賢く楽しく逞しく

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久し振りに相撲の中継を見て

2015年11月15日 | うんちく小ネタ



最も品格のある関取は・・・


中入り後の取り組みを一通り見ていて、気付いたことが有ります。

《勢》何か力士の四股名とも思えない、珍しい名前ですが・・・

関取の中で一番紳士で、一番品格が有ると思います。


一例をあげると、勝ち名乗りを受けて、賞金を受け取って、

土俵から下りるまで見ていると、他の力士は賞金を受け取った時、

既に立ちかけていて、顔はそっぽを向いていますが、

《勢》は、腰を落としたまま、賞金を受け取った後、

立ち上がって、必ず行事に向かって、きちんと一礼して、

土俵を下ります。


横綱に推挙される時は、横綱審議会で強さの他に、

横綱としての品格が審査されます。

その意味では、品格に於いて勢は、なんら異議は無いと思います。

ただ、横綱として最も重要な、「安定した勝率」のハードルは、

今のままでは、越えられないでしょう。


良い体はしているけれど、大関からさらに、横綱に進むには弱いです。

俗っぽく言えば、体゜が綺麗すぎますね。

一寸慾が足りない、ハングリーさが欠けているのでしょうかねえ。



食物の効毒3

2015年11月13日 | うんちく小ネタ


お米にだって毒が!



スズメは米を、ツバメは虫を食う


スズメはお米を食べて、ツバメは虫を食べているのはなぜか・・・

こんな話が有るのを、ご存知ですか?


お釈迦さまが、危篤状態になり、そのことを万物に知らせました。

スズメは慌てふためいて、着の身着のまま駆けつけ、

余り慌てて、お釈迦様の額に躓いてしまった。

弟子がスズメの粗相をなじり、ばつをあたえようとしたが、

お釈迦様は、「それほどまでに急いで駆けつけてくれたのだから、

とがめてはいけない」と弟子たちを諌めました。


ツバメは落ち着いて、化粧を直し正装して、駆けつけました。

その時は、お釈迦様は既にお亡くなりになっていました。

ご臨終に間に合わなかったツバメに、弟子たちは起こりました。


弟子たちは、スズメの心を高く評価し、お米を食べることを許しました。

一方、ツバメには罰として、お米を食べることを禁じ、

虫だけを食べさせる事にしました。



スズメは、お米を食べることを許されましたが、稲刈り前の田圃に、

沢山実っている米を殆ど口にせず、稲刈りの後の、

落ち穂を拾って食べる程度なんですね。


スズメは、お米に毒があることを知っていて、その量を加減しているのです。

人間取り分けお米を主食とする日本人は、経済の発展とともに、

飽食に明け暮れています。


食物は、生命を維持していくために欠かせませんが、

同時に毒も体内に取り込んでいることを、知らねばなりません。








食物の効毒2

2015年11月10日 | うんちく小ネタ



ジャガイモの毒


食物の内、野菜や果物の毒について、考察に入っています。

野菜は、葉菜・根菜・果菜に分けることが出来ます。

今日は、根菜について考えてみます。


根菜と言えば、大根やニンジンも入りますが、やはり芋類ですね。

じゃが芋・里芋・長芋・筍芋・・・これらはすべて毒が有ります。

じゃが芋は、ミミズが食べようとして、皮をつつきますが、

皮のすぐ裏に毒があるため、場所を変えてあちこちつつきます。

しかし、どこも毒が有ることを悟り、諦めます。



じゃが芋は、畑の土の中にある間は、芋そのものを害虫に食べられないように、

皮のすぐ裏に万遍無く毒がありますが、芽を出すころになると、

芽が出てくる表面の窪みのところに、集まってきます。

じゃが芋が芽を出すのは、子孫を残すために絶対に必要な事で、

その芽を害虫に食べられないために、その芽に毒を集めるわけです。


ですから、私たちがじゃが芋を調理する時は、未だ新芽の周りに、

毒が移動しておらず、皮の裏前面に分布しているので、皮を剥きますね。

もし、新芽が出てきた後食べる時は、新芽の周りを少し大きめに穿って、

調理するでしょう。




その他の芋にも、殆ど毒が有ることの証明は、ミミズなど地中の害虫が、

一口も食べずに諦めていることです。

人間でも、これらの芋は生で皮膚に触れると発疹したり痒くなります。



これは、スーパーの野菜売り場で、買って来たものでは判りません。

畑で色々作ってみて、調べて予測して、答えを導き出しているのです













食物の効毒

2015年11月09日 | うんちく小ネタ






一、植物の効毒



人間は、生きていく上で必要な栄養分を、食物によって摂取していることは、

万人の知る所ですが、その食物によって、人体に害をなす毒も一緒に

摂っていることは、あまり意識していないですね。


今日は手始めに、そのうちの植物の一つに、触れてみたいと思います。

上の写真は、レタスとサニーレタスですが、

サニーレタスは、シュウ酸を多く含んでおり、シュウ酸は排泄を抑制します。

要するに便秘です。

両者は、植物繊維が豊富だと言われていますが、もっと沢山含んでいる野菜は、

ほかに沢山あり、過剰に期待はしない方が良さそうです。



これから、食物の効毒をテーマに、テーブルに載せるについて、

食物の効毒全て言えることですが、  「旬を知り旬を食べる」 

が大きな柱の一つであると、ご承知おきください。







秋野菜

2015年11月07日 | うんちく小ネタ




リタイヤしてから、暫く貸し菜園で、野菜作りをやっていましたが、

始めてみると、次々と作りたいものが増えてしまい、

思いきって畑を買いました。

どうせやるならと、有機野菜(化学肥料・化学薬品は極力使わない)

作りに取り組んで挑んでいます。



今は季節がら、秋野菜を育てています。

上の写真はキャベツですが、白菜(下の写真)・ホウレンソウ・大根・ニンジン・

青梗菜・野沢菜・菜の花等です。



今収穫出来るのは、ホウレンソウと大根で、これらは種まきの時期を、

半月ぐらいづつずらして、三回巻いているので、二月末くらいまで

収穫できます。



野沢菜は、私の育った信州の特産で、今はどんどん大きく育てて、

霜が降ったら収穫して、漬け込みます。

何故霜に当てるかと言うと、結構硬い野菜なので、霜に当てて

少し柔らかくするのです。




秋野菜と一緒に手を掛けているのが、冬越し野菜が有ります。

ニンニク・絹サヤ・スナップエンドウ等が有ります。

ニンニクは、今10センチ程に育ち、絹サヤ・スナップエンドウは、

今目が出たところです。


冬越し野菜に共通して注意することは、撒き時期を正しく設定することです。

早すぎると育ち過ぎ、冬の寒さでだめになり、遅すぎると丈夫な根が張らず、

弱い苗で実付きが悪くなります。