一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

くじらの波しぶきを堪能した My Birthday Night 12/21 

2012年12月22日 22時40分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  鯨波・生  )

 

■2012/12/21(金) 曇~雨

「来週は、鯨波の生が入りますから 是非jまたいらしてください。」そんな言葉に絆(ホダ)されて

先週に続き、幻の鯨を追って・・・ 再び 大阪・今里に出現した私。

地下から上がってくれば 夕方から降り始めた雨に

路面は様々な灯り受けてテカっていた。

大阪・今里は、先週に続いて雨。

晴れ男の私にとってこれは

きっと「鯨の歓迎波しぶき」

 

これは大きな鯨が、夜空を泳いで今里に降らしている波しぶきさ

そう思えば、店に至る700Mの距離も別段苦にならなかった。

やがて 店に入ると店主の金原さんは、1歳になる男の子(麻文くん)をあやしていて

やっぱり来てくれましたね といった表情で迎えてくれた。

早速 「鯨の生ちょうだい」 と注文

それにしても 憎らしいほど うまいな~ 生くじらのやつ

 

 

あとから入ってこられたご夫婦にも勧めてみた。

「本当に おいしいですね。このお酒 」

「でしょー」

 

わずか120石の蔵元の酒

「今夜関西で飲んでいるのは、きっとここにいる私たちだけですよ」と付け加えた。

 

店主金原さんに 「ここから 鯨の波を発信して行きましょう!

いずれ大きなブームを巻き起こすかもしれませんよ」と私が言えば

「いいですね 鯨波(くじらなみ) 大いに 期待したいです 」と応えた。

 

その後、金原店主の奥さんとも日本酒談議

美味しいおでんとキッシュをアテに

いつしか私は鯨波の生を四杯(計480cc)を飲んでいた。

 

店主 金原さんから 「今日がお誕生日なんですか?」  ならば・・・

「これ、僕からのバースデープレゼントです」

鯨波の一合升をいただいた。 これは 嬉しい。

 

ご夫婦からは、「誕生日なら 早く家に帰らなくていいんですか?」と聞かれたが

そんなことより ルールルル ル~ ♫ この酒を夜明けまで飲んでいたい

くじらの波しぶきがとても心地よかった My Birthday 今里Night だった。

(寅)


祝 開店2周年!! 呑処「hana」  【大阪・長居】 12/20

2012年12月20日 23時11分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 私からの祝い酒  長居「hana」)

 

■2012/12/20(木) 快晴のち曇

開店以来 私のブログにも度々登場している大阪・長居の呑処「hana」が、本日2周年を迎えた。もう長居では、すっかりお馴染みのモダンダイニングBarで、大阪・長居という地に大阪・堀江あたりにぴったりそうなモダンな雰囲気の店がオープンしたことが、当時としては実に画期的な出来事だった。

要するに 心斎橋や堀江あたりまで足を伸ばさなくても 十分にお酒を楽しみ満喫した時間を得られる処になっているということ。 一人で良し、二人でも良し、グループで良しの店。 最近は特に客層が若くなってきてるのが顕著で、やはり若者を惹き付けるパワーがあることを実証している。

さて2周年。私には、もうというより「まだ2年しか経ってないのか・・・」というのが、正直な感想で、この店で過ごした時間や数々の思い出のボリュームが、結構多かったことを物語っている。

 

●思い起こせば・・・

花に溢れた、まるでお花屋さんがオープンしたかのような開店日。 私は、修正原稿を隣の印刷会社に届けた為、タッチの差で2番客だった。 そのリベンジというわけでもないが、翌年の2011年は、私がその年の1番客だったこと。

開店の日は、私が日本酒好きだということで、木箱に入った銘酒「満寿泉」の純米大吟醸をグラスでサービスしてくれたこと。

今でこそカウンター周りには椅子があるが、開店当初は、スタンディング形式で、私がそのスタイルを絶賛したこと。

スタッフにリッキーが入ってきて、美味しいパスタが頂けるようになり、私の麺食い記事を度々飾ったこと。

初の長居バル開催に、参加の際、横須賀生まれのカクテル「ブラジャー(ブランデー&ジンジャー)」を私がわがまま言って急遽バルメニューに組み込ませ、(サントリーに)了解の上「長居ブラジャー」と命名、長居バルで話題の大人気カクテルとなったこと。

また不思議なことに私が飲みに寄る店の中で、唯一 清酒の類を置いてない店でもある。但し、オープン日に、私が言ったこと(日経トレンディで、「梅乃宿」のあらごし梅酒は、清酒リキュールで日本一になった実績があること)をマスターは今もしっかり覚えていて、梅乃宿のあらごし梅酒あらごしみかんは、今もこの店の定番。(あらごしみかんは、2ケ月待ちとのこと。)

その他にもいろんな思い出が湧いてくる。  

マスターと約束の一日「京橋」をパラダイスバルする ことは、まだ実現していないが、楽しみは後に残す方がいいというもの。2013年の楽しみにとっておこうと思っている。

2周年は、派手なイベントは控えたとのことだが、12月20日は、店にとっての記念日。 そして私の誕生日前夜というのが、更に親近感を憶えてしまう。

呑処hana  「長居交差点から南へスキップで30秒」 まだまだたくさんの人に訪れて欲しい店だ。 

「来年3周年の日は、確か金曜日ですわ。派手にイベントを企画しますので期待しておいてください。」とマスター。 

オープンした日の空気を知る者の一人として、店の発展は自分のことのように嬉しい。今後も益々の繁栄を祈念したい。

(寅)

 


12/21冬至の夜は、「ささめゆき」でタパスはいかがですか? 【大阪・西田辺】

2012年12月19日 22時35分08秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「写楽」ささめゆきを持つ姫ちゃん  大阪市西田辺「PiEDRA」)

 

■2012/12/19(水)

先般ご紹介致しました日本酒十番勝負の第六番酒

「写楽」ささめゆき の開封日

近づいてまいりました。

 

明後日、12月21日冬至の日 大坂・西田辺PiEDRA』 にて

夕方のディナータイムから飲んで頂けます。

実は、先般、個人的理由で12月12日を21日に変更すると言いましたのは、

この日が、冬至ということ。そして私の誕生日ということでもあり

冬至の長い夜に ブログで十番勝負の酒を知って

来ていただいた方への振舞い酒とすることが

相応(ふさわ)しいと思いました。

四合瓶一本だけですから 味わっていただける人数には限りがありますが・・・是非

 

「「写楽」もしくは「ささめゆき」或いはブログのお酒飲ませてー」の一言でお店には通じます。

 

冬至の夜の「ささめゆき」

それぞれの方にとって素敵な金曜夜になってくれるといいです。

冬至は、 この日を境に日が長くなり始めることから別名 「一陽来福の日」とも言われます。

皆様にとって来福の日になりますように

 

ところで写真の女の子は、私のブログには二度目の登場

PiEDRAでアルバイトしている「姫ちゃん」

現在、外語大に行ってる学生さん。

前回は、鼻がてかってるからと

モノクロ写真でした。

 

今回は、お酒を手に しそうにって、これぞ 酒の名前通り「写楽」してる~

(寅)

前回 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/6a2a83040785f0a3be78befecabb560f


丁度1月前、盛り上がったな『OSAKA GARDEN2012』(11/18) 【大阪・長居】

2012年12月18日 23時36分25秒 | 「催し」ものは何かな?

( 浅越ゴエ司会による参加店へのインタビュー)

 

■2012/12/18(火) 曇

さて丁度1ケ月前の11/18の話になるが、

 大阪長居で初の「食・音楽・笑イベント」が開催された。

パソコンが壊れていた間のイベントなので、残念ながらこのブログに

リアルタイムで、掲載できなかったが、なかなか楽しくて、満足感を覚えたイベントだった。

 

▼ たこ焼き酒場Choiceには、長い列

ただ 日本酒がないことだけが、不満だった。

▼我慢しきれずバッグから取り出した大七

大阪長居公園 野球グランドで開催されたそのイベントは、『OSAKA GARDEN2012』

 

飲食店の参加は、天王寺~我孫子地区の計24店

 

開始早々、贔屓にしている呑処「hana」のテントに挨拶に行くと

マスターはじめ皆出てきて カメラの前で不思議なポーズをとってくれた。

 

いずれ 他の写真も、追って紹介しようと思う。

来年ももっと盛大に盛り上がって欲しいイベントだ。

 

さてその呑処「hana」は、あさって12/20に開店2周年を迎える。

場所は「長居交差点から南へスキップして30秒」が合言葉だ。

みんな~ 寄ってみないか そして  酔ってみないか

(寅)

 


私が向かった先こそ山陰の名門酒蔵『李白酒造』(松江市) ③

2012年12月18日 00時01分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「李白酒造」松江市 )

 

前回「李白酒造訪問記②」 私とみっちゃん(田中路子室長)との2ショット写真を記載しUPした直後に、

突然パソコンが壊れてしまい、ご無沙汰となってしてしまった感のブログですが、

ようやく その松江市「李白酒造訪問記」のつづき・・・ 再開です。

 

第①話 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/552b3991ea567b20aa34ec36aafa51d8

第②話 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/59a68c8469c44137f0f6ac2882cde278

 

 第③話  蔵見学へ

▼「李白酒造」 今回島根県の酒蔵で唯一全国新酒鑑評会で、金賞をとった証が飾ってあった。

そして試飲コーナーには、NHKの朝ドラマ「だんだん」のファイルが置いてある。 ドラマの中に出てきた酒蔵のモデルとなった蔵こそここ李白酒造。  ドラマの中では「杜甫」となっていた。ここの蔵に実際カメラが入ったのだそうだ。そして先日の薄いピンクの酒(CARO「華露」)は、「華舞」として登場した。

試飲されていたご家族の方に このファイルを広げ、「ここの蔵がNHKの朝ドラ「だんだん」のモデルになったこと知ってますか?」と聞いたら、「そんなこと松江の人はほとんど知ってますよ」と軽くいなされてしまった。 恥ずかし~

さて、しばらくして総務の高木さんに本日の会費を払うと、「本日の寄席の受付番号一番ですから~」と100名以上のリストに 真っ先に私の名前の横に丸印がついた。 やがて 落語(寄席)の前の蔵見学に向かった。 実は、蔵見学するのが一番の目的だったことを試飲に夢中になって既に忘れかけていた。

蔵見学に関し、蔵で撮った写真の掲載は、最小限にしておきたい。 新しい機器が入ってたりしてたし、うっかり写真を載せて企業秘密だったりしたら大変だから・・・ (考え過ぎかもしれないけど 念のため)

 

■そして、蔵見学のスタート  私は第一班

白衣と白帽子姿になって大きな建物の最上階に案内された。 まるで派遣された化学班みたいだ。写真は、第2班

案内してくれたのは、李白酒造の杜氏さんだった。窓越し右先に松江城が見える。 古い石橋町の町並みと家々の瓦を見下ろす眺めのいい高さ。 こんな高いところで、李白のお酒が造られているんだな

▼作業は、してなかったが蒸し暖かい「麹室」に入れさせて頂いた。 吟醸酒を作るときにはここで作業するのだそうだ。

▼ 「神の舞」という私にとって初対面の酒米醪の入ったタンク

味見させてもらったけど シュワシュワ濁りでまだ酸っぱくて・・・ 

▼これが、みっちゃん渾身の「本味醂」の醪タンク これも噂の7年会だね

私は7年会じゃないけどタンクの検定月日が12.21で、私の誕生月日と同じというのが何とも嬉しい。

 

以上 李白の酒蔵 物足りないかもしれないが、これくらいにしておこう。

普通に蔵見学と立ち入りができるのは、この寄席イベント当日だけとのこと。

造っているところは見れなかったが、蔵内を見学させて頂けただけでも、松江まで来て良かった。

 

田中路子室長が自ら手がけている「みりん」のタンクも目にすることができたし、これで味醂はない。 

いや未練はないか

でも まだ つづく・・・

(寅)

 


Net Shop『酒食市場エポック』 がスタートしました。【奈良・葛城】

2012年12月17日 00時01分08秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 梅乃宿・純金箔酒「飛鳥」  「エポックかつらぎ店」にて)

■2012/12/16(日)

今日、エポックかつらぎ店に 梅乃宿の金箔酒を買いに行った際、久保店長からネットショップ

『酒食市場エポック』がこの13日からスタートしたことを聞いて知った。

「じゃあ、早速わたしのブログにも紹介しておきますね」と伝えたが、わたし的には、「店の規模

からすればもっと早くとりくんでいても不思議でなく、ようやくネット対応してくれたな」と言った感想。

これから、注目していきたいと思っている。

でも私にとっては、 ブログで新酒の入荷や内容・イベントの案内をすぐに更新していただき、

特に美味しい旬の日本酒の入荷状況がすぐにわかるのか、一番嬉しい期待したいサービスかも・・・ 

 

■酒食市場エポックのブログ http://epochwebtan.blog.fc2.com/blog-entry-51.html

 

▽(そして この12/13~ スタートしたネットショップがこちら)

■酒食市場エポックネットショップ http://www.sake-epoch.jp/

 

エポックといえば、今や人気と実力の千代酒造「篠峯」のお膝元の主力販売店で、ほぼ全種を

取り揃えている。

この10年ほどで、地元に多くの「篠峯」ファンを作った、功労者ともいうべきお店でもある。

「篠峯」を造る千代酒造は、小さな蔵にもかかわらず全国新酒鑑評会9年連続金賞を現在継続中で、

今も継続している連続金賞受賞記録9回は、関西では一番・全国でもの5本の指に入る実績を誇る。 

ここ2~3年で、大阪でも特に若い女性「篠峯」ファンが増えたことを私も店で実感するほどだ。

首都圏でのフィーバーする日もそう遠くないだろう。 その「篠峯」はじめ、当然地元の「梅乃宿」そして

「大倉」といった地元・葛城山系の日本酒をはじめ「猩々」久保本家「初霞」といった奈良県内に多くの

ファンを抱える地酒も並んでいる。

もちろんワイン・ビール・ウィスキー・焼酎に 食品類まで揃ったお店。

お店と共にネットショップも是非多くの方々に覗いてもらいたい。 レベルの高い酒蔵に囲まれたところに

立地するお店だけに 私としては、これからも美味しい日本酒の情報発信を大いに期待したいものだ。

(寅)

 


金曜日の夜、幻の鯨を追ってたどり着いたのは マンションの一室だった。 【大阪・今里】

2012年12月16日 16時55分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 鯨波 )

 

■2012/12/14(金) 晴~曇~小雨

ふたご座流星群の星降る夜が明けるとスタートは快晴の金曜日。そして暖かさを取り戻した日中。

やがて陽の傾きとともに上空は鼠色に曇りはじめ、その夜は、わずかばかりの小雨模様。 

そんな夜に傘を広げることもなく 鯨を追って大阪市・東部の夜道を歩いたのだった。

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆彡

 

生産量が少ない日本酒というのは、存在しているだけで魅力があるものだ。

魅力とは、人を魅了し惹き付ける力 そんな魅力に誘われて

週末金曜の夜 私の耳に流れてきた噂をたよりに

私がたどり着いたのは大阪は、今里の地

今里に来たのは、10年以上ぶり

 

日本酒は生産量が少ないというだけでレア 

その上に美味しいときたら 言うことなし

日本酒ファン冥利に尽きるというものだ

 

その私が追って来た日本酒こそ 

「鯨波」(くじらなみ) 

岐阜県恵那の酒

生産石量120石

たとえば先日の「李白酒造」が生産量2000石

「梅乃宿酒造」が千数百石というから10分の1以下という

「三重錦」の80石などもあるがそれと並ぶ極小酒蔵ということになるだろう。

 

岐阜県は、奈良県と同じく海のない県なのに「鯨」とは・・・?

日本有数の高所(海抜600m)の酒蔵、そこから見える

アルプス山系の山々にかかる雲をくじらに

なぞらえたのだそうだ。

 

向かって着いたのは、ライオンズマンションの1F

酒屋へちかん(HECHIKAN)

 

まるでマンション管理人室の一室を店舗にしているような酒屋さんだ。

閉まっているのか? とガラス越しに覗くと

中から若い店主が出てきた。

「やってますよ いらっしゃいませ~」

 

お店の中に入ってみると 割とガラーンとした酒屋らしくない不思議な空間

早速冷蔵庫の中を見てみると おっ凄~い

 北上の「鬼剣舞(おにけんばい)」 富山の「富美菊(ふみぎく)」といった

面白い銘柄が並んでいた。 その他 「風の森」のラインナップとあまり好きでない「阿櫻」

それと初対面の「原田」

 

そして一番下にお目当ての「鯨波」

「鯨波の4合瓶を買って帰ろうと思って・・・」と言えば

「すいません 4合瓶は置いてないんです」

との答えに、折角来たのにガッカリした私だったが、

「どうです。金曜の夜だけは、ちょっとしたつまみで試飲できるんですよ

やっていきませんか」の言葉にとびつくようにすぐ乗った。

(要するに金曜夜だけは、地酒でカクウチをやるということだ) いいね~

 

「それにしても めちゃくちゃ面白い酒置いているよね~ これじゃ儲からんやろ?」と私

 

「 まぁ、趣味が高じてお店開いたみたいなもので・・・ 嫁も日本酒好きなもので」

「それにしても 探していた鯨波がここに置いてあるなんて。 大阪でここだけだろ?」

「そうなんです。うちだけですね  蔵にも行ってきましたが山に囲まれた高いところにあって

大阪の日本酒イベントでは手伝いをさせてもらった関係で取引をすることになりました。

もちろん家族だけで丁寧に酒作りしている蔵なんです」 と説明してくれた。

 

▲若いけどしっかりした店主 金原さん 

「鯨波と並んで原田も応援してるんです」

ブログによろしくPRお願いしますと言われた。

 

「こんな感じでレアで美味しい酒を置くんだったら 三重の八兵衛なんてどうなんだい?

八兵衛・伊勢錦なんか最高に美味しいよ」と私

「いいですね~ 伊勢錦。あれは確かに美味しいです。実は、私も元坂酒造の桐子さん

知ってますけど 八兵衛は坂下さん(酒店)が取り扱っていて 

この辺では決してレアな酒じゃないんですよ」

店主の金原さんのコメント。

そうか~まぁ、日本酒の場合、仕入れに結構しがらみがあるみたいなので

その辺詳しくない私は、敢えてそれ以上「是非とも八兵衛」とは言わなかった。

 

「わかった。じゃあ、この店にぴったりのとっておきの酒教えるよ 福岡 若竹屋の『渓』 はどうだい。

コクがあって切れがある。男性的な切れ味に評価・人気・リピート率が高い酒だ。

この酒だったら 実力酒なのに不思議なくらい関西で取り扱いされてなく

わずかに奈良の今西屋さんという酒店1店だけという。レアな酒で、

数も限定でこの店向き 九州の奇才・横尾杜氏渾身の酒

お酒にファンもすぐ付くはずだし、大阪で唯一の取引店になったらどうかな」とすすめた。 

( なんか聞いたことある名ですね・・・参考意見として承っておきますとのことだった。)

 

更に、九州初で唯一の女性杜氏 若波酒造「今村友香」さんをこの金原さんが知っているとのことで

驚いたが、「 じゃあ 若波の『蜻蛉(とんぼ)』を置くのもありだよね。九州でもなかなか

お目にかかれない 幻の蜻蛉(とんぼ)と言われてるんだ」と言ったところで・・・

 

「あの~ ところでいったいお仕事何されてるんですか?」

「まぁ プータローみたいなもんしてますわ ha ha」

 

BGMのレコードを入れ替え、それまでの軽音楽からガラリ一変「青江美奈」

「あれ、日本酒マニアが来たようですよ」

 

やがて 青江三奈のメロディーに導かれたのか常連客が入って来て日本酒談義

・あの独特の癖がある「三芳菊(徳島)」がいいよ あのくせ~酒置きなよ

今どき、貴重だぜ くせ~酒も

・「房島屋」がうまいし

・「仙禽」のふつーのじゃなくっても一段あめ~やつもいいぜ

・「いづみ橋」はあと味が良かった 品がある

 

いろんなことをぶづぶつぼそぼそと話していた。

「三芳菊」以外は、だいたい理解できた。

ha ha  聴いてるだけでおもろいな~

 

結局その夜の私は、「鯨波」純米ひやおろしを奥さん手作りの「おでん」

そして3種きのこのキッシュ で すいすいと四杯頂いた

 

おでんの味付けなかなか良かったし、キッシュも最高!!

( 「ありがとうございます。 早速 嫁に報告しときます」とのこと)

 

くじら並みには飲めなかったけど鯨波を四杯飲んだ大阪・今里のフライデーナイト。

「酒屋 へちかん(HECHIKAN)」

まだ開店して2月半とのことだが、

なんとなく この一室空間は、レアな日本酒が集まる マニア噂の店になりそうだ。

(寅)

 


柳(SAULE)の次はどじょうならぬ「素敵な酒空間」 奥田商店【福岡】

2012年12月15日 20時10分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 ( 奥田商店  福岡市 )

 

( 前話のつづき・・・ )

 

隠れ家レストラン「SAULE(柳)」を出て

「実は、次の店が今晩一文字さんを招待したかったカクウチ屋さんなんです」

Uさんに先導されて 川沿いの道を歩くこと6~7分ほど

橋を渡り、やがて広い道路に突き当たったと思ったら 

道の向かい側に突然現れた建物

「あれが、言ってたカクウチ屋さんです。」

それは中から煌々とオレンジの灯りを放っていた積み木のよう

表には『奥田商店』と書かれてあった。

中に入ってみると軽音楽~♫が流れているし、洋酒樽が置かれ

日本酒とワインがずらりと並んだスタイリッシュな空間

カクウチ屋というには、おしゃれすぎるものだった。

それにしても ここのマスターも寡黙な方だった。

今晩ご招待頂いた御礼のしるしに3人の女性には、

ワインか日本酒のきき酒セットの好きな方を選んで頂いた。

UさんとAさんがワインのセット 

私とK先輩が日本酒 

手取川うすにごり(石川)・ 誠鏡(広島)・ 手取川山廃(石川)・ 天山(佐賀)

 

この店には、「手取川」(石川県)の社長なと゜も来られるそうで

利き酒会などのイベントも開催しているとのこと

昨年大阪のSAKESONICの際も「手取川」は

とても人気があった。

こんな店が近くにある人は、幸せだな~

柳の下じゃなくて 柳(SAULE)の次は美味しい日本酒だった。 

その姿も味もビューティな日本酒を堪能させて頂き

冷たい夜風に頬が紅潮するのを感じた

感謝、感激の福岡の夜。

Uさん、Aさん、K先輩 美味しい夜をありがとうございました。

ブログ掲載が遅れてしまいましたが、厚く御礼申し上げます。

(寅)

 


SAULE それは隠れ家への誘(いざな)いでした。 【福岡】

2012年12月13日 22時58分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( 特製ハンバーグ  福岡市「SAULE」 )

 

話は、11月のことになるが・・・ こうしてブログを書いていると結構いいことがあるもので、

先に書いた「一龍亭」でラーメン・替え玉そしてチャンポンを食べた後

K先輩と職場の同僚Uさん・Aさんの女性三名

六本松近くのUさんおすすめのお店で

食事することになった。

まさに女子会に黒一点お邪魔した感じ。

 

カウンター形式で10席あるだけの通の間では知られた「隠れ家レストラン」

「一文字さんが気に入ってくれるかどうかはわかりませんが・・・」

といった感じでUさんおすすめの隠れ家レストラン

「SAULE」に招待された。

 

もちろん気に入るも何も こんないい雰囲気の店に招待して頂いて大満足

ところが、こんなレストランに誘われるなんて思ってもいなかった為

ついさっきチャンポンまで食べ、満腹状態で臨んでしまい

「先輩、僕の分も食べてください」

せっかくのごちそうもワインでちょこっと頂いただけで

とても勿体ないことをした夜。

店名SAULEとは、フランス語で「柳」とのことだと

「私の姓が、やなぎなものですから・・・」

と寡黙なマスター

 

それにしても人気の特製ハンバーグ本当に上質の味わいだった。

ただの食いしん坊の私などに こんなに気を使っていただき

 感謝 感謝の夜でした。

ところが、話はこの店「SAULE」だけでは終わらなかった・・・

つづく

(寅)

 

 

 


2012年、今年の漢字一文字は、「金」でした。

2012年12月12日 23時08分15秒 | Weblog

森清範貫主によって書き上げられた今年の漢字「金」=京都市東山区の清水寺で2012年12月12日午後2時5分、森園道子撮影

 

 ■2012年12月12日(水)

えっ、 「金」 ?!!

恒例の発表場所、清水寺には、ちょっと意外だというどよめきが起こったそうです。

清水の舞台で、各人が持つ今年の感想とこの「金」という印象との乖離が、

ちょっとしたどよめきを生んだのかもしれません。

 

口の悪い人などは 、「今日の北朝鮮のミサイル発射が効いたのか!?」

という人もいたようですが、その前に締め切って

決まっていたのでそれはありません。

 

私としては、2000年の漢字が「金」だったので、できれば今年は違う漢字に

決まって欲しかった というのが、正直なところです。

今年は「二番煎じの金」といった感じですね。

次点の漢字が、「輪」でその次が

私が予想していた「島」

とのことでした。

 

朝の電車の中で浮かんだのが、「乱」  私はこれが「島」より近いかなんて思いました。

総選挙が16日、 案外 これから「乱」という気もしています。

願わくば、1年後がこの文字にならないことを

祈りたいと思います。

(寅)

 


1212と言えば「漢字の日」・・・さて今年発表される漢字一文字は何だろう?

2012年12月12日 00時20分45秒 | Weblog

12月12日と言えば「漢字の日」・・・ さて 今年発表される漢字一文字はなんだろう?

私の予想は、・・・ 

「島」

なにかと 島(竹島・尖閣諸島)に振り回され、

この島国にとって 打撃を受けた

1年だったから。

 

 本日 夕方のニュースでは発表されていると思う。 さて・・・

(寅)

 

もちろん 私は、その年の漢字一文字  が理想なんだ。


この盛り上がり方がいいね~!! 長浜ラーメン「一龍亭」のチャンポン 【福岡】 

2012年12月11日 23時55分05秒 | 『麺』食い人間なんだよな

(  チャンポン  福岡市東区・長浜ラーメン「一龍亭」 )

 

過去にも何度かこのブログでもとりあげた 福岡は長浜ラーメンの店「一龍亭」は、福岡県庁と九大病院に挟まれたゾーンにある。

11月、秋の日差しにお昼のピークを過ぎたと思われる時間を狙って お店を訪れた。

入ってきたのが、私だとわかると奥さんが「あっ、いらっしゃいませ」とカウンターの中から迎えてくれた。 「ラーメンください。」の注文と共にまもなくラーメンがテーブルの上に運ばれてきた。

▲ 長浜ラーメン

その時間わずか38秒なり  1分とかからない 相変わらずの高速レスポンスだ。

そしてからし高菜とごま・紅ショウガをトッピングして食べ始めて私も2分とかからないうちに 「すみませ~ん 替え玉お願いします」と私もクイックレスポンスな注文。

そして「はい 替え玉で~す」 と目の前のどんぶりに玉が入れられる。これが注文から22秒だった。 最初のラーメン&替え玉で、ちょうど合計が1分。 実は、かえ玉は早いときは15秒を切る。 高速レスポンスこそ 先代から受け継がれてきた「長浜ラーメン」の真骨頂なのだ。

もちろん ごく細の麺とコクがあってもくどくないスープが最高にいい感じでマッチしている。それにスピードが加わっているのがここのラーメン。 どんぶりは、昭和のままの昔ながらのどんぶり。 そして一杯500円しない安さ。 私は、ここのラーメンが大好きだ。

おなかも一杯になったので「来月の12/14金曜日着でお願いしますね」と宅配で注文。 では、おいとましようかとした時に 入ってこられたお客さんの注文が次々とチャンポン。 そのチャンポンのおいしそうなこと。

結局この店で40分、カウンターご゜しにだべりながら時間をつぶして 私もちゃんぽんにチャレンジ

「いゃ~ いいですよ この盛り上がり方が。」と 私一人カウンターで盛り上がっていた。

でも さすがに食べ過ぎて苦しい。  通は、このチャンポンにラーメンの替え玉をするのだそうだ。

「次回 それにチャレンジしますね」 そう言って店を出ると 秋の日差しもすっかり傾いていて、まもなく午後5時。

すっかりチャンポンにあてられて、これから飲みにいくことを忘れていたのだった。 相変わらず、おいしい日本酒とイケ麺にはテキメン弱いんだ~

(寅)

 


【お知らせ】今月の日本酒十番勝負 第六番酒 開封日は冬至21日です。  12/10

2012年12月10日 23時55分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「写楽」純米吟醸・ささめゆき   大阪市西田辺「PiEDRA」) 

 

■2012/12/10(月)

【お知らせ】   今月の日本酒十番勝負 第六番酒 開封日は冬至・21日(金)と致します。

今年の七夕から始めた日本酒十番勝負も早くも六番を数えることになりました。

ワイングラスで味わってほしい、ワインに負けない私おすすめの日本酒

今回は、従来のパターンで行くと12月12日開封なのでしょうが、

今月に限っては、個人的理由から1と2を入れ替え

12月21日とさせて頂きます。

 

用意した日本酒は、「ささめゆき」

福島の銘酒「写楽」純米吟醸のうすにごり

フレッシュだけど甘すぎず、旨みしっかりで軽やか

 

蔵からのメッセージは、「米を愛し、酒を愛し、人を愛す」とありました。

クリスマス前のシャンパンゴールド気分なフライデーに是非味わってみてください。

 

 

12月21日 冬至の夜は、大阪・西田辺 スペインバールレストラン『PiEDRA』で「ささめゆき」

「ささめゆき」ブログで見ました 味見させてください とお店の人に伝えていただければ、試飲できます。

前回 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/6a2a83040785f0a3be78befecabb560f

(寅)

 


わさんぼん 「太閤道」手練りようかん

2012年12月09日 23時55分58秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 「太閤道」手練り羊羹  福岡市「わさんぼん」)

 

■2012/12/9(日)   初雪

 

冷たい空気に覆われた日本列島 関西各地からも初雪の知らせ。

朝、扉を開くと我が家のまわりの山一面真っ白 とても冷え込んだ一日となりました。 

全国ネットのニュース「各地の様子」でも 雪の上を歩く奈良公園の鹿たちの姿が流れていました。

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( 時は降りつみ今にも記憶が埋もれてしまわないうちに・・・  )

 

さて、先月PCがダウンして書ききれなかったことを追って書いて行こうと思う。

まずは松江・李白酒造みっちゃんに土産代わりに手渡したお菓子の紹介から

福岡市別府の「わさんぼん」の手練り羊羹

ここ「わさんぼん」の手練り羊羹は

たびたびテレビのローカル番組に紹介されて早々に売り切れることも多い

 

私が店に入ったのは、午後5時30分 もう真っ暗だった。

店に入るなり「奈良からです まだ残ってますか?」と言えばそれだけで

「あ~ ブログで紹介していただいたようで、ありがとうございます」

お礼を言われ、とても嬉しいおまけをつけて頂いた。

▲おまけ(作るときに出る半端羊羹を詰めたもの)

 

ここの娘さんの書く筆文字が、何ともいい感じで好きだ。

民芸調の雰囲気で商品にぴったりとはまっている

個人的には、一度 日本酒のラベルにもその筆を振るってもらいたいほど

 

太閤秀吉が通ったというその道から名付けたとのことだが、

もし太閤殿下が現代に生きていられたなら

「おい、ちょっとここで車を停めてくれ」

と言ってこの羊羹でお茶をしたことだろう。

 

現代版 福岡に第二の「天下茶屋」誕生 

な~んていうイマジネーションを掻き立てた。

 

わさんぼんという砂糖と 日本酒好きな左党

「砂糖」と「左党」といったさとうの接点を味わってみるのもこれまたいいものだ。

(寅) 

 

 

 


まもなくブログ再開のお知らせ 12/8

2012年12月08日 22時55分00秒 | Weblog

(Windows8)

 

■2012/12/8(土) 冷雨時々氷雪

二週間以上のご無沙汰です。 ようやくブログ再開のめどが立ってきました。ブログ休止中には、多くの方々から「ブログの再開はいつごろになりそうですか?」と気にしていただき、ありがたくも勿体ないお言葉をいただきました。毎日、150人~200人ほどの方が、そろそろ再開している頃ではないか?!と訪問して来て頂いたようです。 これって40人学級で4~5クラス分ですからいつまでも待たせるわけにはいかないと思うのに充分な数でした。

さて使っていたパソコンですが、T社修理センターから「ハードディスクが壊れているので新品と取り替えしかない」らしく、貴重な写真やデータを残したままにしているため、修理を断り戻してもらうことにしました。 これはかなりショックであり、がっかりしたことでした。 たとえば「梅乃宿酒造」の数年に及ぶ蔵開き写真や印象に残った日本酒に一品、一人旅した写真も一応整理・ストックしていただけに ハードディスクを別に所有していながら都度バックアップしておかなかったことを悔やんでいます。

せめてもの救いは、松江・李白酒造に訪問した際の写真データは、たまたま別ストックしていたので回避できたことくらい。

今年も残すところ3週間ちょっと。 来年の1月には100万ページビュー到達確実の予定が2月以降にずれてしまいそうなこと。 また、一年で一番好きな月・12月を指をくわえて見過ごすのは、更に辛いこと。 そんな理由から結局 この冬予定していた北陸一人旅の資金を使って新しいPCを購入した次第です。

それにしてもWindows8は、今まで7を快適に使っていた私にとっては、正直使いにくいと感じてます。 スタートボタンが無いというのが、何ともしっくりこない。写真の整理も今までより手間取って・・・

とこんな感じですが、11月の書ききれていない出来事も含め、ブログの方、ゆっくりと再開させていただこうと思います。また宜しくお願い申し上げます。

(寅)