一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「酒屋へちかん」からの新年メール   ~晦日の鍋に一役買った『六十餘洲』  1/8

2015年01月08日 23時50分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 

■2015/1/8  雪

「酒屋へちかん」から 新年の挨拶メール(下記ピンク)が1/6に届いていた。

 

実は昨年末12/20にこの店に訪れた時に 「寅さん、もし年内、九州に行くことがあれば長崎・波佐見の日本酒「六十餘洲」をお店に送ってくれませんか」という依頼を受けたのだった。

たまたま昨年秋、長崎で飲んだ酒が、六十餘洲だっただけにその名を聞いて何でその名が突然出て来たのか驚いた。 理由を聞いて・・・なるほど。

ついでだからと 六十餘洲の現在の蔵元 今里栄子社長(還暦を迎えられたことと思う)が蔵に入るようになったエピソードをへちかん奥さんに教えてあげた。

なんでそんなことまで知ってるんだろうね。 だって知ればお酒が美味しくなることだしね・・・

 

 

私が贈った「六十餘洲」純米吟醸・長崎ラベル

 

米は、九州で最も質がいい糸島産の山田錦、杜氏さんはたぶん久留米杜氏だったと思う。

 

「六十餘洲は、年々評価をあげてきている注目株、東京のグランスタはせがわ酒店でも取り扱われている。麦焼酎発祥の地・壱岐焼酎に比べるとどうしても日本酒はマイナーな長崎の酒だけど、私が注目している右肩上がりの日本酒のひとつなんだ。」

「六十餘洲」(長崎)とはどんな酒?と聞かれたら、「飲んだ時に包み込むような膨らみを感じる味わい」と言ったら近いだろうか。 鍋の席にとても良く合うと評価していて、いずれブログにも紹介するが、大阪・大正の温々での「芋煮会」に持ち込んだ酒が、この「六十餘洲」長崎ラベルの純米吟醸酒だった。

私はお酒を送ることをこころよく引き受け、純米酒1本は注文分として、そして純米吟醸酒1本は私からのクリスマスプレゼントということでクリスマスに間に合うよう「六十餘洲」の四合瓶2本を贈った。そして年が明けて届いたのが下のメールというわけ。大晦日へちかんの鍋会の盛り上げにこの酒が一役買ったようでそりゃよかったですバイ。

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寅さんへ

あけましておめでとうございます! 本年もどうぞ宜しくお願い致します! 六十餘州、大晦日の鍋営業で開栓しまして好評でした♪♪ 長崎バージョンはまだ開けてませんが。 今年は酒屋へちかん3年目!正月に一つ取引蔵が決まりました。岐阜の百春を醸す小坂酒造です。またお味見してくださいね!
2015年1月6日

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それにしても・・ 美濃市の小坂酒造「百春」という名は初めて聞いた。どんなお酒なんだろう?  酒米が私の好きな雄山錦(富山)と言うから期待が持てそうだ。

難波の日本酒居酒屋に販路を持つこの店。「タクシードライバー」(岩手)、「風の森」(奈良)、「三芳菊」(徳島) カネナカ(山口)はじめ私が好きな「鯨波」(岐阜)の関西唯一の取扱店。 

「山椒は小粒でもぴりりと旨口」みたいな酒店だ。 恵方呑みイベントも酒店としては日本で初めて 音楽LIVE・豆まき・巻きずしと準備万端で臨んでくれてフットワークがいい。まだ広く知られてない美味しい酒で日本酒ファンを広げようとしているのが気に入っている。今年も「酒屋へちかん」から目が離せそうにないな。 

 

 

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(寅)