前日記より 続きです。
旦那に話すと、仕事上の経験から
いくつかアドバイスをもらいました。
会社で、そういうことばっかりやっているようで
参考になればということで色々話してもらいました。
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今の状況では、話し合いの場だけで
意見をたくさん出してもらうのは 難しいということ。
そのことから
賛成反対などの意見を書いて提出してもらう方法。
その際の アンケート書面の書き方など。
話し合いの進め方について。
自分の思う方向に誘導したいときのテクニック。
そうではなく色々な意見を出してもらう方法。
今の案の、良い面悪い面など
考える材料になるものを説明する必要。
他の学級委員にまかせるところ
打ち合わせておくところ など。
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だいたいそのようなことを
話してくれて、
方法、という面では 少し道すじが見えてきました。
何より、これはボランティアなので
たとえ失敗しても気にする必要はないと
気楽に(時には開き直って)いくことを すすめられました。
うまくやればやるほど あてにされるものなので
逆に 頼りないと思われた方が得なこともある、ということで。
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方法がわかり
立ち向かおうという気力は湧きましたが
気持ちは晴れませんでした。
方法や段取りを考えれば考えるほど
自分を守るような気持ちがはたらき、
他の学級委員メンバーとの距離を感じていました。
同じ委員の 仲間のはずなのに
本音を話し、一緒に考えていくというより
目的のためにどう協力してもらうか
ということに思考が向いていて
自己嫌悪のような
重いものが つかえていました。
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そして今日。
家庭科クラブで
バザーに出す手作り品の値付けがあり
そこで
学級委員の二人に会い
時間に余裕のあった
一人には、後で詳しく話しました。
帰り道で立ち止まって
1時間は ゆうに話していたと思います。
昨日、帰りがけに話した ひとことふたこと
だけでは分からなかった
その人の考えも分かりました。
昨日
別の人の ちょっとしたひとことで
心中をかき乱され
この今の本心を
当日の座談会でぶちまけてやろうと
(かどがたたない ぎりぎりのラインで)
ひとりでシナリオを練ってやろうと
思いつめている部分はありました。
今日、話している中で
今、何に困っているか
具体的なものが少し見えてきたような
気がします。
同じ学年
もうひとつの組の
学級委員のリーダーと三人で
後日、おおまかな進め方を考える
時間をとることになりました。
そこで、
どういうことに困っていて
どんなふうに変えたいかという
ことについて
学年全体に説明するための
話の内容を考えようという
ことになりました。
それだけでなく、
子育てについてのテーマ決めや
話し合いの時間配分、
少人数のグループ討議にするかどうか、
などなど
細かい進め方について
一緒に考えることになっています。
少し気分が楽になりました。
協力することに嫌な気持ちを持っていない
ということを
感じられました。
やはり、ある程度 時間をとって話さないと
分からないことはありそうです。
送り迎えのわずかな時間に
人をつかまえて話す、だけでなく
PTA活動の中に 話し合う場を
組み込んでおくなど、
(時間的に無理なら、書面のやりとりででも)
考えを出し合える
何かしらのシステムのようなものを
作っておかないと、
個人的な努力にまかされているだけでは
進まないこともあると思いました。
こういうことを
難なくこなす方からすれば
それほどたいしたことでは
ないのかもしれませんが
自分の性格や能力からすると
けっこうハードルの高い
ものではあります。
ふだん、
たわいもない 楽しい世間話で
さらっと過ぎていく関係から
一歩踏み込んだ
やりとりというのは
あまりしないので
ほとんど
壁にぶちあたる
思春期の子どものように
その一歩一歩は
つたないものです。
でも、
いやおうなく
自分の率直な考えを話す
機会を与えられていることには
感謝しています。
どんなものでも
意味はあると 思うので。
一応の めどは たってきましたが
まだ依然として
自分たちの先には
どろどろとしたものが
横たわっていて
それが、人の話でしか
聞けていない状況ですが
きっと、敵対ではなく
子どものために、
自分たちのできる範囲で という
思いが
同じ方向へ向いているのなら
意見は違っていても
まともに話し合えると
思いたいです。
ぎすぎすした
ひとの気持ちが
そこらじゅうにただよっていると
息苦しいので
それがなければ
うまくいってもいかなくても
楽にいけても大変でも
それはそれで
どちらでもいいと思うくらいです。
しかし、
ひとに余裕がなければ
そうなっていくのは
無理もないことなので
やはり
何かを
変えていかなくてはいけない
という思いだけは あります。
夕方、
何やら書いていた
上の娘が
手紙を持ってきてくれました。
どこまでも
泣かせる娘です。