年が明けましたが、残りのオーディブルの感想をあげていきます。
こちらはお試し期間最後に聴いた一冊。
口コミで、
「朗読、内容とともにオーディオブックの最高傑作」というのがあって、
本当か?と思ったが、
その通りだった。
徳川家康が
豊臣秀吉から関東を押し付けられてから、
天下泰平の江戸幕府ができるまで、
それを実際に着工した人たちの姿をそれぞれ主人公を変えて
5章で
河川
貨幣
飲み水
石垣
天守閣
をテーマに描いている。
実際の地名がガンガンでてきて
関東住みとしては、リアルに地図を想像できて
おもしろすぎた。
関東がこうやってできたんだ、
という感動がある。
誰も住まない湿地帯で覆われた荒れた土地を
今や高層ビルが建つ国際都市にまでしたのは、
秀吉の押し付けを「おもろいかも」と受け入れた徳川家康と
骨身を惜しんで働いてくれた市井の人々のがんばりがあったからだな。
エネルギー類、ネットもないなか、想像を絶する仕事だったと思う。
会社が虎ノ門で皇居を見下ろす位置に会社があり、
窓から、お堀周辺をめちゃくちゃ見ちゃった。
今度は実際見に行ってみよう。ごへいが、切り出した石の石垣。
ネットで調べたら、
本を読んで同じように思った人が
お堀の石垣を写真をブログにあげていた。
わかるよ。行っちゃうよね。
あと。
家康って、周知の事実かと思うけれど
能力化け物というか
武将の能力以外にも、いろんなものが備わっていたに違いない、と改めて感服する。
おそらく自分の利益だけを考えていたら、
ここまでにはならなかったはずで、
運の良さもあっただろうけれど、
未来をも見通すスーパー人間だったんだな。
世界(日本)を平和にする!俺の手で、っていうのを実現した。
今後こういう人が出てくることあるのかな。
自分のことで精いっぱいの私には、まったく想像できない。