくらいの

思いしか持っていなかった

自分って、どうなんだろう


とか振り返らずにはいられなかった。



人と比べることではないが、

ひどく自分が小さな世界の中で

うろうろしていたように思えて

何ともいえない気持ちになった。



………………

だから、

有り得ないくらいの逆境を

にわかには信じれないくらいの努力で

突き進んでいく主人公を


いつの間にか
心から応援していた。



大きな荷物を引きずりながら
毎日寝る場所を探し、

子どもを世話し、

セールスに奔走し、

証券会社の養成コースの
勉強を続ける。



何十人(?)の中で一人の
採用を勝ち取る結末に


現実味がない、とか


お金=幸せなのか、とか


色々 批評の声はあった。



そうかもしれない。

でも、そんなことは

どうでもいい。


そういえば、

生活苦に家を出た奥さんが、
旦那のやる無茶なことに
「どうでも いい」と言っていた。



私は別な意味で
それらの正しい(かもしれない)意見に対して

“私にとっては、どうでもいいのだ”

と言いたい思いが

膨らんでいっぱいになっていった。


こんな気持ちを
無かったことには出来ない。

正しくても そうでなくても、
あれだけ一生懸命になれることが羨ましく

でも、

まだ 自分には出来ることはあるはずだという

どこにも根拠のない希望が
湧いてくるようだった。



映画の解説にある

“サクセスストーリー”や“感動”
の言葉の方が

私には薄っぺらいものに思えた。


主人公が、みごと採用されたのは喜ばしいことだけど

それより
いつか彼が息子に言ったことを

身をもって示し、

そして叶ったことが
嬉しかった。


それこそ、子どもに
お金では買えない大事なものを
与えることが出来たのでは
ないだろうか。


どんな時でもあきらめず
生きていく力や 強い心。

私が思う、幸せのちから。


こればかりは
いくら頭で理解しても

持てるものではないと思う。
理屈を越えた、感覚のようなものだと思うから。

そしてそれは
感じる心が育つ子どもの時代にこそ

得ることができる

貴重な心の財産だと思うのだ。



最後、
思いがけず採用のことを聞かされた
ウィル・スミスの目が
みるみる赤くなったのを見たとき、はっとした。

彼は
ただ無茶苦茶に突っ走ってきただけでなく

色々な思いを抱え
背負ってきたんだろうなと

私には感じられ

彼に対して、
自分に対しての思いが

一気にあふれてしまった。



何か出来るはずだ

まだ 行ける。


どんなに無能な人間でも


心のちからはきっと

自分で思うよりずっと

大きなものなんだと


信じたい気持ちになった。
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腐女子考#10

2009-03-05 20:51:08 | オタク BL やおい考
注!腐女子話あります。苦手な方はスルーされたし。m(_ _;m)

腐女子考#10―――――

【現実では叶わない世界】


BLの世界は
ある種、有り得ない設定でも
あったりする。(^_^;)


もちろん、現実に
男同士で恋愛関係にある方たちは
いるだろうし

成立しない関係ではないと
基本的には考えている。


しかし、
ここでいう空想世界での
お話の世界での
男同士の恋愛は

また

現実とは違う
のかもしれない。


男女の恋愛もそうであるように

現実と理想の間には
少なからず
隔たりはあるもの。


現実では叶わない理想に

夢物語でもいいから

とことんのめり込んでみたい、

そんな一面も

お話の世界には
あるような気がする。


それが私の場合、
BLという男同士の世界の話
だったのだと思う。



ある時
男が男に恋をして、

場合によっては
相手はノンケだったりするのに
色々な困難を乗り越え
成就する。

心に響く美しい話もあるし、
はたまた

拉致監禁まがいの、
オイ!それ犯罪やろぅ~~(汗)て
無茶苦茶な展開からでも
うまくいったりする
冷静に考えれば
ぶっ飛んだ話もあり…

とにかく
何でもあり。

だけど

現実を遥かに越えた
愛に対するエネルギーを感じる

という点では
ある種、ファンタジー。

思う存分
ふがいない現実の自分を
脱ぎ捨てて

物語の世界に浸れるところが
好きだった。


…………


もう随分昔になるが、


現実の自分は

男性とのお付き合いで


現実を思い知らされ

自分自身に失望する

ことがあったからだ。



……ヘタレな話は つづく。
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ドラマ 本日も晴れ。異状なし#7

2009-03-02 16:23:06 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
ちょこちょこ観てました、

ドラマ「本日も晴れ。異状なし」#7


都会から島へ
駐在さんを連れ戻しにきた
デカ長さん。元上司。


都会と島のギャップに
あっけにとられたり

妙に島民と馴染んだり。

毛色の違うキャラ登場で
またひとつ

島の空気が揺れるような感じがして
面白そうだと思った。


それに

これまでは
島に住む人たち
それぞれの人間模様が
主だっていたようだが

やっと駐在さんの話だなあと。

駐在さんが
どんなふうに考えてるのか
もっと知りたいと思った。


…………

犯罪の種は
少しずつまかれる。

だからそれが育たないようにする。


駐在さんは
それがしたいのかな…。


日誌に書かれる
“異状なし”という言葉、

毎日なぜ
そう書くのかと思っていた。

この言葉を積み重ねる為に
この島に来た
という駐在さん…

そのために今まで
どれだけの壁にぶつかってきたことか。


記されていない その行間には
色々なものがいっぱい
詰まっているのだろう。



でも、

デカ長さんと
駐在さんとの間には
考え方の違いがある。


デカ長さんの考える

今ある惨状を何とかしていく、のと


駐在さんの考える

惨状にならない為の土壌を
耕していく、のと

の違い…

とでもいうのだろうか。



今、何とかしないといけない
ことがあると
デカ長さんは言う。

日誌に書かれた
異状なしの言葉を見て

駐在は必要ないと言う。


異状がない。

異状がない…?


異状、なくなんかない。



ニュースにもならない
当たり前の日常の中にも

色々な事が起こっている。


その積み重ねこそが

私たちの行く先を決めているのではないかと思う。

……………

幼稚園での生活ひとつとっても

そうではないかと思う。



大人の世界

激動する社会と比べれば


“たかが”と思われるかもしれない、
子どもの生活。

しかし、その端々にも

人の人生に大きくかかわる
事件は常に起こっている。


立ち止まるか
見過ごすか

何をどれだけ
積み重ねるかによって

大きく変わりはしないだろうか。


まさに“今”なのだ。

犯罪は待ったなし。

でも、この日常だって大切な
待ったなし なのだと

私は思う。



……………

ラストに流れる歌

秋川雅史さんの「ねがい」が好きだ。


“雨の日も晴れの日も ひとりではないから”

と歌われるように


“ひとりではない”

人とのつながりがある。


何もないと言われるあの島に
何かあるとすれば、


その大きなひとつは
それじゃないかと思った。


誰かに何かあった時
島の人が
これ程までに
親身になり かかわれることに
驚き、何かに気付いたような
デカ長さんの表情が印象的だった。

たぶん都会には無い
ものだったのだろう。


最後に
デカ長さんが
日誌に書き残して行った

“本日も晴れ。異状なし”の文字。

力強い大きな その文字を見て、
駐在さんが大事にしようとしていることを
認めてくれたのだと思い

嬉しかった。


デカ長さんも いい人なのだと思う。
島まで来たのも、
有能な弟分の将来を思ってのこと。

島で朽ち果てるのが
残念だったのだろう。


でも、思うのだ。

どこで何をしていようと
人にどう評価されようと

確かな思いを持っていれば
少なくとも
ダメになる、

朽ち果てることはない

無意味ではない、と。

そんなふうなことを
分かってくれたのかなと思い、
嬉しかった。


駐在さんの行く先を思う時、
そこには島の行く先も
重なって思える。

若者が減り、やがて朽ち果てる島。
現実をどう切り開いていけるのか。

そこも合わせて気になるところ。



それからキヌ先生が話していた、
“他人の人生を背負うことなんて出来やしない”
ということ。

彼女が過去に出来なかったことを、
知りたい。
駐在さんと同じように
子どもを引き取って育てようとした過去を。

今も先生の胸につかえているものは何ですか?



思いはあっても
出来ないこともある
現実を思い知り、

それでもどこかに
望みを見出だしたい。


見ている私も
たぶんキヌ先生と同じ。

自然な流れ、
人の力で変えられることじゃない。

そうかもしれない。
でもその先を見たい。
何が出来るのかを、知りたい。


道は前途多難だけど
駐在さんと一緒に
その道をたどってみたい。



そういえば
最近TVのどこかで聞いたっけ。

苦しいのは前に進んでいる証拠

みたいなことだった。

そう思いたい。
苦しいのには意味がある、
無駄じゃない。

たとえ目に見えて
進んでいなくても。


……………………

今回、

日誌に書かれていた
「本日も晴れ。異状なし」
という言葉に込められた
思いの深さを知った。

け どー(^_^;)。


記録は
とっといた方がええでー!


NHK「プロフェッショナル」で
航空管制官のおじちゃんも
言っとったし。

書くことで整理される
こともあるとか。



同感。(^_^)v
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