#54 「死の天使ペインジェル」How a Resurrection Really Feels
ブルックとヘイリーの家に突然警官が来て、ブルック、ヘイリー、ペイトンが逮捕されてしまう。ブルックのバイト先のショップが、ブルックがデザインしたTシ、ャツやらタンクトップを勝手に商品化して売っていた。腹を立てたブルックとペイトンの二人は、商品をショップから「回収」してしまった。ショップ側が警察に通報したらしい。タンクトップを着ていたヘイリーも一緒に逮捕されてしまっった。
わけを話したら、警察は商品の代金を払えば帰っていいと言っているらしい。でも、親に電話しようにも、ヘイリーの親は旅行中で。ペイトンのお父さんは船員でどこかの海の上。ブルックの親はカリフォルニア。 仕方がないのでヘイリーはネイサンに電話するけれど、つかまらず。結局はルーカスが迎えにきた。
ネイサンがクリスに渡した、ヘイリーのための「スタジオ代」2000ドルを、クリスはポーカーですってしまったとかで、それを取り戻しに行くから協力せよと言う。 ネイサンはカンカンだけれど、「ヘイリーの歌のため」と言われ、結局、車を出すことに。
2人はリバーボートでギャンブルをすることになってしまう。 マーティンとかデプスターとか女装趣味のエマニエルとか、なぜか警官とか、なんだか妙な面々を相手に、ポーカーをする羽目に・・・クリスはマーティンに「歩くATM」なんて言われていたよ。
でもクリスときたら弱すぎ。負けてばかりで、ネイサンは横でいらいら。終いにはクリスはネイサンの車まで賭けるとか言いだしている。・・・・途中からはネイサンも加わるが、・・ところがネイサンが”親”をやるとクリスが勝ちだしたとマーティンに疑われて、カサマがばれてしまった二人は、一目散に逃げる逃げる。 泳げないというクリスを急かして、ギターも放り投げて、船から飛び込んだ。 ようやく岸にたどついたものの、クリスのギターは無事だったらしいけど、お金は川の中らしい・・・もう、がっくり、ネイサンはさんざんだ。
とぼとぼと、夜の道を歩く2人。 クリスはネイサンに、「コスプレパーティーの夜、ヘイリーにキスした」と告白する。怒り狂うネイサン、クリスをバコーンと殴りつけた。「ヘイリーにキスするな!!」 クリスが言うには、ネイサンと同じバットマンの衣装でコスプレ会場に行ったら、「お前らが気まずそうだったから、俺がヘイリーにキスすればって。キスしたのはお前のためだ」ということらしいけど。変な理屈。
ネイサンは、「一番の被害者はヘイリーだ。ヘイリーのの想いがこもった曲がお前のせいで埋もれてる」と言う。この言葉には、クリスには効いたかもしれないな。
クリスはヘイリーの曲のマスターデモテープを買い取ってきて、ネイサンに渡す。 溺れそうになっても離さなかったクリスのギターが無くなっている。クリスはテープのために大事なギターを売ったらしい。 そして「(ヘイリーに)その歌は売れるって言ってくれ。ヘイリーを手放したくなかったら言うな」って。それから「クリスケラーの役目は終わった」とかっこつけて、行ってしまった。最後のクリスはやけにかっこよかったね。ネイサンとクリスは犬猿の仲だったけど、ヘイリーとヘイリーの歌のおかげで、最後は気持ちが通じたみたいだった。
カレンにあの「ダンがネイサンに掴みかかっている」携帯映像が公開されてしまったものだから、ダンのスローガン「家族が一番」の嘘がばれてしまった。大ピンチ。 ダンはカレンに、あの火事の少し前、ダンが飲んだお酒を店で買っていた人物が映っているビデオを見せる。 カレンに「君の大事なお友達」と言っていた。・・ これは、誰?
ダンの最終演説、「あの映像はねつ造されたものです。偽物だ!・・そう申し上げたいのですが・・・それでは嘘になってしまう」・・「あそこに映っているのはまぎれもなく最低の男です」「ですから、今日この場を借りて皆さんに謝罪したい」 「やり直すチャンスを下さい!」・・・と上手く誤魔化してしまった・・
ダンは、”ここで言葉を詰まらせる”なんて書かれた「シナリオメモ」を見ている。
・「・・・・認めることは再生の第一歩だといいます」・・「私は自分の過ちに気づき、それを認めました」 「よき父親であろうとしても力の及ばないことがあります」「・・言ってみれば私は発展途上の人間です」「しかし、だからこそ、自分を皆さんの上に置くことなく、この街に尽くすことができる!」「私は市長になるために目覚めました!」「この職務にまい進することを誓います!」・・・どこかで聞いたことのあるような、歯の浮くようなセリフを並べたてて。デブもカレンも呆れていた・・・・・口の上手い方に騙されてしまうのは、どこの選挙でも同じみたいだね。こんな人が市長におさまってしまった・・トゥリーヒルのこれからも心配だわ・・。
ブルックがルーカスの部屋を訪ねてくる。ブルックはクリスとのことを一生懸命あやまる。「謝ってすむことじゃないけど・・ルーカスのことをめちゃめちゃ好きだもの・・・自分でもなんであんなことしたかわからない・・私、ルーカスとの距離がまた縮まるのが怖かったんだ」と一生懸命に話すけれど、ルーカスは「じゃあ、もうこわがらなくてもすむよ」 ブルックの気持ちはルーカスには伝わらない。
すっかり落ち込んでいるブルック。・・ヘイリーは、「いつから男イコール幸せになったのかな、服を作ってネットで売るんだよ、男より服だよ」とブルックを励ます。 気を取り直して、服をつくり始めたブルック。ブルックのデザインは全部かっこよかった! Tシャツもよかったけれどドレスもよかったね。 レバンが着ていたドレス、よかったなあ。
ペイトンの前に、コスプレパーティで扮装した「死の天使」が現れる。銀髪の黒い衣装を着た天使。彼女はどうもペイトンの「潜在意識」「心の中の声」らしい。 天使が言う。「・・私ってかわいそう、・・・ママは死んじゃうし、ジェイクはどこかへ行っちゃうし」 ふ~む、天使はペイトンが心の中で呟いている弱音を、そのままペイトンに聞かせているんだね。・・天使がに言う。「ブレスは見つかったの?」 ペイトンはエリーのブレスレットを無くして、必死で探している。
「・・・・エリーは死ぬ前にあんたのことを知りたくて来たんだよ。それを、あんたが追い払った」・・はっきりそう言われると、ペイトンはつらい。心のどこかでそう思っているけれど、認めたくないことだから。
ダンが当選。カレンは「ダンに疑われている人」のことを心配している。権力を持ったダンが放っておかないだろうことがわかっているから。
ルーカスがデブに、あの「メモの切れはし」を見せて、言う。「証拠はそれだけだ・・ダンは事故じゃないと思っている。でも、証拠はない」・・ルーカスはデブを疑っているのかな。「これでやっと解放されるでしょ」とデブに言う。 「私を支えてくれた妻のデブを紹介します」とダンが言った場に、デブはそこにいなかった。 デブが車の中から、誰かに電話をしている。電話の相手は誰?
ネイサンが家に帰ると、デブからの置き手紙がある。ネイサンはヘイリーを呼び出す。 「母さんが出て行った・・もう戻らない・・お前に会ってどんな時でも一人じゃないと思えるようになった・・」
ヘイリーはネイサンに聞く「コスプレパーティの時、ネイサン、私にキスした?」 ネイサンは「ああ、したよ」と答えた。
ネイサンとキスして、ヘイリーは「やっぱ、違う」とすぐに気がつく。「こっちのキスの方がだんぜんいい。嘘ついてくれてありがとう」
ネイサンが帰ろうとするヘイリーを呼びとめる。「今夜はそばにいてくれ」 ヘイリー「その言葉、ずっと待っていた」・・二人はやっと気持ちが通じたみたい。よかったね。
ブルックは、ベットの下の引き出しのあの手紙の束を持って、ルーカスに会いに行く。82通のルーカス宛ての手紙。 毎日これを書いていた、でも出せなかったと。「・・これだけは言っておきたいって。夏休みの間、ずっと思っていた。ルーカスのこと。それを認めるのが怖かっただけ」
ルーカスがブルックを追いかける。「・・もういいんだ。・・もういいから。今度はお前が勇気を出す番だ」「愛してる」・・・ブルックとルーカスも、やっと本当に思いが通じたみたい。
私も、レバンが着ていたワンピースをかわいいと思いました。ブルックは夏休みの間に手紙を82通も書いていたとは、すごいですね‥!「ルーカスを好きになりすぎるのが怖かった」、と言いましたが、今度はルーカスがちゃんと受け止めてくれますよね。
放火事件の真犯人はデブなのでしょうか?もしそうだとすると、そこまでデブを精神的に追い詰めたのは、やっぱり夫であるダンですよね‥?ルーカスとの会話の途中での回想シーンで、黒いパーカーを着たデブが車に乗り込んだところは、土曜ワイド劇場みたいだと思いました。そうこうしてるうちにダン・スコット市長が誕生してしまい、なんだか戦々恐々としてきましたね‥。
ブルックとルーカスもやっと気持ちが通じ合いましたね。
デブは、あんなダンのような性格の人と夫婦では、きつかったでしょうね・・。別れられたカレンは不幸中の幸いというのか・・。
このドラマ、ダンからみで、時々、サスペンスドラマ風になりますね。ダン・スコット市長・・いったい何が起こるのか、今から怖いです。