本日は工場の大掃除。
弊社はいまだにFAXのやり取りがメインなので
紙が溜まるにたまる。
処分しちゃったときに限って「あの図面どうした?」となる。
でも捨てていいだろって。
昔は燃やしたんだけどいつでしたか焼却炉禁止の
嵐が吹き荒れて以降、ごみ袋に詰めて捨てることとなった。
そんな作業をしているだけで鼻水が出てくるデリケート。
どさどさと捨ててる最中、プリントがひらりと落ちる。
2011.5.21の短歌教室の詠草だった。
いまはぼくが引き継いでいる野蒜短歌会のモノだ。
自由題
冷静に日々過ごせるのは枝野氏のお陰かもなと日なたを歩く
水一本納豆一個限りかと気にしつついる鮮魚売り場に
題詠 「災」
寝るわけにいかないわれの両肩に頭に睫に災い積もる
東日本大震災が母の血を脳まで一気に噴き上げしなり
ああ、あの震災の時の。
ごみ捨ての続きをしなければ。