young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

日本じゃ電子書籍は厳しいなぁやっぱり

2011-10-01 22:11:09 | デジタル・インターネット

ここ最近で日本の電子書籍市場に関してかなりの動きがありました。
ただまあ総じて日本の電子書籍市場は暗いなぁ、という感じのままですが。

オリジナルのGALAPAGOS生産終了は特に意外性はありませんでした。売れていないのは
一目瞭然でしたし、イーモバイルで後継機の発売が出来ているのでオリジナルをこれ以上
保持しておく理由はないからです。ソニーの方はといえば、Sony Tabletや新型Readerの
発売と気を吐いていますが、肝心のReader Storeの貧相さはどうにもなっていません。
以前「Reader Storeでおすすめの100冊」というパンフレットがあったので目を通したら
全部青空文庫の近代小説で目眩がしたのを覚えています。新型Readerは格安で3G回線が
使えるとのことですが、読むものがないのにStoreにつないでどうするんだ、という根本的な
問題はそのままです。

私が所有しているReaderについては、使いこなすのをあきらめました。Reader Storeに
買いたいと思わせてくれる書籍が入らず、自炊するにも電子ペーパー型ではコミックを
読むのには全く向いていない(Readerで読むためだけに加工する手間はかけられない)のが
致命的と言えます。

海外では電子書籍はかなり一般化していていますが、海外の場合は購入可能な書籍数が
圧倒的に多い上に、電子ペーパーとの相性抜群のテキストが中心というのもあるのでしょう。
その点では、日本ではライトノベルの電子書籍販売を充実させることができると消費者の
購入意欲をそそるのではないかと思うことしきり。例えばですが、銀河英雄伝説全10巻が
売られているとしたら、思わず購入して3ヶ月くらい掛けてじっくり全巻読み通すとかしたく
なるんですけど。


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