「学びの森」の四季と   楽しい各務原

「学びの森」
 住  所 各務原市那加雲雀町15
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と 楽しい各務原の見どころ

ニゲラも薬草

2012-05-25 13:54:26 | 内藤記念くすり博物館
久しぶりに市内川島にある
 くすり博物館の薬草園 へ(22日)。
咲いていた薬草の一部を紹介します。

薬草園へ行くと、花壇でよく見かける知った花でも、
薬草として利用されているを初めて知ることが多いです。

ニゲラ(クロタネソウ):キンポウ科
 ヨーロッパ南部原産の一年草、日本には江戸時代に渡来し、最近では花壇によく植えられる。薬理作用は不明でも、民間的に利尿作用があるとされ種子を利尿薬として用いられ、また香辛料としても利用される。




ウスベニアオイ:アオイ科
 南ヨーロッパ原産の二年草、ときに多年草。粘液質、タンニンを含み、粘滑薬とされる。気管支炎などの痛みをやわらげ、症状を治すのに葉・花・根が利用される。




ヒナゲシ:ケシ科
 南ヨーロッパ原産の越年草。虞美人草(ぐびじんそう)の別名があるが園芸植物で麻薬植物ではない。ヨーロッパでは乾燥した花を煎じ砂糖を加え風邪の時に飲用し、中国では緩和な鎮咳薬などとして使われる。




ムラサキセンダイハギ:マメ科
 アメリカ南部に自生する多年草。日本ではルピナスに似た紫花を切花および花壇用に栽培される。乾燥根は先住民によって催吐剤、下剤として利用された。




ツノゲシ:ケシ科
 ヨーロッパ原産の2年草で、大正時代に入ってきた観賞用草花。春にケシに似る黄色の花を付ける。全草にアルカロイドを含み有毒であるが、種子には含まれていないため、絞った油は食用された。





博物館内では
企画展が行なわれています。



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