中古のマンションに住んでいます。
前に住んでいたひとがリフォームせずに出て行ったので、
住んでいたひとの跡がたくさん出てきます。
それでこの部屋はこういうふうに使っていたんだろうな。
とか、この壁のあとは、きっとこういうものを設置していたのだ。
とか、
推理して、楽しんでいます。
前に住んでいたひとは
どうやら日曜大工が趣味だったようで、トイレとお風呂の床を手作りで貼ってあったり、
壁を塗りなおしたりしていました。
こまかいところでは
ありとあらゆるところにフックがついてます。
壁に、なにかを引っ掛けるためのフックがたくさん。
玄関のところには3つ。
鍵置きがふたつと、たぶんほうきをかけていた。
と推理いたします。
なぜならそこにそれぞれの物をかけると
しっくりくるし
使いやすい。
廊下にはふたつ。
ひとつには鏡がかかっていたと思う。
もうひとつはちょっと分からないので
写真をかけてみたら、ちょうどよい高さだった。
そんな感じで
いらないものは
とりつつ、
便利なものは残しつつ、部屋を整えていたのですが、
ひとつ
どうしても分からない謎のフックがある。
それは
玄関の外。
表札と、呼び鈴の間にあるフック。
結構な高さで、
162センチあるわたしの身長より
少し高いところにある。
これはなんのフックだろう。
何かをかけるにしては
表札と呼び鈴の間なので20センチもないぐらいだ。
面倒なのでまだ取り外していない。
というか、なんのためか知りたくて、取り外せない。