大雑把な日常

日常のあれこれ。

トラワレナイ女

2012-05-10 | 日記

小学校で本の貸し出しが始りました。

わたし、図書委員だったんです。

娘はわたしの母校に通っています。

入学式で今も同じところに図書室があるのを発見して驚きました。

一番奥の棚の下に人体に関する図鑑があり、男の子たちが性器を見てクスクス笑っていたのを今でも昨日のことのように思い出します。

はだしのゲン、火の鳥、マンガばっか読みました。

ずっこけ三人組も読んだ。

中学の時も図書委員だった。

吉本ばななが流行ってました。

内容は一個も思い出せない。

理解していなかったんだと思う。

たぶん、吉本ばななを読む自分に酔っていたんだ。

思えば図書館が好きなのです。

あの独特の本の匂い。

本がたくさんあるだけでワクワクします。

青山ブックセンターに先日行った時も

高揚感ったら、すごかった。

本が好きなんじゃん。

単純な事実に気がつきます。

それでも私は本を読まないといいます。

好きなのに読まない。

音楽も同様です。

好きだけど、聞かれれば、音楽は聴かないと答える。

映画も。

マンガも。

ゲームは…ホントにやらないけど、たぶん好きになると思う。

どうしてこんな天の邪鬼なのだろう。

好きなのに、やらない。

唯一、「笑い」に関することだけが

文化のなかで

好きで「見る」し「聴く」。

それはなぜか。

お風呂に入っていて思い当った。

わたしは、何を見ても何かを感じてしまう多感症です。

脳のなかがそればっかりになってしまう。

引きずるし、考えるし、生活の邪魔になるくらいハマってしまう。

「笑い」に関しないそのほかの文化はだいたい全部、

そうなる。

もう三日三晩。

ひどい時は一カ月

同じこと話して、その世界にいるような気分になって、マンガや映画や本のなかに閉じこもる。

囚われてしまう。

でも。

「笑い」に関すること。

笑えるものだけは、私を解放するのです。

何にも引きずらない。

ああああ、面白かった。

だけの感想で終わる。

すっきり、楽しい気分だけが残って、次の日から生活を営めるのです。

ときには引きずって、思い出し笑いをしたりしますけど、

それは幸せな瞬間であり、

一瞬で消える。

だから、わたしは笑いに関するものにしか興味がないし、

笑いに関するもの

と、

それ以外を線引きしているのだ。

すごく腑に落ちた。

今日は、すっきりした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする