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詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

流星のこころ

2018-12-05 19:48:30 | 千駄記



ア ス フ ァ ル ト の 余 熱 を 背 中 に 感 じ つ つ わ が 囚 わ れ し 流 星 の こ こ ろ

流星群に惹かれた時代がある。
夏のペルセウス座流星群と冬のふたご座流星群。
極大が土日にかからなくとも暗い山に出かけた。

掲げたのは第一歌集『解体心書』に載せたうた。
夏の流星群を見に行ったときのもの。

予想どおり沢山見られたのは夏の一回だけだが
どんなに星が降るのだろうと思いつつクルマを
走らせるのは楽しい。
道中でこれは絶対に星が見られない天気だと
気づいたとしても山を目指す。

それほど元気だったのか。
そんなに暇だったのか。
どうしても星を見せたい人がいたのか。
流れ星を見たよと伝えたい人がいたのか。

よく憶えてないや。

明るい夜も怖い

2018-12-05 12:25:44 | 千駄記


新しく明るく賑やかな夜の街に降り立つ怖ろしさ知る

昨夜は久しぶりに銀座へ出た。
休みのたんびに野山に出かけているので
何年ぶりかの銀座を歩くのは怖かった。

街はイルミネーションで飾り立てられ
若い人たちは大声で笑い喋っている。
今週も始まったばかりなのに元気なことだ。
イルミネーションにスマホをかざしているのは
おっさんばかりと気づいたりして。

日比谷駅から歩いたのだが、
新しいビルが建ち、右も左も分からないとは
このことなんだと実感する。

だいぶん古いが・・・

では大いに歌っていただきましょう!
新川二朗の名調子!「東京の灯よいつまでも」!
雨の外苑 夜霧の日比谷
今もこの目にやさしく浮かぶ
君はどうしているだろか・・

を思い出したりする。

懐メロ番組で聞いて覚えた好きな曲だ。
なんせぼくの生まれ年の大ヒット曲。