大雑把な日常

日常のあれこれ。

二十年前の新入社員時の話

2019-05-01 | ぼやき
あれは
大手スーパーに入社した年の話です。

先に仕事を始めていた惣菜担当の同期の子がいて、
仲良くしていたんですけど、
ある日、とっても暗くて、
あとから聞いたら、鮮魚担当の主任にみんなでご飯に行った帰り、
車で送られるはずがいろんな場所に連れまわされて、
あげくキスされた
という話を聞きました。

その主任は当時四十を超えたあたりの年齢だったでしょうか。
白髪が混じっていたように思うんだな。
年の割には、シュッとして足の長い、ずっと冗談を言っているような人気者の空気をまとった人で、
妻帯者で、子どもが何人かいて、
だから同期の子はかなりショックだったと思うんです。
私も入社一年目22歳ですから、その子の身をもっと思いやるという所作もできていたかどうか疑問ですが、
そのショックだけは今でも覚えています。

今や、その主任の年齢に自分たちがなっているわけですが。

そいつサイテーじゃねーか!
と、リアルタイムにムカついて、空に叫びたくなるよね。
何、新入社員に手ぇ出してんだ。
ざっけんな。
バレなきゃいいって、思ってんじゃねーぞ。
なめてんな。
その子のことも、奥さんも、子どものことも、
全部なめてんな。

不倫の入り口を見た
気がして、その子は拒否できたから良かったけれど、
そうしなかったら、深みにはまっていたかもしれません。
そいつは、同期にだけ、そういうことをしたわけでもないと思います。

新しい年号を迎えて、
新しい社会人が、五月から、また気を入れなおす時期かとは思いますが、
二十年後の大人にクソみたいなやつもいるってことを覚えておいて、
そういう大人には常識を持ってNOという勇気をもって
生き抜いていきましょう。

今日、ふとそんなことを考えていました。

コメント
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