死刑宣告

本の中には、
心静かに、正座するくらいの気持ちで
読まなければならない部類がある。

図書館で
「死刑はいかに執行されるか」
坂本敏夫著　日本文芸社出版
を借りた。


本来ならばこの手の本は借りない。
自分の家に、
一時（いっとき）とはいえ
”死刑”なんて文字のある書籍を
置いておきたくないからだ。

こんなのを借りるには理由がある。
オイラ今、心が動揺しており、
少々不安定なのだ。


実は、一人の社員が犯罪を犯した。
正しくは容疑者ではあるが、どうせクロだ。
馬鹿野郎なんですわ！

だから、
会社としては、
会社員にとっての死刑宣告、
「クビ」を言い渡すことになる。
犯罪内容が、
戒告、減給の指導系のレベルではない。


そして何より嫌なことに、
その執行者が、オイラということなのだ。

上はいいよ、
命ずるだけでいいから・・・。

オイラが
死刑宣告を代言し、
粛々と手続きを行うのよ。

オイラとて、初経験ではない。
今まで３回ばかり経験している。

でもこればっかりは慣れるもんじゃないんだよ。

最初、本人は許してと懇願する。
若い社員なら、親まで出てきて懇願する。
ダメだとわかれば法的手段を示唆してくる。
結局、悪態をついて、いや～な感じで、
去ってゆくのがオチだ。


この本、サラッと読んだ。
クビどころか、
本当の死刑だから、
オイラとは比較にならない
執行者の苦悩が綴られている。

執行命令書が下りてきてからの、
現場の苦悩が痛々しい程理解できた。


あ～、
サラリーマンがツライな～と思う瞬間だよね。
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菊池桃子にプリプリ

菊池桃子が離婚。
さわやかイメージも現実は、・・・ですか。

それにしても歳をとりましたな。


逆に、プリンセスプリンセス復活ですか！

まだまだ若い！

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