反捕鯨公約 引けぬ豪州政府
(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/080118/asi0801180042000-n1.htm
「クジラか日本か」豪、捕鯨船引き渡しで苦悩
昨年、労働党政権が誕生した時、「この政権誕生には、中国系移民の増加が有利に働いた」 という産経の記事を読みました。アメリカ下院の慰安婦問題は、中国系アメリカ人のアメリカ民主党への献金が裏にあったとも言われており、この捕鯨問題に、もし、ラッド政権を支持する中国系移民をはじめとする左系勢力の影があるとしたら、国際法廷に持ち込まれ、同じように利用される恐れがないとはいえません。日本が曖昧な態度をとる事はかえって付け込まれることになり、慰安婦問題のような異様な拡大を許してしまうこともありうると、一応想定しておくべきだと思います。
日本と、台湾、東南アジア、インド、オーストラリアなどとの友好の輪は、アジアの覇権を狙う中国からみれば目障りなことでしょうから、オーストラリアでの左系政権は、中国の歓迎するところだったかもしれません。
オーストラリア政府は、今のところ、クジラ問題で日本との関係冷却化を望んでいるわけではない、ので悩んでいるのでしょうから、日本政府は、これをしっかり外交カードとして使う事も考えておくべきです。ラッド政権にはクジラか日本のどちらを取るか悩んでもらえばよい、そして、日本政府は、オーストラリア政府が、これ以上このようなクジラ団体の暴挙を許すならば、それ相応の対応をするという毅然な態度をとるべきだろうと思います。
記事タイトルの誤りを訂正 (1/18)
「オーストラリアの反捕鯨団体」→「オーストラリアと反捕鯨団体」です。