娘が朝早くから友達と映画「君の名は」を観に行きました。
久しぶりの部活休みなんだって。
ご存知のとおりこの映画は今大ヒット中のアニメ映画であります。
(友達同士で行くのでネットからの事前予約eリザーブすることできないんだって)
(拝借
)
オイラもぜひ観てみたいが、オッサン一人で行く勇気はないね。
いずれビデオで見るよ。
この映画の影響で岐阜県の飛騨市には多くの映画ファンが訪れているという。
いわゆる聖地巡礼現象というやつだ。
さて昨晩行った湯涌温泉の第六回ぼんぼり祭り
今朝の北國新聞によると
温泉街には昨年を1千人上回る1万5千人が訪れたとある。
オイラ思うんだよね、この湯涌温泉のぼんぼり祭りは聖地巡礼のレベルを超えている。
アニメの影響による地域おこしの中で最も成功した例ではなかろうかとさえ思います。
さらに記事を読んでみると、
アニメをきっかけに湯涌の土地柄にほれ込んだファンが運営に回り地元住民を手伝うとか、
開催日がインターネットで発表された途端、湯涌温泉の各旅館は予約が殺到し約30分で全旅館が満室となったとか、
このお祭りは今回で6回目、なぜ衰えないのだろうか?
そもそもアニメ「花咲くいろは」といってもほとんどの方は知らないし、
しかも2011年4月放送とあるので、東日本大震災で一番大変な時期での放送だった。
今年もこの小さな温泉街に県内外から15,000人もの人が集まる。
ほとんどの方は金沢駅や臨時駐車場の金沢大学からシャトルバスで30分かけて来るんですよ。
ほんと驚くべき集客力である。しかも海外からのグループも多く来られています。
はたして5年後の飛騨市に湯涌温泉のように多くの人が集まるのだろうか・・・。
こういう論文がアップされてました→
アニメ聖地巡礼に関する調査研究
ふむふむ参考になりますねぇ
とにかくアニメの作品で地方都市なんかが描かれるとその影響は計り知れないほど大きい。
地方自治体や観光協会がぜひ我が町にと誘致するのも当然である。
湯涌温泉が特徴的なのは、単にアニメの舞台が温泉街というだけでなく「ぼんぼり祭り」という作中設定のお祭りを現実に再現することによって、毎年開催され、末永くその効果が持続することとなったことである。それが6回目にして15,000人の集客効果なのである。
さて湯涌温泉は、金沢の奥座敷ともいうべき場所にある温泉地であり、湯涌温泉を題材にした書籍を発表した竹久夢二の記念館がある。また温泉街の北側には江戸時代の建築物を移築した金沢湯涌江戸村がある。また以前には東洋一の豪華ホテルと呼ばれた白雲楼ホテルが存在したが今は現存していない。最奥部には人造湖の玉泉湖があり周りに遊歩道が整備されている。その湖畔に毎年行われる氷室行事に使われる氷室小屋がある。金沢の人だったら、氷室小屋の役割とか氷室饅頭の存在を知っている。
それでも湯涌温泉も近年では来客数も落ちて、相当さびれていたわけであるが、
それがアニメ
「花咲くいろは」で見事復活した感があるのだ。
それにしてもなぜアニメ制作会社はこの地を舞台にしたんだろう?
金沢市や湯涌温泉観光協会が必死にアピールしたとは思えないが、とにかく湯涌温泉のアニメ効果はまさに絶大だったわけである。
オイラ一度行きたかった湯涌温泉ぼんぼり祭り、
昨晩そのアニメ効果の影響力の大きさを感じることができてホント良かったと思っている。
【ヒゲ親父】
にほんブログ村
にほんブログ村