青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

孫三人

2008-10-29 10:14:00 | Weblog
二人の孫プラスその母親である。甥の子供を乳児の時から祖父母として育てたのが今の娘である。

名古屋に住んだころ、若い親ほどの年齢の私が背中に子守胴着で背負って歩いたのは近所の話題になった。

盲愛だったかもしれない。親よりわれわれが良くて、孝行の時、本人の意思確認は家庭裁判所で行われ、養女になった。

娘の大学時代に現在地へ移住し、一棟は自分たちの母屋。他方の一棟は若者のために新築したのだった。

内装のお洒落は全部娘の好みに合わせて建てたのだった。

小遣いは世間の学生同様にして、衣服は私が見立て、と言うより、自分で選べず、最終決定は私だった。

アーティストだから、一般の人より美意識は強かったからかもしれない。

父親と洋服を買いに来るのは珍しいから、どの店でもすぐに覚えられた。

男の買い物の傾向でもあるが、ファッション通りを歩いていて、すぐに駄目な店は外から分かった。

今でこそ名古屋嬢とかもてはやされているが、東京から転勤してきて、先ず、目に付いたのは、金ばかり掛けて、野暮ったいのが名古屋のお洒落だった。

テレビの発達で、今は、全国共通の流行が同時になっているらしい。

門限は大学生でも夜は9時であった。バスの場合は必ずバス停まで迎えに出た。

愛情を過ぎた過干渉だったかもしれない。

今でも、外からは素晴らしい娘であり、良いママである。

一度、家に帰ると地が出てなどと言うものではなく、婿が気の毒極まりない。

孫二人も「ママは二重人格」と言うほどの表と裏が極端なのである。

表は私の躾を守って、礼儀正しすぎるほどである。

親元で中学生時代を過ごした、幼年期に形成された性格はどうにもならないことを知った。

「血は水よりも濃い」はまさに至言である。

考えようでは世間様に恥じない行動ができるのだから我慢しなければならないし、孫二人を生んで、われわれに喜びを与えてくれるのだから感謝すべきかもしれないし、そう自分に言い聞かせている。

前置きがながくなったが、今朝の出来事である。

珍しく昨日は、家内が夕方まで外出し、乾いた洗濯物は、日のあるうちに私が珍しく取り込んだ。

其れなのに今朝また数枚干してある。その上、「天気が良いから洗濯したの」と家内言われて、パートへ行く前に洗濯機を回したらしい。

一つのことしかできない彼女には、誕生日会で幼稚園の孫に弁当を持たせなければならないことと重なった。

そんなことで、仕事場へ定時に行けないと電話していて、パジャマ姿である。

孫を起こす時刻と思って行けば、孫は起きて、パンを丸かじりしている。

その顔は不満で、私に目配せをしている。ママがいるからこちらの朝食が食べられない。

意地のようにわれわれの世話にならないと思うのかもしれないが、孫たちにまで、制限する。素直に任せれば楽ができるのだが、・・・

昨夜、出かけて、三時間近く帰らず、何度か婿がショッピングセンターを往復していたのは、動力自転車のバッテリーが切れてしまったから、帰れないと言うのだったと今朝、孫娘から聞いた。

残された姉の食事を心配したわれわれはあきれてしまったのだが、その時ぐらい自分で自転車をこいで帰れない距離ではない。

ゲームセンターで取った景品を大きな袋で帰っているから、パパの帰宅時刻までゲームセンターである。

成長期、そんなところは厳しい私は勿論行かせたことはない。

今、その反動で、したかったことを子供並みに、ショック買い゛、無駄な遊びをしているようで。

大元の原因は私にあると考えざるを得ないのである。

孫が三人いると思って、見ぬ振りをすることにした。

ようやく30分遅れでママが出かけ、幼稚園の孫はまともになった。

今朝の空の雲の変化に、私に説明をさせて、写真に撮れと言う。

むかえの子供のママは一昨夜から胃腸風邪かそれに熱があって青い顔で出てきた。

子供の誕生日会で父兄も出席しなければならないという。

大事にしなさいと元気つけて別れる。

長野県佐久総合病院

2008-10-29 08:47:00 | Weblog
東京の妊婦が医療制度の犠牲になった。
東京都の救急病院に指定したところが受け入れしなかったのが、原因と思われる。
少子化時代に、生んで欲しいといいながら、その対応のお粗末さは政治、官僚の制度つくりに問題だと思ってきた。
何でも政治が悪いことにする悪い癖が、日本に、否、米国の悪い癖が映ったのかもしれない。
NHKの朝ドラの前まで、見ていたチャンネルで流れていた佐久病院の驚く程の充実振りである。
人口の異常なまでに集中した日本の大都市に問題はある。
現行制度の下に、このような病院の存在を知って驚きと、感動を覚えた。
理想の医療体系を何年もかかって構築して、若い医師の憧れの的となり、研修医の希望者があふれている。
僻地へはヘリーで往診や外へ向かって医師が行動する。
其れをマンツウマンで技術を学ぶ。医は仁術なりを実行している。
一方では医師がいなくなって閉鎖する公立病院。
この差は一体どこから来ているのか。私は過密過疎が益々進む中での出来事が一つの原因とは思うのだが、それだけではない、立派な指導者がここには存在して、後輩が其れを受け継いでいる。
田中元首相の「列島改造論」を再認識して、日本に渇を入れる必要を感じた。

金融、株式、貿易、産業までが皆金、金、金である。人間の作った貨幣という道具に振り回され、その奴隷と化した現代人は、どこかで頭を切り替えることが責務と考えるのである。

WBC監督

2008-10-29 07:29:00 | Weblog
巨人軍原監督が決定したようだ。例の渡辺氏の星野推薦以来、胡散臭い思いて見ていたが、原監督と聞いて一層、読売の匂いがしてきた。
だからとて、星野問題のような抵抗感はなかった。
阪神との大きなゲーム差を縮めてセリーグ優勝に持っていった彼の手腕は買うべきとさえ思った。
WBCの起源を考えると、読売が最初だから、主張の権利もあるのかも知れない。
野村監督自身が「どうして俺の名前が出ないのか」とどこかで言ったらしいが、良くその心情は理解できる。
ベテラン組みから人選するならば当然出てくる名前である。
寧ろ、星野の前に出ても不思議はない。
東京新聞だったか、コーチに野茂の名が出ていると聞き、これは最良の策。
其れを原監督の胸の中にあったとしたら、名将と称えて惜しくないと思った。
大リーグ組みの生みの親、現在活躍している選手は殆どが彼に感謝と尊敬の念を持っている。
私自身も彼を優遇する球団が日本に出て欲しいと願った程である。
父親が大学の監督。それに育てられた原辰則氏は監督になるべくして生まれて来たのかも知れない。
大リーグ在籍の実力選手を加えたオールジャパンは世界一になりうる。
アンチ巨人で、最下位に低迷する横浜を大洋時代から応援するへそ曲がりの私でさえ、今度の野茂コーチには、大いに期待して応援したい気持ちになった。