ムカついたこと

書くことがあったのに、
怒りで全部忘れたな。

今日はある芸人さんのライブに行ってきまして、
テレビにはちょこちょこ出るけど、
お笑い好き以外にはまだまだ知られていない三組の
ネタとコーナーをするライブでした。

よく言えばちょっと実験的なネタが多くて
悪く言えば、「おい！もっと練習しろ！」といえなくもない。
でもお目当ての芸人さんがいて、
見ることができたのでうれしいんですけど、
ただね、
毎回思っているのだけど、
客のクオリティが、だいぶ低い。

若手芸人さんですから
主戦場はライブハウスで
若者たちがこぞってくるところ
そいでもって投票制とかもやっていて、
チケットノルマもある。

そういう場所からやってくるお客さんは
（ってひとくくりにしちゃあ、本当はダメだろうけど）
若い女で
今どきの服装しており、
メイクもネイルもばっちりで
四角いごつめの革のバッグと紙袋を持っています。
そして
しゃべる。
特に幕間はフリーのおしゃべりタイムだと思っているのだろうか。
この間のライブではどうだったとか
確かあの人はあのライブでこう言ってたからぁーとか
知識のひけらかしをし、
あとわちゃわちゃを楽しむゲームコーナーは
「え、あたし、あれだったらできるかも」
「こうしたほうがいいんじゃない？」
とか
お前がなんぼのもんじゃい！ということを平気でおっしゃいます。

今回、前のほうの真ん中の席だったので、少し嫌な予感がしていたのですが、
ばっちり的中。
両隣がそのタイプのお客様で
本当に気になっちゃって。
特に左隣がひどくて、
何度かバッと見たり、
ふー
と大きめのため息をついたり、
幕間に「うるさい」と言ってみたりもしました。
そのせいか
後半少し元気がなかった。
嫌なババアだと思われていたかなぁ。
そしてエンディング。
お客様プレゼントをすることになり、
席番号が書かれたくじで1名を選択。

見事わたしが当たると言うね。

隣の方たち「ほしー」とかさんざん話していた中で、
ババア当たってるよ
と思われたことでしょう。
今から思えば、
ざまあ
とも言えますが、
その時は「やばい。感じ悪くしなきゃよかった」と思ってました。
立ち上がって
芸人さんと絡んで、顔が完全にバレましたからね。
はーあ。

でもうれしい。次から席は遠くにしよう。劇場に買いに行きましょう。

そうそう
そういう人は
独特の着席方をしている人が多いです。
足を組んだり、寝転ぶように座ったり、前のめりすぎたり。偉そうな座り方です。
家に帰って
娘とさんざん悪口言いました。
「かわいいかわいい」ってわざわざ言うな！
出た瞬間にキャイキャイ笑うな！伏線や設定が聞こえないだろうが！
などなど。えへへ。
たぶん
その人たちは笑いなんて好きじゃないんですよ。
格好いい芸人さんを好きな自分が好きなんです。
そういう人たちはずっといる。私が18歳で人力舎のライブに行ったときから目撃している。
そっから22年経っていますが消えないから、絶対にいる人たちなんだよな。
気にしなければいい。とは思うんだけど、観察しちゃうよね。
でもそれはいいことだって、この間、小説教室で言われました。だから観察は継続。