6/13 去る5/29、30、6/5、6日の4日間、各日1往復して鉄道ファンら
が沿線に詰め掛けたよ。やまなし観光推進機構とJR東日本が展開する観光キャンペーン
の一環として甲府-小淵沢間を45年ぶり走ったんだ。
中央線はトンネルが多く、客室に煙が入ると大変だから、煙を後ろに流す「集煙装置」
を装備し、車両前部両脇で煙の流れを調整する「デフレクター」を大型のものに交換して
対応したんだって。穴山駅手前はトンネルでスイッチバックして駅に到着となっていたよ。
韮崎ー小淵沢駅間は千メートル走ると標高が25メートル高くなる中央線でも有数の上
り坂が続いているから、小淵沢に向かう際には後ろのディーゼル機関車に押してもらって
走ったよ。押す力の加減を汽笛で合図してスピードを調節するの。
特急なら30分足らずで着いちゃう区間を、時速30~40キロで1時間かけて走った
から窓から見える景色もゆっくり流れ、のんびりした旅を乗客は味わえたんじゃないかな?