実家の近所には同級生が二人ほどいるけど中学卒業以来姿を見たことがない
その二人のうちの一人、「i 田さん」が亡くなったんだってと母が言ってた
ほんとか?(母の言うことを常に疑う私)
それにi 田さんって、その家には二人住んでるんだし、
80超のお母さんの方が亡くなる確率の方が高いだろうけど
同級生だっていい歳だからね。お母さんより早くなくなるケースだって考えられるよ
で、そんなことを言っても通じやしない
香典袋がない!(絶対あるはず!)
ない、ないとうるさいので買いに行くことにしました
水引があるタイプ(2種類)と印刷のタイプ(1種類)
どちらにする?と聞いたら印刷のタイプにするというので、それをカゴに入れ会計の列に並ぶ
会計は結構並んでて5分くらい待ち、やっと次だ、という時に
「水引のあるタイプはないの?」と言い出した
印刷の方にすると言ったのはあなただし、もう5分も並んでて会計が次だからダメです!
やっと買ったら、その後は数分おきに「香典袋買わなきゃ」「買った?」のループ攻撃
買うまではあまり言わなかったのに、買ったとたんに脳にインプットされるらしい
これはお弁当を買う時も同じ
買い物終わって駐車場に向かってる時に「お弁当買わないと!」と焦る
帰宅している車内で「お弁当買わないで帰って来ちゃったね」と言う
脱線しましたが、話を元に戻すと、「香典袋を買った?」攻撃のあと、
「新札用意しないとね」だって。(それはダメ~!新札はお祝い事ね!)
しばらく経った後に言った言葉
で、誰に渡すんだっけ?
オイ!
そもそも亡くなった人の家族から連絡が来たわけでもない
近所というだけで40年くらい付き合いもない
付き合いがないなら家族葬メインで香典返しなど面倒なことはしたくないのが主流
でも私は母から聞いただけなので詳しい事情が分からないし
家族葬とか今流とか説明したところで母には理解できないので、お好きにどうぞ~と思うことにした
帰宅後、喪服がないと騒ぎだし、
告別式に参加するわけじゃないんだから暗めの色の服でいいんだよ、と説明
そしたら着る服がないとうるさいので(母は服をいっぱい持っている)棚から出してあげた
今度は葬式用のバッグが無いと言い出したので、ほんの数十メートルを
平服で行くために葬式用のバッグは必要ない、暗めの色のバッグがあるでしょと同じ説明をした
暗い色のバッグは持ってないと悲しげ
あなたは持っています。ほらっ!これでいいでしょ、と壁にかかっていたバッグを渡したら不満げ
オシャレで周りの目に敏感な母はちゃんとした礼服でちゃんとしたバッグで
数十メートルを歩いて香典袋を私の同級生に渡したかったらしい
(なんならパールのネックレスとかイヤリングも探してた)
香典を何回も渡すんじゃないかとひそかに心配している私
ダイソーで買った香典袋は5枚位入ってたから、それを見るたびに渡しそびれているんじゃないか?と
母は不安に思うだろうなぁ