菅直人評価論

最後は自分の党の仲間からさえも
「やめてくれ」と言われた菅直人前首相。


とにかく国民からもボロクソだったが、
正当に評価されるべきこともある。

東電が福島第一原発から撤退しようとした時の
東電本社に乗り込んでの怒声！
「日本がつぶれるかもしれない時に、撤退はあり得ない。
会長、社長も覚悟を決めてくれ。六十歳以上が現地に行けばよい。
自分はその覚悟でやる。
撤退はあり得ない。撤退したら東電は必ずつぶれる。」

この行為、行動は、
大いに評価されるべきではなかろうか！

東電からの撤退したいとの連絡について、
鳩山さんだったら、
「人命第一なので撤退も仕方ないですね」と言ったかもしれないし、
野田さんだったら、
「その可能性も含め検討してください」などと
わけのわからない指示だったかもしれない。

その点、菅さんは乗り込んでの怒声だった！

もちろんオイラは
その菅さんの支持者ではないよ。

近年では小泉さんが一番だったと思うし、
最近では、橋下さんに国政を期待しているくらいだ。

でも、この時の菅直人の行動は、
確かに日本を救ったとしか思えないんだよ。

なんでもかんでも悪い悪いという考えは
持たないでおこうと思う。
【ヒゲ親父】

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ハッとする一文

良書には良文がある。

ジェノサイド（高野和明著）も、
後半まで読みすすめてまいりました。

それまでは、寝床に入ってから
読んでいたのですが、やっぱりすぐ寝ちゃうんで
なかなか進まなかったんです。

それで、恒例の風呂読書に切り替え、
毎風呂ごと1章ごと（13～15Ｐほど）読み始めました。

風呂だけに、ノロノロ読んでいたら
のぼせてしまうので、
集中して速攻で読むことになり、
内容もグイグイ入ってきます。

さて、さすがに人気のある本だけに、
ハッとする一文がありました。

「しかし善行というものは、
ヒトとしての本性に背く行為だからこそ美徳とされるのだ。
それが生物学的に当たり前の行動なら賞賛されることもない。
他国民を殺さないことでしか国家の善は示されないが、
それすらもできないでいるのが今の人間だ。」

です。

だいたい4分の3くらいまできたか。
さてさて結末が楽しみになってまいりました。
【ヒゲ親父】

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存在感

今日は代休

朝起きた布団の中で、
またどうでもいいことを思っていた。
「モンゴルはなぜ存在感がないのだろう？」
と・・・。

地理的には中国とロシアに挟まれながらも、
とても大きな国、モンゴル。
それにしても
存在感がまったくといっていいほど無い！

イメージは草原、
朝青龍に白鳳で相撲、
人口は？
産業は？
軍事力は？
国家主義は社会主義だよね、
最高権力者は？
国民性は？
スポーツは？
とにかく全然情報を発信していない。

チンギスカーンを生んだ国、
かつては世界最大の国を作ったのに。

不思議な国、モンゴル。

そんなことを思いながら、
布団を出てきた。
【ヒゲ親父】


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