青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

父親参観日

2008-06-07 09:36:00 | Weblog
土曜日か日曜日の父親が参加できる日を選んだ今日がこの小学校の参観日である。我が家の婿殿も必ず参加する。土曜日と祝祭日を休まない会社だが、会社に理解があるのか、彼が都合をつけるのか、欠かさず参加している。考えると参観日以外の運動会、発表会も出ている。
感心なことである。子供の頃家庭の事情で父親と生活を別にしていた。それが主な理由で、子供達に淋しい思いをさせないのだろう。
娘の場合も、甥の子供だから、我々は祖父母の役割だったが、父母の不仲と母親の宗教狂いで子供には不安定な時代を過ごした。
側面から我々がかかわってどうにか穴埋めしたのであった。
その苦い経験が生きていないのが娘であり、今尚、我々が穴埋めしている。
孫娘はその点恵まれて、すくすくと成長している。
心身ともに健康である。こんな行事の日に必ず思うことは、参加できない父親、母親まで参加できない家庭はどうなるのだろうかと心配する。
平和で恵まれすぎて、子供のための良い環境と思っているようだが、格差を一段と際立たせてはいないだろうか。
というのは、近くに越してきたコーポの同級生がいるが、母親と二人の生活が主である。
父親は遠くにいると子供は言っているが、それ以上詳しく聞くことを避けている。
「単身赴任かな。淋しいけど頑張りなさい」と言葉をかけてやる。
近所の同級生女子は4人だったところへこの一人が増えたのである。
明るく元気な子である。強さとおしゃべりが彼女の特徴だ。
近所のよしみで、私はこの子には気配りをしている。
転校のハンデと父親不在?のハンデを少しでも助けてやれたらと思っている。
仲間はずれをしないように、登下校も仲間に入れること、課外でも皆と同じように遊ぶことなどである。
もう一人の不登校寸前の子は木曜日、金曜日と続けて登校(母親が直接朝は送るのだが)している。
孫娘と仲良く下校して昨日は彼女の家に遊びに行っている。
子供の少ないこの住宅地も最近子供が増えているのは土地の価格が下がったことが原因だろうか。