我が家の若者だけなのか。若音のといっても30後半40才に近い世代である。
午後7時早く帰ったパパと思っていたらいない。4人で夕食に出かけた。9時少し前帰ってから風呂である。金曜日は毎週外食の習慣になってしまった。
孫娘の母屋お泊り日だった頃からの延長である。弟が泊まりたがるからそうなったのだが、姉が自分だけ静かな環境を望むからだ。
それもひと休みして、彼らの自由に任せているから尚更、常識外なのか、こちらが古いのか。
米がなくなったとこちらへきて、次に買った袋は10日になるがいまだ、開封していない。10日ご飯を炊かないことになる。
食料自給の唯一日本で誇れる米作なのだが、若い人たちが食べなくなると問題である。
孫はご飯大好きなのだが、親が食べさせない。
米を研いで炊くのは炊飯器なのだが、これが面倒なのだ。
薪でかまどで炊いた時代とははるかに異なる。洗濯機も同様である。人間は忙しくなったのか、怠惰になったのか。
学生時代長かった自炊で私と弟はご飯は上手に炊く。
とは言っても、二人とも今は台所へ立つ事もない。
男子厨房へ入るべからずを貫いている。
婿殿は疲れていても、食後、食器は彼が洗う。見かねて、留守に家内が洗っておくと、娘が文句を言う。
「絶対やらないで」なのだ。外食をしたいのは婿の希望なのかもしれない。
疲れて帰って食後洗物をしたい人間はいない。
米がとげないのだから料理もまずいのかもしれない。教室に行かないと何事もできないので、ゴルフ、英会話、料理と通わせたがものになっているのは何もない。
料理は技量ではなくて愛情だといわれるのが分る気がする。
子供の将来のためにもと思うが、駄目ママのお陰で、変なプレッシャーはないから、登校拒否などとは縁がない。
友人の登校拒否を見ると原因は母親である。人の子まで怒る完ぺき主義。
子供は息が詰まったのだろう。
駄目ママも愛嬌と思うことにしている、反面教師で子供は良く育つかもしれない。
逃げ場に我々が存在してやろうと思う。早くあの世へ行けない。駄目ママは親孝行なのかもしれない。